「あたりまえを疑え。」の感想文

最近半年ぐらい、voicyにハマっているのですが、そこで出会った澤円さんの
「あたりまえを疑え」を読ませてもらいました。
voicyがなかったら、澤さんの存在を知らないままだったので、本当にvoicyに感謝です。

まず澤さんがプレゼンテーションを武器にしていることもこの本を読むまで知らなかった私…
それよりもプレゼンテーションを専門にする仕事があるなんて…そんなことも知らない社会人だったんだなあとも気付かされました…。


まあそれはさておき…
本の内容への感想です。


私が最近よく思うことが冒頭に書かれていて嬉しかったです。
「出社時間を守っても利益がない」

これ本当そうだなと思います。この本が「あたりまえを疑え」ということなので、「出社時間を守るのが常識」「フルタイムって基本8時17時だよね」ということが当たり前になっていることに気付かされますが、どうして誰も疑問に思わないんだろうと私も常々思っていました。
自分の仕事が完璧にできるのであれば、どの時間でもいいし、仕事のパフォーマンスによって給料が決まるべきであって、働いている時間で決まるべきではないよなと思います。

そして本にも書かれていましたが、そうやって本当に効率的に仕事を進めていくチームを作るには、それぞれの能力をしっかり見極めて、適材適所の配置をしていくことも考える必要があると思います。

実は私もそんな働き方がしたくて、今転職を考えているのですが、私には澤さんのようなスキルはない!というのが現実。
でも「誰にでも絶対に負けないものはあるはず!」ということを書かれています。
まずは、どんな小さなことでも私が少し得意だと思うこと、好きで極めたいなと思うことを見つけたいと思います。
そして見つけたら、それを放っておいては成長しないので、やはり日々ブラッシュアップさせられるよう努力は大切ということもちゃんと覚えておこうと思います。

そのためにはまずアウトプットが大切!
澤さんだけじゃなく、多くの著名人の方が言われいることですが、それがやってみるとなかなか続かなかったりして、難しい…
ですが、今年は私も本の感想文からでもこうやってアウトプットしてみようと思っています。
そして継続が大切ということですので、今年は絶対継続する!とより決意を固めることができました。


またプレゼンのスキルについても書かれていてとても参考になります。
「何を話したいか」ではなく「聞き手が聞いて喜ぶことは何か」を考えることが大切だということ。
究極は「聞き手が聞いてハッピーになることは何か」を考えて話せば聞き手の心を掴むことができるということでした。

私は人前で話すことは苦手ですが、以前澤さんがvoicyで「人間は人前で話すというスキルは元々持っていない」「得意な人は経験や練習で得意になっている」というようなお話をされていて、その話にもとてもホッとさせてもらったのですが、
この本を読んで、私は「話が下手だと思われたくないな」「緊張している自分を見られたくないな」など考えてばかりで、聞き手の気持ちをしっかり考えていなかったなと猛省しました。

最後に「世の中は絶対に変わる」ということもわかりやすい表現で書かれています。

だから今日までの当たり前や常識は通じない。未来に向けて考えていくことが大切だなと思いました。
いつからか当たり前から抜け出せず「どうせ無理」という思考から抜け出せなくなってしまっている私たち大人が
「どうしたらできるんだろう?」と一歩踏み出せるように。
自分の思い、信念を貫けるよう私も生きていこうと前向きな気持ちにさせてもらいました。

他にもマネジメントの話であったり、見せ方話や食事の話であったりとなるほど!と思わされることばかりで、あっという間に読み終えてしまいました。

これからも澤さんのvoicy聴かせてもらいながら、私も一歩踏み出します!

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