騙しの手法
朝、パソコンのアドレスに届いたメールをいつものよう確認していたら「おや?」と思ったメールがありました。
迷惑メールフォルダではなく通常の受信トレイフォルダに、差出人で『楽天助成金』というメールなのです。通販で有名な会社の名前を語っていますが、助成金を出している話は聞きません。その時点で「ははーん、迷惑メールだな」と感づいた自分は、逆にどんな内容なのか気になりました。
・差出アドレスが乱数になっている
・本文にあるアドレスも乱数になっている
・下に『ろまたへへ』という意味不明な文字がある
見れば見るほどツッコミどころ満載で、“迷惑メールです”といっているようなものです。
その一方で、受け取った人を騙そうとする手口も垣間見えて、ちょっとだけ怖いと思った部分もありました。たぶん、お気づきだと思いますが・・・
『楽夫』
自分は23インチの大きな画面でメールを見たからすぐに気づきましたが、もし、スマホなどの小さな画面でこのメールを見たら、どうでしょう? 画面に合わせて文字も小さくなるから、夫ではなくて『天』に見えるんじゃないですか? だから、人によっては
“楽天からのメールだ”と思ってしまうかもしれません。
よくよく見れば明らかに違うけれど、パッと見た感じではそう思わせない。
有名企業の漢字を似た違う字に変えて送ってくる手法は、迷惑メールの騙しの手口として過去に何度か見た記憶がありますが、今回の『楽天』と思わせて『楽夫』というのは初めて見たので、よくもまあ新たな手法を思いつくものだと逆に感心しました。もちろん、このメールは迷惑メールとして報告しています。
それはさておき、迷惑メールとは別角度で思ったこと。
『楽夫』→楽な夫
夫がラクできるんだもの、いい響きだなあ(笑)。自分もそうなりたい。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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