見出し画像

スマホ版から「ポケモンユナイト」を始める人に向けたポケモン図鑑

記事をご覧いただきありがとうございます。eスポーツキャスターの水上です。2月程前からエオス島に住んでいます。

スマートフォン版の「ポケモンユナイト」リリースが明日になりました。
恐らくこのタイミングでユナイトを触り始める人は結構いるんじゃないかと思っています。いてほしい。
9/21日現在、ポケモンユナイトには23体のバトルポケモンが参戦しています。
勿論ポケモンはわざを使うのですが、わざは結構複雑な効果のものや中にはゲーム内で確認できない効果を持っているものもあり、イチから確認していくのは結構大変なんじゃないかなと思いました。
なのでこの記事内で全ポケモンの性能や使い方を簡単にまとめて紹介できればと思っています。
一応スイッチ版リリースしてほぼ毎日プレイしてきたので、それなりに理解度はある…はず。

今回の前提として

・ポケモンの強弱(所謂キャラランク的なもの)ではなく、あくまでそのポケモンの出来る事を話す
・今日ここで紹介するポケモンの性能は、明日、ひいては今後のアップデートでウソになる可能性がある

があります。
上に関して、もうスイッチではリリースから2ヶ月経っているのでこのポケモンは強い/弱いみたいな評価がある程度は固まりつつあります。
とはいえプレイ初日からそんな事気にしても僕はしょうがないと思っているので、極力フラットに「性能」をお伝えしたいと思います。ヤバすぎるものはヤバすぎるって言うかもしれません。

下に関して、ポケモンユナイトはこれまでも何度かアップデートが入ってポケモンの性能に調整が行われてきました。
明日、ひいては今後もアップデートは予定されており、バランス調整のもとこの記事の内容とは違った性能のポケモンになる可能性があります。なんなら明日次第で本当に無価値な文になるかもしれないので参考までに。

それでは、よろしくお願いします。

アタック型


アタック_8.1.1

ピカチュウ
進化の無い遠距離アタッカーです。基本的に進化しない/1進化のポケモンは序盤が強く、2進化を要求されるポケモンは中盤~終盤にかけて強くなるようにデザインされています。

LV1から覚える「エレキネット」は相手を移動不能にする事が可能で、序盤から一方的にダメージを与える事が出来ます。
Lv4で覚える「エレキボール」は単体の攻撃わざとして優秀で、発動さえすれば(無敵になるわざなどを使われない限り)相手を自動追尾し必ず命中してくれます。選択となる「かみなり」は広範囲に継続してダメージを与える範囲攻撃で、こちらも当てやすいわざです。

もう片方のわざも広範囲の相手を短時間行動不能にする「10まんボルト」と射程内の相手単体に自動で突撃し、攻撃中行動不能にする「ボルテッカー」になっており、総じて「わざを当てるためにエイムを合わせる」という動作がいらないポケモンになっています。ゲームに慣れてないうちでもボタンを押すだけでわざを当てられるので、初心者にも優しいポケモンです。

弱点としては逃げに使えるような移動わざを持たず耐久力も低いため、孤立してしまうとすぐに倒されてしまう事です。射程はかなり長いので、慣れたら近づきすぎないように戦えると理想です。

アローラキュウコン
1進化のサポート性能を兼ね備えたアタッカーです。
初期わざの「こなゆき」「こごえるかぜ」はどちらも範囲攻撃・それなりの威力・相手の移動速度ダウンと優秀な効果を持ち合わせています。
更にレベル4の段階で進化することが出来るため、序盤における上下ルートでの戦いでは野生ポケモンの取り合い・相手との殴り合いどちらでも高い水準で活躍する事が出来ます。

育つことで覚える攻撃わざは相手の動きを止める「マジカルシャイン」相手を大きく下がらせる「ふぶき」相手が通れない壁を作り出す「ゆきなだれ」があり、何かしら攻撃と妨害を同時にこなせるようになっています。
唯一の非攻撃わざ「オーロラベール」も優秀で、範囲内にいる味方の受けるダメージを減らしつつ自分の通常攻撃が全て強化攻撃になります。
なのでオーロラベールの中で通常攻撃を繰り返すだけでも高いダメージを出す事が可能です。

