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十代の頃からアラカンの今に至るまで続いている趣味・小説創作。noteでエンターテインメント公務員小説「やくみん!お役所民族誌」執筆を開始したのを機に、そのドラフトやアイディアメモ…
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#日記

0148:やくみん覚え書き/長編構想の手順

0148:やくみん覚え書き/長編構想の手順

 やくみんの中核アイティアAを着想したのは十年余り前だ。当初はストレートに書きたいものを中心に考えていた。もうひとつの中核アイディアBの着想は五年余り前、こちらはAとは別の物語として、これもストレートに考えていた。しかしどちらも実際に手を動かして書き出すには至らなかった。構想はもっぱら脳内で、時折ふっと蘇っては沈みを繰り返していた。

 ある時、何の拍子か、Bを外枠としてAを入れ子にする事を思いつ

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0139:やくみん覚え書き/文筆の道

0139:やくみん覚え書き/文筆の道

 退職後は家業第一、司法書士試験第二のつもりでいる。第二と競り合う第三が文筆の道だ。

 知人に地元大手を早期に退職して文筆・講演の道に転身、見事成功している人がいる。また別の知人は、自分の起こした企業を部下に託して退職し、これも文筆・講演で引く手あまたの状況にある。二人とも自分の専門分野があり、その分野での発言が役所を含む大手から引き合いがあるわけだ。

 私に専門分野はあるか。複数ある。それは

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0131:やくみん覚え書き/脳内状況

 司法書士試験の勉強が一ヶ月以上止まっている。やはり私はちまちまと努力することが苦手なタイプだ。やるときにばんがんどっかーん、と進めるタイプ。今は波が来ていない。いーんだ。別に焦らない。

 一方、脳内限りだが波が来てるのは、「やくみん」構想だ。我が役所を舞台にした小説、最初の着想はもう十年以上前になる。その時点では、そこが中心モチーフだった。後に別の所属の仕事にハマり、そこを舞台にする小説を構想

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0127:やくみん覚え書き/暗黒啓蒙問題

 年度末で退職したら、4月からnoteで小説を書こうと思っている。略称「やくみん」、正式タイトル(かな漢字6文字9音と短いけど絶対誰も当てられないだろう)や概要は、4月1日まで伏せておく。役所を舞台にした物語であることは間違いないが、十年前に着想した時(シリアスなサスペンス)とはかなり違うものに変わってきた。ちなみに現時点ではまだ一行も書いていない。脳内にあるだけだ。2月に構想を整理し、3月に第一

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