雑記
ここ1年ぐらい、急速に興味のある音楽が増え過ぎて、我ながら脳内カオス状態になりつつある。
元々音楽は聴いてたが、長年amazarashiとフジファブリックとBUMP OF CHICKENを、その時々の感情によって聴きたいものを、何度も同じ曲を噛み締めながら聴くようなスタイルがメインだった。
基本スタンスは変わらないものの、最近は聴きたいものが増え過ぎて、結果的につまみ食いのようになりつつある。
視野が広がると思う部分もある反面、時に、向き合い方が中途半端過ぎてそれぞれのアーティストに対して失礼なのではないかなどという勝手な懸念を抱きつつある。
他方、いろんなものに興味を持って触れていくのは、楽しくもあるが、エネルギーが要るものだなというのもつくづく感じている。
様々なアーティストに触れるようになったのは確実に小林私の影響が大きい。
彼の弾き語りやらTwitterやら配信やら対バンやらを通して、キタニタツヤ、笹川真生、レトロリロン、Dannie May、CRYAMYを知った。
最近だとブランデー戦記、サバシスター、徳永由希など。
それ以外だと、フジファブリック経由で知ったCody・Lee(李)、Cody経由で知ったKhaki、Twitterで知ったcolormal辺りか。
それぞれ活動形態も方向性も異なるのだが、共通して歌詞の言葉遣いに心惹かれるものがあり、まんまとハマっていった。
どうにも自分は、言葉に切実で誠実な感情ないし思考が宿っているもの、そこに音圧と声量だけではない圧倒的なエネルギーを感じるものが好みのようだ。
手放しに明るい歌よりは、どう足掻いても隠しきれない根暗さや仄暗さ、あるいは真剣さや深刻さ、そうした人間性や思考性が滲み出ているもの。
あるいは四季や誰かの感情や時事に繊細に反応するような、感受性の強さが滲み出ているもの。
あるいはリリックないし演奏がとても精巧に組み立てられた、どうしたらそんなものが思いつくのだろうというような、時に仄かな狂気すら感じられるもの。
そういったものが好みのようだ。
他方、歌詞に惹かれて好きになる音楽が多い割に、感想を述べるにしても何にしても、自らの表現はあまりに稚拙に感じられて時に嫌気すら差す。
インプットに対してアウトプットの質が乏し過ぎるだろと、自罰的にキレそうになる。
単にアウトプットの経験が少な過ぎるからなのだろうが。
故に、絵を描いて音楽も作り、聴き、アニメや漫画、読書もし、エッセイなども書く小林私のエネルギーは半端ないなと思う。
圧倒的なインプット量とアウトプット量があるなと感じられる。
配信か何かで、新しいものに飛びつく筋力は鍛えないと衰えるといった主旨のことを言っていた記憶があるが、本当にそうだなと感じている。
加えて、単に平常時が社畜過ぎるため、体力を蝕まれているのもある。
脳内カオスな原因として思い出したが、これらに加えて、もののけさんという脅威的に良い声で面白く変な人の沼にハマってしまったのもある。なんなんだあの人。1人の配信とか怖いぐらいずっとボケ倒してるし。ヒス構文応用の時とかもはや聞いてて怖かったもんな。
二階堂さんという、こちらも声が良い上に声が似すぎていて、ボキャブラリーのレベルももののけさんに近そうな、こちらもとんでも凄腕なツッコミが加わるとまた最強だし。
超絶社畜しながら少ない自分時間で浴びるほど音楽聴いて、時にもののけさんに笑わされてるの、我ながら訳わかんないな。
まぁ、漠然と人類ごといっそ滅亡しないかなみたいな淡い破滅願望をうっすら何処かに抱えて生きてるような人間だから、供給過多で楽しみがあり過ぎるぐらいが死なずに済んで丁度良いのかもしれないな。
おわり
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