ボタニカルなデザインに隠れた昆虫を手のひらで発見!? 擬態昆虫ハンカチ【伊丹市昆虫館コラボレーション】
神の存在を信じたくなる!?自然に溶け込む擬態(ぎたい)の神秘に迫ったハンカチを作りたい!
こんにちはミュージアム部の内村です。今回は伊丹市昆虫館とコラボレーションして作った「ボタニカルアートな雰囲気を楽しむ擬態昆虫ハンカチ」をご紹介したいと思います。
説明がつかない昆虫の不思議なデザイン
みなさま「擬態(ぎたい)」という言葉を聞いたことはありますか。擬態とは、身を守るために自分の姿や様子をほかのものに似せることなのですが、昆虫にもこの擬態をする種がたくさんいます。
擬態力と言うのでしょうか、昆虫たちが、風景や生き物に溶け込んだり、成り切ったりする姿を目の当たりにすると、「一体、誰がこの色やデザインをしたのだろう」と、神様の存在すら信じてしまいたくなるほどです。
そんな不思議な擬態のデザインを、ふだん使いするアイテムの中に表現できたら……そんな想いで、擬態昆虫が隠れているおしゃれなボタニカルデザインのハンカチを作りました。
デザイン監修は伊丹市昆虫館
擬態昆虫をデザインするということは、その生態や生息環境も理解したうえでデザインしなければなりません。そこで、伊丹市昆虫館の監修のもと、何度も何度もデザインの修正を重ねました。
昆虫が擬態をするときにどういう行動をするのか。またどのような姿でどんな場所にいるのかなど監修をいただき、リアルな擬態のシーンを再現しました。
ランの花に擬態する「ハナカマキリ」
ひとつ目のデザインは「ハナカマキリ」です。この昆虫は熱帯アジアに生息するカマキリの一種。葉の上などでじっと待ち伏せして、花と勘違いして寄ってきたほかの昆虫を捕食します。
ピンク色のからだが美しいです。脚のデザインなどは花びらそっくりで驚きです。終齢幼虫(成虫や蛹になる直前の幼虫)のときの姿は動くランの花そのものです。
ハンカチの中に7匹隠れていますので、ぜひ探してみてくださいね。
まさに木葉隠れ!?「コノハムシ」
生い茂るグァバの葉の中に隠れているのは「コノハムシ」。熱帯アジアのジャングルに生息し、木の葉に似た姿をしています。
こちらがその姿。色、形、模様、質感だけでなく葉脈も完璧に似せています。
ハンカチには8匹のコノハムシがいます。色違いも探してみてください!
雑木林の擬態名人たち「ナナフシモドキ・ルリタテハ・トビモンオオエダシャク」
日本の昆虫も負けてはいません!「ナナフシモドキ」「ルリタテハ」「トビモンオオエダシャク」を日本の雑木林をイメージしてデザインしました。
こちらは「ナナフシモドキ」。一見枝っぽかったり、木の皮っぽかったりする擬態昆虫は、近所の雑木林で見つかるかも?
「ナナフシモドキ」「ルリタテハ」「トビモンオオエダシャク」がそれぞれ3匹ずつ隠れています。
裏面には昆虫図鑑風な情報タグが
登場する昆虫たちの情報を裏面右下のタグにプリント。ハンカチを見ながら、驚きと学びの会話が生まれます。
表面はプリント際限の高い布はく仕上げ、裏面は吸水性を考慮して綿100%パイル生地で実用性も〇です。
いかがでしたでしょうか。こちらの商品は伊丹市昆虫館のミュージアムショップとフェリシモwebサイトで購入いただけます。
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