サポート性能が高く継続してダメージを出す事が出来ますが瞬間火力が乏しく、お互いのユナイトわざが飛び交うような激しい戦闘ではダメージを出し切る前に倒されてしまう場合があります。

ウッウ
無進化組。レベル1から使える「うずしお」が高い継続ダメージを与える事が出来て、ダメージ感覚に慣れてしまえば野生ポケモンを倒す力は序盤トップクラスです。遠くから相手が削っているタブンネやエイパムにうずしおを放り投げるだけでも倒せる可能性はかなり高く、上手くいけばどんどん相手の経験値を横取りしていく事が出来ます。

育つと「なみのり」「ぼうふう」という高いダメージを出せる上に相手を行動不能にするわざを覚え、わざを順番に使うだけでも活躍が見込めるポケモンです。
ぼうふうと選択になる「エアスラッシュ」も優秀で、瞬間火力こそ劣りますが後ろに移動するため逃げ・攻めにも使え、上手く当てると再発動までの待ち時間が短縮するためかなりの回転率でわざが使用できます。HPを回復することも出来るため、慣れればテクニカルな戦い方が出来るようになります。

ユナイトわざも相手へ自動で攻撃し続けてくれるので、とりあえず範囲だけ覚えれば使うだけで戦いに貢献できます。使用中は移動する事が出来なくなるので、終了までは飲み物が飲めます。

通常攻撃の火力が極端に低く、わざを外してしまうと再発動まではほぼダメージを出せなくなってしまいます。

エースバーン
2進化の遠隔アタッカーです。わざ習得がレベル7/レベル8と遅いものの、エースバーンへの進化タイミングは7レベルと速いです。
通常攻撃の速度が速く、「2回わざを空振りして強化攻撃を保存しておける」特性のもうかにより「わざを使うと次の通常攻撃が強化攻撃になる」「わざ・通常攻撃を複数回相手に当てると追加ダメージ」等、通常攻撃に関する効果が非常に多いです。
わざの待ち時間に頼らず高いダメージを出し続ける事ができ、カジリガメやロトムなど重要な野生ポケモンの削りも速く、育てればどんな場面でも火力を出せるポケモンです。

攻撃わざの一つ「ブレイズキック」は相手を追尾する必中わざで、攻撃を当てる事に関してエイムを必要としないところは優しいポケモンです。
狙われてしまうと脆いですが、「フェイント」という一瞬無敵になれるわざを使えるため、上手く使用すれば生存率を高める事も可能です。

単体へ攻撃し続けるという特性上集団戦では相手の体力や構成を見て狙うべき相手を見定める必要があり、立ち位置を間違えると「フェイント」を使えてもそのまま倒されてしまうなど、操作難度は高いもののやり込むほどにバリューを発揮できるようになるポケモンです。

ゲッコウガ
エースバーンと同じくLv7でゲッコウガに進化する2進化のアタッカーです。
レベル7で覚える攻撃わざはどちらも優秀で、ダメージを与えるとHPを回復し、相手をKOするとすぐに再発動できる「なみのり」と手裏剣を連続で投げつけ、当たった分自分のHPを回復して移動速度を上げる「みずしゅりけん」が使えます。なみのりは削れた相手が複数いる場合は次々と相手を倒していく事が出来、チームのエースになれるポケモンです。
それぞれ強い技ですが、なみのりはKO出来る体力ラインの見極めが、みずしゅりけんは全段無いし出来るだけ多くヒットさせるためのエイムが求められる等、少し慣れが必要です。

レベル5でおぼえる技はどちらも移動技で、複数の分身を作り出す「かげぶんしん」と相手の視界を遮り、自分もステルス状態で身を隠せる「えんまく」が使えます。やばいと思った時にとりあえず使えば逃げ切れる可能性は高いです。

