【ネタバレメモ】ミリアニ第1幕について【重箱の隅寄り】
この夏、ミリオンライブが熱い!!!!!!!!!!!!!
ということで、いよいよアイドルマスター ミリオンライブ! のTVアニメに先立ち、劇場での先行上映が始まりましたね。
私は同じものを繰り返し見るのが苦手なんですよねー。というか映画を長時間じっと見てるのが苦手ですそもそも。だからまあ、特典狙いで2回くらい見れればいいかな~って思ってました。
で、第1幕は9/2時点で4回見ました。
なんでや。
とまあ、それくらい私にとって衝撃的な作品であり、そして心の底から好きな作品となりました。
さすがに笑って泣いて色々考えたりしたので、箇条書きの感想として残しておこうと思います。数回見た上で出てくる感想なので、メインストリームではなく細かい話になります。予めご了承ください。メインストリームの感想がほしい?TLにいっぱい転がってるでしょ。そっち読んだ方がいいよ。
言うまでもないですが、
ミリオンライブ第1幕のネタバレを多分に含むので
閲覧の際はご注意下さい!
(クッション有)
第1話
【メモ】
(開演前)
・ウーバーイーツのCM、めっちゃ美味しそうに飯食うやん。腹へった。
・美咲ちゃんが「恥ずかしがらずに拍手しましょう」って言ってんだから応援上映に来てるぽまえら恥ずかしがるなよ。いやまあ2・3週目だと応援上映しか無い映画館とかあったのはあまりよろしくないと思うけど……
・「上映会」って体なのがいいよね。投票系イベのプロローグコミュみたい
・「私の夢 春日未来」作文風で、実際部室で何かを書いてたり、ティザーMVでもそういうシーンあったよね。そこまで作文という形式にフォーカスされてなかったけど、あれ後半の伏線なのかな。
・やきう(ソフト)よく分からないのであれが犠牲フライだと気づいたのは後日だった
・脱皮したあとの蛹が透けてるのいいね
・弓道で的当ててるのさすがに春日未来運動神経良すぎでは??
・500mlパックのミルクティーストローで飲んでる未来、『中学生』って感じで最高
・春日家、核家族3人暮らし(不詳)で3階建てなの!?!?!?!?!?!?贅沢か?
・同じカットなのに「手前の未来→奥の母」にフォーカスが移ることで場面転換を省エネ化しててすごい
・未来のLINEアイコンがリボンなの、マジでリボン(髪留め?)好きじゃん
・"TOUR SPRING SPECIAL"、これ2/3MASTER SPECIAL SPRINGじゃん(戯言)
・未来んちのウォールポケットのパンダかわいいね
・リボンを選ぶ未来の「どーれーにーしーよーうーかーな、これ」の「これ」がそこまで抑揚付いてないのが独り言っぽくて最高にかわいい
・765ライブの物販に"神のライブ"である9thライブツアー"WE ARE M@STERPIECE"があるの、"神"
・A-3列 44番
・席間違いに気づいたときの口歪めた静香、しずかわいい
・未来がぐいぐい話してるときの静香、引きっぱなしで草
・幼少期からアイドルに憧れてたのに、14歳にしてアイドル『初現地』の最上静香さん、何年この機会を待ってたんですか
・「1度見たらきっと、私は――」憧れてしまう?アイドル、諦められなくなっちゃう?もう夢への1歩を限りなく踏み出しかけたたんだね。
・周りがペンラを降り出しても微動だにしない静香、未来と併せて周囲との対比になっててよい
・春香がToP!!!!!!!!!!!!!のBメロで千早と目を合わせるのいいよね
・まさか公開前のMVの「がんばれー!」「ちょ、まだ早い……」がToP!!!!!!!!!!!!!の伏線だったとはな……この春香Pの目(節穴)をしても気づかなかった
・ところでToP!(ryってCメロに「永遠なんてないから限られた時間本気出せ」とかいう””””本質””””歌詞があるんですけど、静香さんどんな気持ちで聴いてましたか……?
・ライブ後に顔を紅潮させて歩くみらしずな〜
・静香、未来のトートより小さくて良さげなカバン使ってるのがそこはかとなく出自を表してる
・柔らかな春の風が吹く公園、静香がToP!(ryの続きを歌い出すと少し風が吹き始める→物語が動き始めている
・花びらを掴む静香→Catch my dreamってコト!?(?)
