ラッキーライラック

というのがあるのをご存知でしょうか? これのことです。

今日は『さっぽろライラックまつりin川下公園』に行ってきました。植物には疎い自分ですが、これも勉強であるしネタ作りのためもあります。なにより、ライラックは札幌市の木となっているので、それなりにうんちくを溜めておきたいというのもあります。なので、公園を管理している職員が無料でガイドするツアーに参加して、ライラックのことを教えてもらいました。

札幌に住んでいれば、あるいは札幌を訪れたことがあるなら、大通公園などでライラックを何度も見ているので「知っているよ」という感じになります。ところが、ライラックは人の手によって世界各地で新種が作られていて、おおよそ200種類もあるのだとか。だから、ライラックと一口にいっても色だけでなく、花びらが小さい・大きい、花びらが開いている・そっている、といった違いもあると説明してくれました。ただ、共通しているのは花びらが4枚ということで、5枚あるライラックは四つ葉のクローバーと同じく「ラッキーライラック」と称して、見たら幸せになれるといわれているのでした。見つけた自分は幸せになれる・・・と思いたいです。

ほか、日本では珍しいライラックも植えられていました。
カナダで作られた『センセーション』という品種。紫色に白色の縁取りがされています。

『オーレア』は黄色だから、それを意味する言葉がそのまま名付けられた品種。

これらが植えられているのが“ライラックの森”という場所です。隣接する小高い丘から見下ろすことができます。ガーデニングに興味があればなおさらですが、興味がなくても白・紫・薄紫など色とりどりのライラックが植えられているので、それはそれで楽しくなるはずです。

それから、ガイドの職員が「大変貴重だ」というライラックにも案内してくれました。

日本最古のライラック。江戸時代に函館に植えられたもの。
函館在住の個人がライラックの株を所有していたのですが、貴重なものなのに所有するのは限界だということで譲渡を受け、培養したうえで函館と札幌で保存することになったのだそう。今年はまだ植えたばかりで苗木の状態ですが、この状態にするのに5年はかかったのだとか。ガイドの職員は「来年以降、また大きくなることを期待してほしい」と話していました。
そうなったら、来年また行かざるを得なくなったじゃないの(笑)。そしてまた「ラッキーライラック」を探すんだもん!

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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