通常攻撃の速度・火力も高く、攻撃性能が非常に高いポケモンです。
その分レベル7になるまではまともな攻撃わざが「あわ」しか無く、それまでは戦闘でも活躍しづらい点があります。

フシギバナ
2進化の遠隔アタッカーです。フシギバナへの進化レベルは9とエースバーン・ゲッコウガより少し遅くなっています。
近距離攻撃わざの「はなびらのまい」と遠距離攻撃わざの「ソーラービーム」が選択となっていて、覚えるわざで得意距離が変わるポケモンです。
「ソーラービーム」はゲーム中に存在するわざでも屈指の射程と火力を誇り、誰の手も届かないところから一方的に攻撃する事が可能です。
範囲にいる相手の移動速度ととくぼうを下げる「ヘドロばくだん」とセットで使われる事が多いです。

「はなびらのまい」は当てるともう片方のわざの待ち時間が減るという特性があり、こちらはヒットさせる事で体力回復+防御力上昇の「ギガドレイン」と合わせて使われるパターンがあります。

強化攻撃のダメージが高く、初期わざの「はっぱカッター」も高火力な事から、2進化組の中では比較的序盤から相手と戦っていけるところも強いポケモンです。

火力を出せるわざが方向指定のものが多いため、最初はわざを当てる事が難しい側面があります。エイムに自信のあるプレイヤーが使うと非常に強力なポケモンです。

サーナイト
2進化ポケモンです。サーナイトへの進化がレベル10、わざを覚えるのもレベル6/レベル8とアタック型の中でも強さを発揮できるタイミングが一番遅いです。
6レベルで覚える「サイコショック」「みらいよち」はどちらも高いダメージを誇りかつヒットさせるとわざの待ち時間が短くなる性質を持つため、上手く使えば遠距離から一方的に、かなりの回転率でダメージを出せます。
みらいよちは12レベルになるとヒット時即再発動可能となり、当てさえすれば一生撃ち続ける事が出来るようになります。

ユナイトわざ「フェアリーヴォイド」も優秀で、範囲に捉えた相手を行動停止に出来るため、味方と攻撃を合わせれば何もさせずに倒す事が出来ます。

弱点はレベル1-5のラルトスでいる時間が非常に弱い事で、相手次第では序盤上手く野生ポケモンを取られてしまい、なかなか育てないケースが存在します。
また、ユナイトわざも妨害無効効果をもつわざやもちもので対策可能で、相手に対策されていると思った以上にバリューが発揮できない点があります。

サポート型

サポート_5.4.1

ワタシラガ
味方の支援・回復が行えるサポートのお手本になるポケモンです。
最初から味方の体力を回復できる「こうごうせい」が使え、安定して戦っていけます。
レベル6の「コットンガード」は範囲内の味方全員にシールドを付与する事ができ、範囲も広いため味方と離れすぎないようにしながらコットンガードを使うだけで良いので、プレイに慣れていなくても低カロリーでサポートが可能です。
攻撃わざも味方の移動力を上げて追撃・逃げのサポートが出来る「グラスミキサー」味方に当てると体力を回復する「かふんだんご」と何かしらのサポート性能を持ちます。

ユナイトわざ「わたげのまい」も範囲内の味方は回復、相手にはダメージを与えるため集団での戦いを非常に有利に運ぶことが出来ます。
地味に通常攻撃もそれなりに強いため、暇なときは通常攻撃を連打していると思ったより火力で貢献出来たりもします。

1人で動いている時は上記のサポート性能が発揮できないため、味方と一緒に動くのがオススメです。

プクリン
ピンクのカビゴンです。
スイッチ版がリリースして最初のバランス調整でぼうぎょ・とくぼうの数値が2倍以上に跳ね上がり、数値面でもディフェンス型と言って差し支えない耐久力を持っています。
サポートとしては相手の妨害に特化していて、レベル4で覚える「うたう」は相手を眠らせ行動不能にし、かつぼうぎょととくぼうを低下させます。
攻める時も勿論強いし、逃げる際も耐久を活かして味方の前に出て、相手を眠らせる事で安全に逃げ切るといった事が行えます。
選択になる「ころがる」も当たると相手を行動不能にし、壁にぶつかると跳ね返る性質があるため、上手く位置を調整すれば相手に転がり続ける事が可能な面白いわざになっています。現在も研究が進んでいて、評価されてきているわざです。

