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新しい相棒、ボントレガーのヘルメット

新しいヘルメットの話。
先日、落車で身代わりとなってくれた、ヘルメットのOGK君があの世に旅立ってしまったため、代わりに新しい相棒がやってきました。
姓はボントレガー、名はスターボス。(Bontrager Starvos)
先日のお花見サイクリングに連れていきました。

本当はヘルメットの事を改めて書くつもりはなかったんですが、どうしても良さを伝えたくて書いてしまいました(笑)。

このスターボス君、見た目、地味です。
流線形のラインが入っていたり、派手なカラーリングは一切ありません。
凝った作りは全くなく、街中で見かけても全然目立たない、普通の青年です。

ところが、です。
この青年、誰よりも緻密です。計算され尽くされています。
ひとたび有事になれば、彼ほど頼りになる者はいません。
彼は垂直方向だけでなく、回転方向にも目を配っています。
まずは衝撃を柔らかく受け止め、そして自らが潰れ、最後は衝撃をいなして私を守ってくれます。
ボントレガー家にいた頃、生体力学エンジニアと整形外科医からWaveCelという学問を学び、アメリカ国立衛生研究所からも支援を得た、優秀な青年なんです。
このWaveCelというテクノロジー、ボントレガー家だけが持つ、最先端の技術です。

普通、そんな優秀な青年は尖っていて人に合わせる事はできません。
現に長男のXXX君も優秀ですが、お高くとまっていて人の好き嫌いがあります。
次男のスペクター君は欧米に目を向けていて私達には目もくれません。

でも三男のスターボス君は違います。
性格も形も丸くなり、どんな人にも優しく、しっかりと包み込んでくれます。
私も最初は少々心配をしていましたが、ジャストフィット。
文句のつけようがありません。

OGK君も日本人なら嫌いな人はいないのでは、と思うくらい、フィーリングの合う男ですが、スターボス君も負けていません。というか、彼は最高でした。
今回のサイクリングでよく分かりました。

一体何が言いたいのかって?

このボントレガー スターボスというヘルメット、最高の安全性能だけでなく最高の被り心地を持つヘルメットだった、という話です。

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