#32 いい口ぐせがいい習慣をつくる
※音声版は以下からご視聴いただけます!
普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。
さて今日は、「いい口ぐせがいい習慣をつくる」というテーマで、お届けしていきます。
料理のお手伝いと称して、ことあるごとに「たべてみるわ」といって味見しようとする娘とのやりとりから気付いたお話です。
◯つくりおきと「お手伝い」
夫婦共働きの生活をしているため、週末に1週間分の買い物とつくりおきを準備するのが習慣になっています。なので、週末にまとめて調理をしています。
毎週末料理をしていると、「なにしてるの〜?」とニヤニヤしながら近づいてくる2歳娘。「これ洗ってるねん」「きゅうり切ってるよ」など応えると、「◯◯ちゃんも、しゅるわ」と言って、手伝ってくれます。
塩揉みしたきゅうりをしぼってくれたり、中華風に味付けしたナムルを和えたり、サラダスピナーで水切りしたり。
だいたいそのあと、「◯◯ちゃん、たべてみるわ」と言って、味見を要求されます。「いや、さいしょからそれ狙いやん〜」って突っ込みつつ、仕事柄、「◯◯してみるわ」という表現に弱いようです。笑
しかも1回のみならず、何度も言ってくるので、「食べたことあるけどな」みたいなものまで。笑
◯結局、口ぐせは一番自分がきいている
でも、そのやりとりの中で、口ぐせって大事だなーって改めて思いました。
いいな〜とか気になるな〜って思ったときに、「◯◯してみる」がすぐに頭に浮かぶってすごい。
僕たち大人も例外なく子どもでした。
子どもってやったことないことも「やってみる!」「やれそう!」のパワーってみんなもっています。
じゃなかったら、赤ちゃんは立ちあがろうなんて考えないはずなので。
謎の自信があって、「できそう!」って思っているから「やってみる!」につながるんだと思います。
でも、どこかでその自信は失っていく。
「あなたにはまだ早いよ」「あなたにはまだできないと思うよ」
心配する大人からの、一切悪気ない言葉によって、「きっと自分にはできなさそう」だから、「やめておく」になっていきます。
「◯◯してみるわ!」という、「いい口ぐせが、いい習慣を生み出している」のだと思います。
今のところ失わずにもってくれている口ぐせ。これからも持ち続けてくれるといいな〜と思います。
皆さんのどんな口ぐせが子どもに伝染していますか。
職場のメンバーがよく使う口ぐせは、どんなものがありますか?
「いい口ぐせがいい習慣をつくる」
今日は、そんなお話でした。
今日も最後まできいていただきありがとうございます。
ではまた、次回お会いしましょう!
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