ユナイトわざ「スターリサイタル」は周りの味方全員にシールドと妨害無効を付与するため、味方が確実に動けるようになるため耐久面は勿論火力面でのサポートも兼ねれており、集団戦では非常に強い効果を発揮します。

バリヤード
壁を生成して相手を通れなくさせる・わざでノックバックさせて壁にぶつける事で相手を行動不能にするといった事が可能なサポートポケモンです。

上記の内容だと地味ですが、攻撃わざの「ねんりき」が非常に強力です。
「当てた相手を突き飛ばし、障害物にぶつける/もう片方の技「ガードスワップ」を当てた状態でねんりきをヒットさせる 」という条件を満たすと与えるダメージが跳ね上がり、アタッカーに並ぶほどのダメージを出す事が出来ます。ねんりきはレベル4で習得するため序盤から強気に仕掛けていく事が可能で、相手への攻撃は勿論誰も倒せない体力ラインからねんりき一発で野生ポケモンを倒す事が出来るため、相手の経験値を奪う動きも得意です。
選択となる「サイコキネシス」は「バリヤーの壁/ガードスワップ状態の相手/バリヤード自身」の3方向から攻撃判定が出て、複数個重ねると高いダメージと行動不能効果を与える事出来ます。

ユナイトわざの「Its ショータイム」は動き回りながら継続ダメージを与え、ダメージの度に相手を行動不能にする効果を持ち相手側の目線でとても厄介です。地味にユナイトわざの待ち時間が全ポケモン中トップクラスに短い所も強み。

わざを組み合わせてダメージを出すコンボ性の高いポケモンなため、どれかを外してしまうと極端にやる事が無くなってしまう点、ユナイトわざもダメージ自体はそこまで高くなく、あくまで味方との連携が必要なところ等が難しい点として挙げられます。

ハピナス
体力回復や味方へのバフが得意なサポートポケモンです。一時期とくぼうよりぼうぎょ数値が高く物議を醸しましたが、アップデートによりとくぼうの方が高くなりました。

自分と周りにいる味方の移動速度・通常攻撃速度をアップさせるバフ「てだすけ」が使いやすく、移動面や戦闘面はもちろん通常攻撃を強化することでカジリガメ・サンダーといった重要な野生ポケモンを倒す速度を飛躍的に上昇させる事が出来ます。
味方のポケモンを一体回復する「タマゴうみ」は一定時間使わないと連続使用回数をスタックする事が可能で、最大スタック時は3回連続で使用する事が出来ます。
選択となる「しんぴのまもり」は指定した味方と自身にシールド・妨害無効を付与します。

ユナイトわざ「ハピハピアシスト」は指定した味方1人のこうげき・とくこうを上昇させてシールドを与えるなど、回復と火力バフを兼用した動きが特徴のポケモンになっています。

味方1人を指定して発動するものが多く、敵味方が入り混じる中で回復やシールドを必要としている味方を見つけだす判断力が求められます。
また、選択していくわざによっては攻撃わざを習得しないケースがあるため、1人ではどうしてもダメージは出しづらい部分が難しい点として挙げられます。

バランス型

バランス_6.2.1

ルカリオ
全ステータスが高水準な近接アタッカーです。
序盤から移動を兼ねる「でんこうせっか」と相手を吹き飛ばす「コメットパンチ」という優秀なわざを持ち、ダメージも高いためかなり強気に戦っていけます。
メインの攻撃わざは「グロウパンチ」と「しんそく」から選択となり、グロウパンチは単体に高いダメージを与えるわざ。
しんそくは単体火力はグロウパンチに劣るものの、「ヒットさせるとHPを回復してしんそくの待ち時間が0になる。同じ相手に2度当てると待ち時間は減らないが、違う相手にヒットさせればまた続けて待ち時間が0になる」という性能で、慣れれば1人で複数を相手することも可能。どちらも突進わざなので逃げに使えるのも優秀です。

