#70 あとからわかることだってある
※音声版は以下からご視聴いただけます!
普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。
さて今日は、「あとからわかることだってある」というテーマでお届けしていきます。
◯なんとなくすごい人!
昨日はね、学生時代にお世話になった方というか、ずっとお世話になった方の知り合いの方なんですけど、その人と久しぶりにお話をさせていただくことがありました。
元博報堂でマーケティングをされていた方で、10年以上前から某市の顧問として、まちづくりとか政策に関わっていらっしゃる方です。
同時に、市職員を対象としたゼミなども開講されている方で、市の未来の画を描きつつ、未来を実現するための施策として、学習する市民、組織、地域づくりというボトムアップも手がけられてきた方です。
10年前といったら、当時自分は大学生です。ぎりぎりまだ小学校教員になることをあきらめていなかった時期ぐらいかもしれないです。
当時は、元博報堂といわれて、すげーー!って思ったぐらいのもので、マーケティングのマの字も知らなかったような状態で、政策?ボトムアップ?などなど、当時もいろいろ教えてくれていたはずではありますが、ほんとに何も覚えていないんですよね。笑
この10年で、最初の5年は自分が間違っているはずがない。という思い込みをもった大変痛いやつだったわけです。大学生と関わりつつ、事業をつくっていく仕事だったのですが、なかなか人がついてこなかったわけです。
○実は何もわかっていなかったことに気付く
コロナになって、いよいよ大学生も離れ始め、仕組みでなんとかなっていた集客もかなり落ち込んで、いよいよこっから再スタートってときに、何もなかったんですよね。自分の武器が何もなかったんです。
5年前からようやく自分で集客のことも育成のこととも向き合えるようになってきた、そんな感じです。5年間何をやっていたの?ってようやく気づいて、後半のこの5年でちょっと巻き返せたかなという感じです。
マーケティングも組織開発も学びつつ、実践しつつを続けてきました。
昨日は、「あのとき、ほんと何もわかってなかったです!」と正直に告白し、改めてどんなこと考えていたのかをお伺いすると、「は〜!」とか「へ〜!!」とか、開いた口が塞がらないというのはこのことで、挙げ句の果てには「すごいっすね」って。なんて中身のないレスポンスだ・・・と思いながら話をきかせていただきました。
10年前に、なんとなく「すごいな、この人!」と思った人は、ぜんぜん間違っていなくて、10年経ってやっと、考えていらっしゃることの一部がわかるようになった程度で、わかるようなった分、その差が大きく開いたような、そんな感覚になりました。
やっぱり学習する大人はとってもすてきで、自分もその姿勢を忘れずにいきたいと思わせてもらいましたし、人生って、あとになってわかることってあるよね。って改めて思います。
その時々の自分のレベルがあるわけなので、当然その時の自分には「まだわからない」部分があります。そういうことも、「いつかわかる日がくる」ということを改めて確認したので、目の前の「わからない」とか「できない」ことがあるなら、そっちの方向に舵をきって、「あ〜、なるほどな〜!!」という未来を迎えにいきたいなと思いました。
そんなわけで今日は、「あとからわかることだってある」というテーマでお届けしました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!
では、また次回お会いしましょう!
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!