パブロフの犬

毎月10日前後に献血していることにしているので、今月は今日行ってきました。先月と今月は10日に近い日に行けましたが、来月はまたずれることになりそうです。また、今月は普段行っている献血ルームの予約が取れなかったため、違う献血ルームへ行ってきました。でもここは2月に採血に失敗しているのでちょっと忌まわしいものの、
https://note.com/f_yoshihiro/n/n04b537ff21cb
“同じことにはなるまい”と思って行ってきました。

さて、献血に行った人ならお分かりと思いますが、受付のときに首からぶら下げる呼び出し器を受け取りますよね。調べたら、大井電気の『ED-028』という型番の製品(気になったら検索してみてください)で、これがディスプレイにも、ランプにも、メロディにも、バイブでも、呼び出していることを知らせてくれます。それはそれで便利な装置なのですが、みな、同じものを渡されるから、メロディが聞こえると「あ、ひょっとして?」とつい反応してしまいます。そして土曜午前だからそれなりに混んでいて、広い待合室も問診や採血の順番待ちで空席が少ないくらいでした。
そうなると・・・

メロディが鳴った。→手元の呼び出し器を見る。→違った。→近くの人が奥へ入っていった。
数分後、またメロディが鳴った。→手元の呼び出し器を見る。→違った。→近くの人が奥へ入っていった。
となるわけ。

待合室のマガジンラックから新聞や雑誌を手に取って読んでいても、呼び出しメロディが聞こえるたびにビクッと反応して、首からぶら下げた呼び出し器を確認し、自分のが鳴っていないことを目で見て、苦笑いしてまた新聞や雑誌を読む、の繰り返し。自分の呼び出し器が鳴るまで15分くらいありましたが、その間に6回くらいメロディが聞こえたので、都度、同じ反応をしてしまいました。

我ながら「パブロフの犬の如し」と思いましたけどね。

なお、呼び出し器で呼ばれたあとは順調で、医師の問診はすぐに終わり、血液検査では看護師さんが両方の腕を確認して「今回も右腕で採血します」と即決し、採血は普段針を刺している場所よりほんの少し上の場所に針を刺して、今回は無事に採血できました。
同じことが繰り返されず、ホッとしています。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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