「ボーンラッシュ」は攻撃と同時にホネを飛ばす事で、一定時間再発動するとホネの位置にワープ可能という強力な移動わざになっています。これによって後ろにボーンラッシュ→グロウパンチを当てる→再発動ワープで逃げる といった独特な動きが可能となります。
また特性「ふくつのこころ」により体力が減ると自動でシールドが付与されかつ移動速度も上がるため、見た目以上に耐久性も高いです。

ふくつのこころによる耐久と豊富な移動技により、多少ムチャしても無事に帰ってこれるだけの性能を持ち、使いこなせばダメージも出し、ヘイトも稼ぎ、生還もするといった舞うような戦い方が可能です。
雑にグロウパンチを打つだけでも強いので、敷居が低くやりこみがいのある良いポケモンだと思います。

リザードン
2進化する近接型のアタッカーです。進化タイミングは9で射程も短めのため、どちらかといえば中央エリアに向かいたいポケモンだと思います。

育ててわざを覚えれば、相手を突き飛ばす「ほのおのパンチ」やシールドを自身に付与する「フレアドライブ」といった突進技と、広範囲に継続ダメージを与える「だいもんじ」使用時に移動速度を上げてくれる遠隔わざ「かえんほうしゃ」を選択でき、近距離と遠距離を使い分ける事が出来ます。

「相手がやけど状態の時は通常攻撃のダメージが増加する」性質があり、自力では「かえんほうしゃ」か「ほのおのパンチ」を当てた際にやけどを与える事ができるため、わざを使う順番は意識する必要があります。

リザードンの強力な点はユナイトわざ「アースクラッシャー」で、一定時間障害物無視で移動可能になりつつ、通常攻撃のダメージ増加+やけど付与で張り付いてダメージを出し続ける事が出来るようになります。
相手の柔らかいポケモンを狙えば確実に1人を倒す事が出来るわざで、どれだけ高頻度でユナイトわざを回せるか、がポイントのポケモンです。

カイリキー
2進化する近接アタッカーです。カイリキーへの進化タイミングは9と遅いものの、5レベルで習得できる「じごくぐるま」が強力です。
じごくぐるまは相手の妨害を無効にしつつ移動速度をあげ、キャッチした相手を反対側に叩きつけるというわざで、相手1人を確実に分断することが可能です。
分断した相手を味方全員で集中できれば倒し切るまでも容易で、このゲームに置いて重要な人数有利という状況を生み出しやすいポケモンと言えます。

移動速度が上がる性質上奇襲性能も高く、草むらなどに隠れたり、反対側のルートに急に登場し仕掛けていく動きが強力です。

ユナイトわざ「ごうけつラッシュ」は自分の全ステータスを上昇させる事で火力・耐久面ともに信頼出来るアタッカーとなれるし、フィニッシュわざは相手を大きく後ろに下げさせる事が可能で、強引にゴールを入れたいときやカジリガメ等から相手を離れさせたい時にも有効です。

じごくぐるまを使った戦法で有利を生み出すには味方の理解や連携が不可欠で、足回りが揃わないと自分が敵に囲まれて終わってしまうという点には注意が必要です。

ガブリアス
近接アタッカーかつ2進化のポケモンで、ガブリアスへの進化は10レベル、わざを覚えるタイミングも6/8と成長の遅いポケモンです。

わざは指定方向へ突撃する「ドラゴンダイブ」や地面に潜って隠れつつ攻撃できる「あなをほる」など移動を伴うものが多いほか、「じしん」などの範囲攻撃も持ち合わせており当てやすいわざが多いです。
5回目の通常攻撃が強化攻撃になり、ダメージ増加+HP回復が出来る他、強化攻撃命中後は通常攻撃がヒットする度攻撃速度が速くなる性質を持っていて、強化攻撃にたどり着ければ通常攻撃でもダメージを出していけます。
通常攻撃が強力という部分でカジリガメ等を倒すのも速いポケモンです。

