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またスルメみたいなバンドを見つけてしまった


スルメ。

それは、噛めば噛むほど味が出る。

噛み始めるとだんだんクセになって、やめられなくなってしまう。


私にとってのそんな「スルメ」バンドとの出会いは、フジファブリックが最初だった。

しかしこの度、
フジファブリック以来の衝撃を受けるバンドを見つけてしまった。


Cody・Lee(李)


それが、彼らのバンド名。

不思議な名前だな、という印象。
どういうネーミングなのか未だによく分かっていない(小声)。


ボーカルの高橋響さんは、フジファブリックに憧れてミュージシャンを志したようだ。

そしてこの度、フジファブリックと同じSONYからデビューすることが決まり、更にフェスでフジファブリックと対バンすることが決まったらしい。

それだけで既に興味がありすぎた。

高橋さんのツイートを見ると、フジファブリックへの愛とリスペクトが端々に感じられた。

あまりに気になったので、曲を聴いてみることにした。

つい3週間前に公開されていたこの曲。

フジファブリックが好きだという前情報の影響もあるが、正直、あらゆる箇所に、フジファブリックの、特に志村正彦さんの影響や面影を感じずにはいられなかった。

ボーカル高橋さんのおかっぱ頭。

無表情な感じで、少し頭を動かしながら歌う感じ。

歌詞の端々に不意に出てくる、ですます調。

叙情的で、それでいて遊び心も感じるような歌詞。

フジファブリックへのリスペクトを感じつつ、それでいてオリジナルなものであった。

まだ数回しか聞いていないが、気づいたら脳内を曲が駆け巡るようになっていた。

これについては、もはや格好が完全に、
フジファブリックのアルバム CHRONICLEの志村さんだと思った。

冒頭のサウンド感も、上記アルバム内のListen to the musicを彷彿とさせた。



そして極め付けはこれ。

冒頭のキャッチーなギターにまずやられてしまった。そして銅鑼。

この、どこか変態チックな感じ。

フジファブリックの、銀河を聴いた時のことを思い出した。

叙情的な歌詞が見事だと思っていたら、何だこの振れ幅⁉︎という感じ。

中間のギターソロもキャッチーで、フジファブリック〜って感じだった(語彙力)。


いろんな曲を聴いてみたが、端々にフジファブリックへのリスペクトを感じながらも、オリジナルな唯一無二のものが展開されていて、とにかく魅力的であった。

気づいたら、世田谷代田と我愛你を毎日聴かないと気が済まなくなっていた。

もはやスルメ中毒。

なんなら仕事中も脳内で流れ出す。恐ろしい。

こんなことはフジファブリックに出会った時以来だ。

そんな訳で最近は、毎日Cody・Lee(李)を聴いてます。

Cody・Lee(李)とフジファブリックの対バン、是非お目にかかりたいものだなぁ。

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