3Dデータを楽しむサイトの紹介
弊社オフィシャルサイトの記事を再編集しました。
3Dプリンターの普及などによりなじみが増してきた3Dデータ。
近年、世界中の博物館や科学館が、その分野に関する3Dデータを公開する動きが広がっています。この記事では、データ公開サイト《20年4月版》を厳選してご紹介します。公開されているのは、これまで図鑑や雑誌、テレビの映像でしか見ることができなかったものばかりです。3Dデータですので、さまざまな方向から眺めることができます。そこには、思いもよらない発見が待っている事でしょう。
3Dプリントデータの共有サイト
Ultimaker Thingiverse
世界最大の3Dプリント向けデータプラットフォーム。3Dプリント愛好家達がつくりあげたさまざまなデータが共有される。身の回りを便利にする物、3Dプリントして楽しむ物、学びの中で活用できる物など、多岐にわたる。
データは、クリエイティブコモンズライセンスの基で公開されており、ダウンロードしたデータは、クリエイティブコモンズライセンスに則って活用する事ができる。2018年には3億ダウンロードを達成した。
スミソニアン博物館
アメリカ有数の科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関の複合体であるスミソニアン博物館が提供する「Smithsonian Open Access」
同館のさまざまなデジタルコレクションにアクセスすることができる。
サイト内での3Dビューの他、こちらも、クリエイティブコモンズライセンスで公開されており、3Dデータのダウンロードと利用ができる。
NASA 3D Resources
アメリカ航空宇宙局NASAのサイトでは、宇宙科学や宇宙開発に関する3Dデータが公開されている。
大英博物館
イギリス・ロンドンにある大英博物館のデジタルコレクションに収蔵されている3Dデータにアクセスすることができる。
メトロポリタン美術館
アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館。
収蔵品の中から75点が、Thingiverseで公開されている。
国立科学博物館 Yoshimoto 3D
同博物館地球館展示室「大地を駆ける生命」に並ぶ剥製「ヨシモトコレクション」
その剥製を3Dデータで閲覧することができる。高解像度データは、3DデータプラットフォームSketchfabで提供される。
国土地理院
国土地理院が公開する地図から、地形の立体データを取得することができる。
3Dデータの閲覧をする方法
Macでの閲覧方法
3Dデータをダウンロード→ファイルを選択した状態でスペースキー(プレビュー表示)
マウス左ボタンを押しながらマウスを動かすことで、モデルを回転
ピンチイン、ピンチアウトまたはマウスホイールで拡大・縮小
Windowsでの閲覧方法
デフォルトアプリケーション[3Dビューアー]で閲覧
マウス左ボタンを押しながらマウスを動かすことで、モデルを回転
マウス右ボタンを押しながらマウスを動かすことで、視点変更
マウスホイールを回すことで拡大・縮小
ウェブブラウザでの閲覧方法
ファブラボ神田錦町オリジナルの[WEB3Dビューアー]で閲覧することができます。手元のコンピューターに3DCADなどがなくても、WEBブラウザがあればデータを閲覧することができます。
下の画像リンクから、ページにジャンプ
画面下側の「UPLOAD」を選択し、.stl形式の3Dデータを選択
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