ユナイトわざの「どはつてんラッシュ」は全段当たれば屈指の火力を出す強力な連続攻撃ですが、激しく移動するため当て切るのが難しい、終了後一瞬動けなくなってしまうといった弱点も抱えています。

成長速度が遅い分序盤につまずくと取り返すのが難しい、使いこなすには数が必要なポケモンです。ドラゴンタイプっぽい。

ディフェンス型

ディフェンス_6.3.1

カビゴン
スタンダードなディフェンス型のポケモンです。
無進化のため序盤から高いステータスを誇り、初期わざも高威力の「たいあたり」と回復可能な「ねむる」を持ち安定して戦えます。

指定先へジャンプし、ヒットした相手を高く浮かせる「ヘビーボンバー」が敵に闘いを仕掛ける際とても使いやすいです。
そこから一定時間自身にぶつかった相手を弾く「とおせんぼう」で相手を分断するか、相手を一定時間眠らせる「あくび」によって更に行動不能時間を延ばすかを選択したわざによって使い分ける事が出来、味方と攻撃を合わせる事で有利に戦いを運ぶことが出来ます。

とおせんぼうは相手を弾く事でゴールから追い出したり、ヘビーボンバーで後ろに回る事で相手を自陣側に引きずり込んだりと幅のある使い方が可能です。反面あくびは相手に与える行動不能時間が長く、戦闘に絞ればより有利に働きます。

弱点としてはわざを覚えるタイミングが6/8レベルと遅い事、10レベルで習得できるユナイトわざも、強力な回復効果はあるものの放置されやすく、回復しきる頃には味方が誰もいないといった状況がしばしば発生します。

ヤドラン
1進化の遠隔から攻撃できるディフェンス型ポケモンです。
行動不能にするわざを多く習得し、レベル4で覚える「なみのり」は相手を打ち上げ短時間行動不能にでき、もう片方のレベル6で習得できる「テレキネシス」やユナイトわざと組み合わせれば相手は一年間くらい動けなくなります。

なみのりの選択となる「ねっとう」は遠距離からダメージを与え、かつ相手をやけどに出来攻撃わざとして優秀です。テレキネシスの選択である「ドわすれ」は自分の耐久力を高める事が出来、壁役としての任務を遂行しやすくなります。
その分相手への妨害手段は薄くなってしまうので、自身のチーム構成と相談する必要が出て来ます。

ユナイトわざ「やぁん?キネシス」は相手を長時間拘束してダメージを与え続けるわざですが、(おそらく)このゲームで唯一の「妨害無効状態の相手にも有効な妨害わざ」です。
相手のエースとなっているポケモンを上手く捕まえる事が出来れば不利状況をひっくり返す事も現実的になり、逆転性を秘めているポケモンです。

イワパレス
ディフェンス型でありながら機動力に優れたポケモンです。

高い継続ダメージを与える「ステルスロック」により野生ポケモンを倒す速度が速く、自身の移動速度を底上げする「からをやぶる」を組み合わせる事で相手陣地に入り込み素早く野生ポケモンを奪って帰ってくるような、所謂「荒らし」プレイが得意なポケモンです。
それぞれの選択となるわざは、壁を作り相手を通れなくする「がんせきふうじ」と3連続で攻撃し、攻撃中相手を行動不能にする「シザークロス」ががあり、味方と一緒に戦っていくわざ選択も可能です。

特性「がんじょう」によりHPが減るたびにぼうぎょととくぼうが上がるので、ディフェンス型らしい耐久力も持ち合わせています。

弱点としては性質上一人で動き回る事が多く、理解を得られない場合やうまく成果を上げられないときにチームメンバーからも気まずい思いを感じる事が挙げられます。

カメックス
現時点の最新ポケモンで、恐らくは明日一番どうなっているか解らないポケモンです。
ゼニガメから5→9レベルでカメックスに進化し、わざが揃うのはレベル7から。相手をノックバックさせる事がとても得意なポケモンで、「ハイドロポンプ」や「なみのり」は非常に大きく相手を下がらせることが出来ます。上手く当てれば相手をゴールから押し出したり、一人を残して分断させたりと様々な面で有利な状況を作れます。