・未来のアイドルへの誘いに対して「簡単に言わないで」と言ってるときの公園は無風。物語が停滞している。
・「アイドルになるのが、私の夢」→「1番の、夢。絶対に、叶えたい」ここで僅かにふたたび風が吹き始める。未来の「私の、憧れ!」で桜吹雪が吹いて、春日未来が物語を劇的に動かしたことが伝わってくる
・チラシの件といい、未来って周りのことよく観察してるよね
・ジャングルジムの上で手を開く静香の手のひらには桜の花びら。やっぱり桜が夢の暗示……ってそれCatch my dreamってコト!!!!????!!??!?!?
・オーディション申し込み画面、明るい未来の部屋から暗い最上家の廊下にシームレスに移る対比がたまらん
【総評】
初めて1話を見たとき、「このアニメは演出重視の舞台のような作品なんだろうなあ」と感じました。特にそう感じた理由は恐らく上記で触れたライブ後の公園における”風”の演出でしょう。
何回か見る中で気付いたこととして、未来と静香がアイドルに近づこうとしているときには公園に風が吹いて花びら(ひとつひとつが夢の暗示?)が舞っており、逆に静香がアイドルに対して躊躇しているときはピタっと無風になっています。たぶん、見る人がこのことに気づかなくとも、その演出が画面の印象を操り、ふたりのやり取りへの没入感を高めているのだと思います。
このようにわかりやすいものから私がまだ気づいていないものまで、恐らくこの作品には(ミリアニに限らずあらゆる芸術作品に当てはまりますが)大小様々な演出が散りばめられていることでしょう。私は昔から”演出で人をアっと言わせる作品”が好きだったので、1話の時点で「ミリアニ、好きな作品かもしれない……」と期待値MAXになっていました。そして、その期待は2話で確信への変わるのでした……。
第2話
・この世界の池袋のデパートはSOIVE
・未来とP、「ぶつかる(1話)→ぶつかって手を取る(2話前半)→ぶつかる前に肩をつかむ(2話後半)」の演出、徐々に未来と765プロの歯車が噛み合っていくことの暗示だと思った
・なんだかんだあなたその赤色に白水玉のリボンがお気に入りなのね
・Q.かーわー? A.いい
・周りしか見てない伊吹翼、キミの主体性は?余りにもわかりやすくそれが提示されてるため、今後大きな問題に発展する種になると思われる
・休憩時刻12:40
・動画を見て上手くいってないと嘆く未来に対し、柔らかな表情で「すごく楽しそうに踊ってたけどね 」→羨ましいのかな。
・父がアイドルを目指す娘を気遣ってクソデカ弁当を持たせてくれる未来、その後の静香を見ると、セリフは無くとも静香の父がどんなことを言ったのか(応援はしてくれていない)推察できるよね
・美咲ちゃ「わはー!」かわいい
・美咲ちゃ「すご↑ぉい」かわいい
・同接7826人の杏奈ナニモンだよ
・シューマイ三姉妹が出てくるシーン、BGMが途切れずシームレスに中華風になるのすごい
・可奈のLINEアカウント名「可奈〜♪」なのかよかわいいかよ
・百合子とやよいがあずさ指導のもと踊ってる恋ダンスみたいなやつ、あれ何だっけ?アイマス曲の振り付けであった気がする
・最後の合わせ 17:05 随分長い時間お疲れ様でした ここの静香のやり切った〜みたいな顔つきいいね
・未来が「夕日が綺麗だから明日もうまくいく!」と(特に根拠の無いことを)言ってるときの静香の柔らかい表情。お前どれだけ未来に救われてるんだ。
・桃子が「なんでこんなことまで……」みたいな事を言った後にすかさず琴葉が気遣ったり、それを桃子が「大丈夫」と断ったりすることで、桃子が本当に嫌な子ではないことを最初から示していると思った。本当に嫌な子なら周囲は気遣ってくれないし、仕事をすぐに押し付けると思う。
・オーディション前に早坂に撮られた写真の静香、ものすごく微妙な顔してて、これオデ後の写真との対比だよね
・どの応援上映でも早坂への罵声がいちばん声出てました。もうちょっとこう、ないのか優しさは
・面接前後の静香、顔のアップで表情をパキッと変えることで時間変化と面接の経緯が伝わるのすごい
・翼がデートを匂わせたあとのみらしずの顔好き。未来も恋バナとかするのかな……するよな……そうだよな……(親目線)
・動画見ただけでダンスを完コピする翼、コミカライズ『relations』の序盤で天才性が描かれていた美希を思い出した
・翼「きゅ〜け〜↑えい」めちゃくちゃ休憩したがってて好き
・オーディション会場のステージにたった瞬間、静香だけが照明の眩しさに目がくらんでるのリアル。未来と翼ははしゃいでるので、静香だけ重圧に押しつぶされそうなのがわかる。ちなみにステージ照明は実際とっても熱くて眩しいので普通はああなると思う。
・Rat A Tat!!!Bメロで静香がミスしたあとの未来・翼の目配せ、よくよく考えると未来だって自分のオーディションの最中なのに、それ以上に静香の心配をしている。面接の挨拶の態度もそうだけど、良くも悪くも、未来はオーディションを受けているという自覚がない?
