航行灯

今日は夕方6時30分くらいまで残業。その一時間くらい前はブラインドの隙間から西日が強く入ってきていたのに、わずか一時間経過しただけで一気に暗くなっていくから、それはそれでそれだなと思いました。
そんな、外の様子を一瞬確認して退勤し、いつものように地下鉄に乗って自宅最寄り駅で降りました。地上に出ると空はより一層暗くなっており、幹線道路を走るクルマは、当然、ライトをつけて走っています。

すると突然、上空を「ビィィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」と、ジェットエンジンとは違う音が降り注いできました。その音が聞こえた方向を見上げると、小型機が飛んでいる様子が見えました。夜だから機種は分からないものの、その音からHACのATR42だろうと思ったし、北東の方向に向かっているので、丘珠空港へ向かう定期便だろうと推測しました。
夜だから航空会社や機種がわからない一方で、夜だからわかったことがあります。それが

翼端のランプの色

です。
皆さんも夜間時間帯に飛行機に乗ると、翼の先端部分で赤や緑色のランプが常に点滅しているのを目にしたことがあると思います。あれ、正式には『航行灯』というそうで、飛行機の進行方向を示すために左右で色が違うのだそうです。この『航行灯』の色、左側は赤色で、右側は緑色と決まっています。なお、自分もそれ以上は詳しく知らないので、もし気になったら各自でお調べください。
ということで、飛行機に乗ったときに左側に座れば赤色、右側に座れば緑色のランプが点滅している様子を見ることはできます。その一方で、機内から両方のランプを同時に見ることはまず無理ですよね。でも、今回、地上から見上げたら、飛行高度が低かったためか

赤と緑のランプを同時に見ることができました。

たったこれだけですが、空港の近くでもないのに翼端のランプを左右同時に見ることができたのは、新鮮であるとともに、レアな体験をしたような感じもしました。ただ、写真にとれなかったのは残念です。
それで、帰宅してレーダーサイトで調べてみたら、推測どおりに丘珠空港へ着陸態勢に入ろうとする定期便が通過したことがわかり、機種もATR42で大当たりでした。また、高度も700mくらいだから、やっぱり着陸態勢に入っている途中でした。

Flightradar24より

残業したのが逆にグッドタイミングになったようで、少しだけ報われた気持ちになりました。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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