が、もう片方の選択わざである「こうそくスピン」と「しおふき」のコンボが非常に強力とされており、こうそくスピン中に「しおふき」ボタンを長押しで発動でき、凄まじいダメージの範囲攻撃を行う事が出来ます。
多少削れた相手やもともと柔らかいポケモンであれば、こうそくスピンしおふきであっという間に倒し切る事が出来ます。

また、ユナイトわざの「ハイドロタイフーン」も広範囲の相手に大ダメージを与え、かつ長時間相手を打ち上げて行動不能にする優秀なわざとなっており、カメックスに進化することが出来ればその試合の王様になれます。

弱点としては恐らくそう遠くないうち、明日にでも弱体化調整がされてもおかしくない部分が挙げられます。

スピード型

スピード_5.7.1

アブソル
無進化の近接アタッカーで、一瞬のチャンスで高い火力を出す奇襲が得意なポケモンです。

選択となる「つじぎり」「おいうち」がメイン火力として優秀で、つじぎりはヒットさせる事で派生わざに移行出来、瞬間に高いダメージを出す事が出来ます。
「おいうち」は相手へ飛びかかっていく攻撃ですが、相手の背中から当てる事でダメージ増加+わざがすぐ再発動出来るようになり、先手を取って有利に立てた時が非常に強力。発動時に一定距離を移動する他移動速度アップの効果もつくため、逃げわざとしても優秀です。
おいうちでの攻撃は通常攻撃扱いになるため、「わざを当てるとその後3回まで通常攻撃のダメージが増加する」という性能を持つ「サイコカッター」と組み合わせる事が強いです。

ユナイトわざ「ダークスラッシャー」素のダメージが高く、は発動中無敵になるため相手の攻めに対するカウンターとしても使えます。

弱点としては耐久力がかなり低く、レベル差がついたりディフェンス型のポケモンを攻撃してしまった事で仕留めきれなかった時に返り討ちにあいやすい事が挙げられます。
移動わざとして逃げにも使えるはずの「つじぎり」「おいうち」はメインの攻撃わざでもあるため、相手に仕掛けに行く時は片道切符になりやすいのも難しいポイントです。

ファイアロー
5→7と速いレベルで進化する近接アタッカーです。
1レベルから習得できる「アクロバット」も強く、序盤からダメージを出す事が出来ます。
レベル7で覚える「ブレイブバード」は非常に火力の高い突進技であり、ブレイブバード後に強化攻撃を使うともう片方のわざがすぐ使えるようになり、更に火力を出していく事が出来ます。そのかわり原作さながらに反動ダメージがあり本体の耐久も脆いため、倒し切る前に倒されてしまう事が多々あります。
選択わざである「そらをとぶ」は一定時間上空に浮かび上がり無敵になるほか、レベルが上がると命中時に相手を吹き飛ばしてくれるため、ブレイブバードよりはセーフに戦う事が出来ます。

レベル5では移動技の「ニトロチャージ」と次の通常攻撃を強化攻撃にする効果をもつ「つばめがえし」の選択になります。
上記したブレイブバードの効果と合わせて、【ブレイブバード→つばめがえし→強化攻撃→つばめがえり→強化攻撃】といったコンボが可能になります。
総じて「火力を優先するか、生存能力を優先するか」といったわざ選択が求められています。

ユナイトわざ「フレアスイーパー」は長射程を突進する上、当てた相手をそのまま射程限界まで運んでいく事ができ、発想次第でテクニカルな使い方も可能です。

ゲンガー
リリース初期に大暴れしたポケモンです。

レベル9でゲンガーに進化する2進化ポケモンで、レベル7で覚える「たたりめ」は「無敵状態で攻撃し、状態異常の相手にヒットさせるとすぐ再発動可能になる」わざで、片方に相手をどく状態に出来る「ヘドロばくだん」を覚えたためそれと合わせて一方的に相手を倒せる攻撃力が目立ったポケモンでした。
現在でもそのコンボは可能なものの、攻撃が外れたり、状態異常の相手を狙えずたたりめの再発動が止まってしまうともう殴られる事しか出来ないため、相応の技術が求められます。