・未来と翼が静香の背中を押した瞬間の無音演出が本当に素晴らしい。ここが注目すべき場面だってわかるし、静香が少しづつ世界に音を取り戻す様が追体験できるし、あの一瞬の演出効果は計り知れない。
・「私は私でしかない」は震えた声で。これはポジティブにもネガティブにもとれる不思議な歌詞。しかし「可能性でしかない」の「ない」で静香の歌い方が明らかに変わる。この瞬間Rat A Tat!!!に命が吹き込まれた。
・静香が高らかに「希望」と叫ぶところで一気に会場を引きで映すことで、会場いっぱいいっぱいに静香の声が反響しているのが伝わってくる。
・イントロの「きら『めく』世界」に対して、落ちサビラストの「きら『めけ』世界」、この命令形のパワー。2話ではこの瞬間オーディションのステージが765プロのビジョンを示すステージへと変わる。歌詞が言霊というパワーをもっている。歌詞の通りに世界が変わるという言霊!
・春香スタンディングオベーションしてるのかわいいね
・合格を言い渡したあとのPのセリフのうしろでずっと泣いてる最上静香ちゃん、愛しい
・Pの「765プロの未来を見せてもらった」、これ『ハルカナミライ』のリリイベでぴょんが間奏で言ってた「765プロの未来はここにある」のオマージュだったりするのかな
【総評】
みんな大好き第2話。かくいう私も2話の演出のすばらしさや静香に対する愛おしさが抜けきらないままここ数週間生きています。M@STERPIECEでイベランしてて後半ずっと「ミリアニ見たい……」「Rat A Tat!!!がデカすぎる……」と言ってたのですが、大体この話のせいです。
静香が自分の歌を取り戻すところの演出のすばらしさは筆舌に尽くしがたいです。どんだけ文字で魅力を伝えようとしても、声と音と映像と物語が織りなす芸術の前には無力です。元々私は静香のことが好き寄りだったのですが、今年来たLegend Girls!!のイベントコミュやAct-2のSING MY SONG、そしてミリアニを経てめちゃめちゃのくちゃくちゃに静香が大好きになってしまいました。この子、愛しい――支えたい――傍にいたい――時間が足りない会えない君感じたい――
この話では未来の明るさや言葉、行動に救われる静香が目立ちますよね。それと同時に、未来にとっての静香ってすごく大きな存在なんだろうなあ……と思わざるを得ません。未来にとっての静香は1話でずっと見つからなかった「いちばんの夢」を気づかせてくれた存在であり、同じ夢を目指す友達になりました。1話のソフト部員との会話の中で「夢」という言葉が出たときに少したじろいでいた未来を見た後だと、静香はとても大事な友達になったんだろうなあと想像できます。しかも静香の歌声に未来は魅了され、「本当のアイドルみたい」「私がもうファンだよ」を評しているわけです。未来は静香と出会わなかったらアイドルを自分自身が志していないかもしれませんし、未来の”未来”に鮮やかな色を塗ったのは間違いなく静香です。そう考えるとこの物語において未来と静香が互いに絶対に欠けてはならない存在になってて、感情がさらにデカくなります。
ミリアニ、未来と静香が奇跡的なタイミングで交差したミリオンライブの隠しルートみたいな話だと言っても過言ではない気がします。さすがに過言か?
