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COLLABORATION news

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ミュージアムや企画展とのコラボレーション情報。 販売中の商品はこちら → https://www.felissimo.co.jp/museumbu/goods_mu/collab… もっと読む
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記事一覧

涙なくては語れない!雪舟の物語に想いを馳せる足袋風ソックス #雪舟の世界②

足もとのねずみにまつわる雪舟伝説。 こんにちは、ミュージアム部の内村です。今回ご紹介するのは水墨画の世界感をデザインに落とし込んだ靴下、「雪舟の物語に想いを馳せる水墨イメージソックス」です。 商品のご紹介とともに、雪舟をより魅力的に感じることができるエピソードのひとつ「涙のねずみ」のお話をご紹介します。 雪舟、涙のねずみ伝説雪舟は室町時代に活躍した水墨画家・禅僧です。応永27年(1420)に備中国赤浜(現在でいう岡山県総社市)に生まれました。雪舟は幼いころから絵を描くこ

雪舟が描く幽玄な世界を指先にまとうネイルシール #雪舟の世界①

水墨画に感じる幽玄の魅力をネイルシールに。 こんにちは、ミュージアム部の内村です。これまでさまざまなジャンルの世界をご紹介してきたミュージアム部ですが、今回は「水墨画の世界」に目を向けてみました。 日本人で有名な水墨画家のひとり「雪舟」。「画聖」と呼ばれ、のちの画家に多くの影響を与えました。どのような人物でどのような作品を残しているのか、ぜひ知っていただきたい。そこで、雪舟の人物に迫りつつ、彼が描く幽玄の世界を指先にまとうことができる「水墨画ジェル風ネイルシール」をご紹介

広告ポスターに意外な主人公を発見! #アドミュージアム東京コラボ ④

レトロモダンな雰囲気が素敵な、大正~昭和初期の広告ポスター。この魅力を、ミュージアム部的視点で暮らしの中で楽しめるグッズに展開しました! みなさまこんにちは、ミュージアム部 mitu.です。日本で唯一の広告ミュージアム・アドミュージアム東京とミュージアム部のコラボ企画第2弾。「大正から昭和初期の広告ポスター」から生まれたふたつめの企画「刺しゅうワッペン」をご紹介します。 なぜ「大正から昭和初期の広告ポスター」なのか? \&企画その1「ポケット付きタオルハンカチ」はこちら/

レトロモダンな広告ポスターに魅せられて #アドミュージアム東京コラボ ③

「広告」に秘められたミュージアム的魅力を、お届けするコラボ企画第2弾。今回もおしゃれで便利なアイテムが誕生しました。 こんにちは、ミュージアム部 mitu.です。私たちが暮らしのあちこちで見かける「広告」。何気なく目にふれているものですが、そこにはデザイン的&歴史的魅力があります。そんな広告の持つ魅力をお伝えするべく、日本で唯一の広告ミュージアム「アドミュージアム東京」と、私たち「ミュージアム部」がコラボしました! \「マッチラベル」「錦絵」に注目した第1弾/ 第2弾と

つられて眠くなってしまう!?葛飾北斎が描いた愛らしい「ふくろう」のポーチ #すみだ北斎美術館コラボ ①

ひと目見て魅了されてしまった「北斎のふくろう」をポーチとして立体化する話。 こんにちはミュージアム部の部長、内村です。みなさま「葛飾北斎」という人物はご存じでしょうか。 北斎は『冨嶽三十六景』などの風景版画・錦絵や『北斎漫画』などを描いた江戸時代を代表する浮世絵師の一人ですが、実は着物の柄や櫛・キセルの図案集なども手掛けていて、現代でいうところのテキスタイルデザイナーやプロダクトデザイナーに近い活動もしていました。 ミュージアム部はこの北斎の、マルチクリエイターな面にと

『北斎漫画』の世界を楽しむ!ダイカットステッカー #すみだ北斎美術館コラボ ④

北斎がスケッチした人々が、令和の暮らしの中で躍動! みなさまこんにちは。ミュージアム部のmitu.です。世界的に有名な浮世絵師として評価の高い葛飾北斎の生涯や作品を発信する「すみだ北斎美術館」とフェリシモ「ミュージアム部」のコラボ企画。今回は、あっちにもこっちにも! いろんな場所に貼りたくなる「北斎漫画ステッカー」をご紹介します。 北斎が残した絵の百科事典『北斎漫画』みなさまは葛飾北斎が残した絵手本『北斎漫画』をご存じでしょうか? 木版を使って印刷された「版本」。書道

北斎の図案をまとって。天才絵師が考案した小紋柄デザインの靴下 #すみだ北斎美術館コラボ ③

江戸時代の色彩と図案で、足もとに粋なアクセントを添えて♪ 鬼才・葛飾北斎が生み出した着物のための文様を、日常で楽しむための靴下。 みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、フェリシモ「ミュージアム部」プランナーのささのはです。 みなさまは「江戸時代を代表する偉大なアーティスト」と言われたら、誰を思い浮かべますか? 私が真っ先に思い浮かぶのは、天才浮世絵師・葛飾北斎です!とはいえ、美術史についてはまだまだ勉強中のプランナー。北斎が生み出した作品についても「あの天才的な、富士山