もう片方のわざである「シャドーボール」は使いやすく回転率の良い遠距離攻撃になっており、たたりめの選択である「ゆめくい」は上手く当てればシャドーボールの待ち時間を0にする効果もあるため、【シャドーボール→ゆめくい→シャドーボール】といった戦い方も爆発力は欠けるものの安定して戦っていく事が出来ます。

ユナイトわざ「インビジブルショック」は移動速度を上げてステルス状態になり、再発動で攻撃するというもので、柔らかいポケモンや体力の減って後ろに下がっているポケモンを狙って倒し切る事が出来ます。

弱点としてはゲンガーに進化するまでは弱い事と、わざを組み合わせてコンボで戦うポケモンなので、ミスした瞬間にわざが再発動できるまでただの歯並びの良いお化けになってしまう事です。

ゼラオラ
スイッチ版の早期ダウンロード得点として配られたポケモンです。
恐らく今後アプリでも手に入れる機会が無い事は無いだろうと思っているので記載します。

無進化ポケモンなものの、わざを覚えるタイミングが6/8と遅い上、メインのダメージソースとなるわざが8レベル習得なので、どれだけ早く8レベルになるかが重要なポケモンです。

そこまで辿り着くことが出来れば広範囲に継続ダメージを与える「ほうでん」が強力で、集団戦闘において高い存在感を発揮出来ます。

レベル6時点では前方に移動し、移動中通常攻撃することで相手に突進して攻撃かつ3回まで追加発動が可能なダメージ重視の「スパーク」と、前方結構な距離を瞬間移動し、一定時間中は再発動で発動地点にワープできる機動力重視の「ボルトチェンジ」があります。

スパークでダメージを底上げするのも強力ですし、ボルトチェンジで敵陣後衛の低耐久ポケモンに突っ込む→ほうでんで範囲攻撃→すぐに再発動して帰還 といった具合で広範囲に遠距離アタッカーさながらの削りダメージを入れ続ける戦法を取る事も出来ます。

ユナイトわざ「疾風迅雷戟」も強力な範囲攻撃となっており、総じて集団戦闘でパワーを発揮するポケモンになっています。

終わりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
「ポケモンユナイト」は既に2ヶ月稼働しているゲームで、強い戦法であったりポケモンであったり、セオリーみたいなものがある程度確立されています。
ですがアプリ版から触る方にはぜひ、「9/22に出た新作」としてポケモンの使い方を考えたり、強い戦略や構成を考えたり、手探りで遊ぶ楽しさも味わってくれたら嬉しいなと思っています。
勿論、セオリーをしっかり学んで勝ちたい!って考えも凄く良い事だと思います。Youtubeとかには沢山戦略動画とかも出てるかと思いますので、学べる場所は沢山あるはず。

そして最後に、人によっては「使いたいポケモンがめちゃくちゃ弱いらしい」「でもどうしても使いたい」って方がいると思います。
言い切るんですけど、是非使ってください。どうせそのうち強くなります。
冒頭でも触れましたがユナイトはポケモンの性能にもちょくちょく調整が入っています。今弱いポケモンが今後強くなったり、その逆のケースなんて全然起こりえます。
現に僕が一番使いたかった「フシギバナ」は、リリース当初こそ最弱扱いされていましたが、2週間後には最強クラスのポケモンへと変貌を遂げていました。対戦ゲームってそんなもん。

この記事がアプリ版から始めるひとのポケモン選びの一助になり、いつか一緒に遊べたらとても嬉しいです。お友達募集しています。

僕はたまにこういうnoteを書いたり、ポケモンユナイトの大会を開催したりしています。

興味ある方はTwitterフォローを何卒何卒。

それでは次はエオス島でお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?