第3話
・麻城建設さんありがとう
・ひとりアラレちゃん走りしてっちゃう未来かわいいね
・ロコの「へあ~」かわいい
・美希がすぐに合流しないと聞いたときの翼のガッカリ顔がガチすぎて最初笑っちゃったけど、たぶん現時点で主体性が薄い翼にとっては大事なことだったんだ
・ロマンスグレーパイセン。ima先生ありがとう。
・茜ちゃんが手に持ってるステッカーをバっと1→3枚に広げるところちょっと好き
・3話の七尾百合子なんだよなあ。前半ではあえてパっとしない、けなげな描き方をしているように感じる。
・みらしずつば+百合子のレッスン後、まつりは一応百合子を休ませようとしてたね。トレーナーがノってきたら乗っかってたけど。
・あ~~~~~~~天海春香さんでかいリボン無くてもかわいいよ~~~~~~~~~~~~うわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~んほっぺたやわらかそうだね~~~~~~~~~~~もちもちもちもちもちもちもちもち
・春香の「きっと楽しくなるよ」の言い方が感情入ってて好き
・そういえばまつり達のレッスンを見守る翼、とても真剣な顔つきなんだよね。めんどくさいのは嫌といいつつ、周囲のことにはとても好奇心旺盛なのかもしれない。
・溶ける百合子
・「現場監督だよ」のP、漫才のツッコミみたいな手してて良い
・劇場の中に入ってるときに百合子だけ一歩引いてるの、良い。先輩として全体を見ようとしているようにも見えるし、前のめりでワックワクな未来たちと気持ちが完全にシンクロしていないからかもしれない。先輩風吹かそうとしたら高レベルなパフォーマンス見せつけられちゃったからね、まあ。
・大大大大大大大大大正義Legend Girls!!
・最初屋上にのぼって未来に映像がフォーカスしてるときにLegend Girls!!のインストが流れ始めるんだけど、そこではまだ軽い主旋律しか聞こえない。それが、バっと豊洲の夜景が映った瞬間に低音とかが加わって、景色の美しさ・壮大さを高めている。音と映像が融合した演出、さすが。
・百合子の台詞の締め「……忘れられない」が中途半端な言い切りになってて、言い方もちょっと恍惚としていて、ものすごく意識が惹き込まれる。Legend Girls!!の歌詞「忘れられないステージ」のオマージュという意味もあるのかもしれない。
・まつりが百合子を「素敵な先輩、なのです」と評しているけど、まさにそれが3話七尾百合子の設計なんだと思った。先輩とはただ技量を示す者ではなく、仲間の気持ちを導ける者である。そういう意味では、あの屋上では百合子が「リーダー」だったよね。
・未来、どの話でも先陣を切って走り出してる。たぶんそういう設計。
【総評】
ここからは登場人物もグっと増えて、ミリオンライブ感が増していきますね。Legend Girls!!や夜景を演出の軸にした屋上のシーン、百合子の前後半の対比、さすがの一言に尽きます。
3話のおかげで、ミリオンライブにおける765プロが「年齢や実力に基づく序列社会」ではなく「互いが互いにできることをやる対等なチーム」に近いことがわかり、見ているこちらの中で世界観が固まっていくのだと思います。1-2話は未来と静香にフォーカスされていましたが、世界観が765プロ全体に広がっていく流れが自然で舌を巻いた覚えがあります。
第4話
・美也の「はて~」で病気が治癒しました
・茜ちゃんが事務室から走り去ろうとしているシーン、後ろの廊下に「廊下は走らない」と貼ってあるのが芸細だなあと。走り去ることの危うさを予感させます。
・百合子が飲んでたジュース、パステルウォーター
・百合子たちに対して静香が「決まっていないことが多いからこそ準備は速い方がいい」と言ったとき、翼が怪訝な顔をしていたように思えます。静香がそういうことを言うのが意外だったのかもしれません。ビールケース持ってきた後に、静香の動機を尋ねて何かを考えているようでしたしね。あるいは、私はこの時点で翼が、原っぱライブがビジョン不在のまま動いてしまっていることを危惧していたのかもしれないと感じました。翼本人は自覚してないかもしれませんが。だから後半で未来に対して「言いたいことがあったら言った方が良い」と促したり、未来がそのビジョンを語り始めたときにマイクを入れたりしたのかな、なんて。
・両手で浮き輪を上げるロコ、かわいいね
・可憐の声がこれでもかというほど小さくて、今後どのように成長するのか楽しみでもあります。ここだと紗代子の熱血な一面が見えづらいのもまた面白い。
・「そっか~」と残念がる可奈の目、(≡A≡)こんな感じでかわいい
・可奈「ヴェ」
・歩のシャツに書いてあった「AHDG」、あれ絶対AC/DCだよね。メルカリにいっぱいシャツあるから君もすぐ歩になれるよ
・階段下で原っぱライブのことを立ち聞きした海美、顔のアップのまま会話シーンに移るのがいい。2話の静香の面接前後でも同じ手法使ってた
・エミリーが飲んでたお茶、健体美茶
・茜ちゃんねる、現在登録者14人。がんばれ。