北斎が描く花が髪に咲く。天才絵師がデザインした図案から生まれたバレッタ #すみだ北斎美術館コラボ ②

鬼才・北斎のデザインで、令和の世の髪に彩りを! 葛飾北斎が生んだ櫛の意匠を、日常で楽しむための華やかなバレッタ。 みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、フェリシモ「ミュージアム部」プランナーのささのはです。 みなさまは、「江戸時代を代表する偉大なアーティスト」と聞いたら誰を思い浮かべますか? 「名所絵」の作者・歌川広重、「画鬼」とも評された河鍋暁斎、無惨絵でも名高い月岡芳年、「鶏の画家」とも呼ばれる伊藤若冲…… そして「冨嶽三十六景」を描いた絵師・葛飾北斎!!北斎と言え

天下の名香とよばれる宝物を抱きしめたい!蘭奢待クッション #2023正倉院展コラボ④

天下の名香とよばれた香木、それが「蘭奢待」。 こんにちは、ミュージアム部の内村です。今回もたくさん作った第75回正倉院展コラボレーショングッズ、オオトリの品はこちら! 蘭奢待クッションです! 蘭奢待とは?今回グッズにしようとした宝物は「蘭奢待」という巨大な香木(沈香)。長さ156.0cm、重さ11.6kgという大きな香木で、ベトナムからラオスにかけての山岳部でとれたと伝わっています。 実は正倉院宝物としての正式名称は「黄熟香」といい、「蘭奢待」とはいわゆる雅名(雅な呼び

唐から伝わった美しい空想の花文様をその手にまとう。唐花文ハンドウォーマー #2023正倉院展コラボ③

聖武天皇一周忌に、場を荘厳に飾った唐花文の美しさをその手に。 こんにちは、ミュージアム部の内村です。今回ご紹介する商品は、第75回正倉院展とコラボレーションして生まれた唐花文ハンドウォーマーです。モチーフとなった宝物についての解説と、商品化するにあたってのこだわり部分を紹介します。 多様な花文を表現した幡脚端飾モチーフとしたのがこの幡脚端飾とよばれる飾のひとつで、聖武天皇一周忌斎会のときに場を飾ったもの。正倉院には多数の分離残片が整理されており、錦は約50種類を数えるとの

悠久を生きる宝物と、同じ時を刻むためのバングルウォッチ #2023正倉院展コラボ ①

天平に生まれた宝物と、同じ時間を生きる。琥珀や螺鈿、玳瑁などが印象的な正倉院宝物にインスピレーションを受け作り上げた、華やかなバングルウォッチ。 みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部・プランナーのささのはです。 まず最初に大告知なのですが、我々「ミュージアム部」、今年開催される「第75回 正倉院展」とコラボレーションすることになりました!! 毎年秋に開催される正倉院展。昨年のコラボに引き続き、ご縁をいただけて大感謝です! 今回も部長の“内村”と一緒に素敵

指先に天平の輝きを宿す。虹色にきらめく宝物イメージネイルシール #2023正倉院展コラボ ②

本来は手に取ることができない貴重な宝物が、今、あなたの指先に……。螺鈿細工が美しい正倉院宝物に着想した「ジェル風ネイルシール」の第二弾。 みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部・プランナーのささのはです。 みなさまは「正倉院宝物」という言葉を聞いたことはありますか? 昨年ミュージアム部は「第74回正倉院展」と一緒に、「正倉院宝物」をテーマにした4つのコラボ商品を制作させていただきました! そして嬉しいことに、本年も「第75回正倉院展」とのコラボが決定!

神秘的で独創的な文様をまとう 縄文土器ソックス #十日町市博物館コラボ

心に秘めた縄文土器への愛をさりげなく足もとに…… みなさまこんにちは、ミュージアム部の内村です。縄文土器の神秘的で独創的な文様の魅力を多くの人に伝えたい! そんな想いで企画した縄文土器ソックスを紹介します。 神秘的で独創的な文様の魅力縄文土器と呼ばれている理由は必ずしも縄目模様が入っているからではないとこちらの記事で説明しました。 魅力的なデザインの文様がたくさんある「縄文土器」。その中でも、私がおすすめの文様をもつ土器から3種類のソックスをデザインしました。 Des

煮炊きしたスープを持ってランチへ!王冠型土器ランチバッグ #十日町市博物館コラボ

縄目の文様がインパクト大!縄文土器を持って今日も美味しくランチタイム。 みなさまこんにちは、ミュージアム部の内村です。日々のランチタイムにも縄文時代へ想いを馳せることができるグッズ、国宝王冠型土器ランチバッグを紹介します。 土器の使い方を学べるグッズを作りたい十日町市博物館さんとコラボレーション企画が始まる際、「原寸大の縄文土器グッズを作る」というのは、当初から実現したいことでしたが、それとは別にもうひとつチャレンジしたいことがありました。それが、本来の縄文土器の使い方を