・茜ちゃんが発注したグッズ見た瞬間の美咲ちゃん、髪ぶわって広がっててかわいい
・用意したビールケースの数、15×7=105個。3人で1つずつ運んで35往復。お疲れ様。
・ゲリラ豪雨の後、外にいた子みんな着替えたのにPはネクタイまで同じだったけど風邪ひくぞ
・2週間後の日曜日しか空いてないらしいけど、2週間で舞台を準備するのたしかにそりゃ大変だわ
・桃子の「なにこれ」「どうしてこうなっちゃうの」「せっかく……」で、意識だけ高い嫌な子なんじゃなくて、やっと仲よくなってきたのにどうしてまた自分だけ浮いちゃうんだろう……っていう焦りや癇癪が伝わってくる。言葉選びが絶妙だと思った。
・舞台裏の未来、静香、翼に画面が映る直前にマイクが一瞬チラと映るの、にくいね。小さな伏線を貼ることで、舞台装置としてのマイクへの注目度を上げてるのかな。
・瑞希が桃子にマジックを披露した後の、育たちとのやりとり。個人的には育が「私はライブやってみたい」と言った後、桃子がひとことでも台詞を発していたらもう少し桃子へのフォローになったのかな? なんて思うのですが……それはそれで演出意図が変わってしまうので、結果論に過ぎないかもしれません。
・前述しましたが、未来が原っぱライブの動機を語り始めたとき、翼がハっとしてマイクのスイッチを入れています。原っぱライブの問題点は課題が洗い出されていないことよりも、ビジョンがみんなで共有しきれていないことにあります。翼は無意識かもしれませんが、最初からそのことに気づいていたのかもしれません。翼の天才性が、自分の技量だけでなく、周囲の空気を動かすことに対しても発揮されているのだろうと思いました。思えばオーディションでも未来と目配せしただけで静香を復活させる共犯者になっていますからね。
・未来の「叶えるために、ここにいる」で紗代子と可憐がハっとしていたのがよかったです。2人は「今はしっかりレッスンに打ち込みたい派」でしたが、彼女らはレッスンをするためにアイドルになるわけではありません。アイドルになるための手段のひとつがレッスンなのです。未来の一言で、手段と目的の整理ができたのだと思います。
・自分が一番にやりたいことを見つけられなかった1話の未来が、ここではPに「未来がやりたいことを見つけてくれて嬉しかった」と言われています。アイドルという憧れと出会って、失敗も挟みつつ未来はちゃんと成長しているんですね。
・撫でられ涙目未来ちゃんかわいいね。恋した。
・再び集まったとき、最初よりみんなが散らばってないのいいね。
・改めて原っぱライブの意志を問うたあと、いちばんに「やりたいです!」と言ったのが可奈なの、とても可奈らしい。
【総評】
私はおそらく共感性が高すぎて、このようなトラブル回を見るのが本当に苦手なのですが……後味が悪くないので、なんとか毎回グっとこらえて見られています笑
桃子へのフォローについては割とみなさん気にされていななあという印象です。桃子のこと大事ですからね、わかります。色々前述したとおり、個人的にはほぼ十分なフォローがなされていたと感じています。桃子が本当に嫌な子ではなくて、自分の振る舞いのせいで孤立することに怯えているのが伝わってくるからです。まあ私は元々桃子のことを知っているため色眼鏡がかかっているかもしれませんが……。もっとも、今後の話の中でもっと根本的なフォローストーリーが入る気はします。
また、イマイチ主体性に欠けているような演出がされている翼ですが、4話に至るまでファインプレーを連発しています。翼の完璧なところに注目を集めさせて、今後根本的な問題をぶつけていく……のだと思います。楽しみです。
終わりに:M@STERPIECEからのエール
元々余談の寄せ集めみたいなブログなのに、最後にガチ余談です。
ミリシタ内ではM@STERPIECEのトレジャーイベントが行われ、大変な賑わい(主にボーダー)を見せていました。皆様大変お疲れ様でした。
私はというと、「個人57位」「ラウンジ5位」という成績を収めることができ、全く余裕が無い厳しい戦いではありましたが満足のいく結果となりました。「春香色のステージ」メンバーの皆様、イベランを支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
M@STERPIECEは765プロの集大成みたいな扱いをされている曲であり、そのような楽曲を春香上位イベントとして走ることができ、また好成績を収めることができたのは大変光栄なことです。
しかし、M@STERPIECEは「新しい幕を開けよう」と高らかに歌う曲です。実際このイベントはANIM@TION STAGEの「プロローグ編」という扱いでした。このイベントの盛り上がりは過去から今へのエールだと思って頂き、未来のイベントではもっともっと盛り上がってほしい! と切に願っております。私はさすがにちょっと休ませて……本当にトレジャーのTPR大変なんだから……
それでは、今日はこのへんで。なぜならこれから5回目を見に行くからです。金ねンだわ。