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#37 ていねいなコミュニケーションが多様性を生かす

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。

さて今日は、「ていねいなコミュニケーションが多様性を生かす」というテーマで、お届けしていきます。
今日はユースセンターでのスタッフの役割をみていて感じたことからです。

◯新年度が始まって3ヶ月

新年度がはじまって3ヶ月が経過しました。
新しく中学生・高校生に進学した子たちや普段きている若者が友達を連れてくる。

なんてことも多くあって、新しい面々がセンターに顔を出してきます。

そんな若者たちに次々と声をかけて、コミュニケーションを図ろうとするスタッフは文句なしですごい。

その一方で、多いときは100人近い若者がいる場所で、若者のニーズに合わせていろんな用件に対応する「受付スタッフ」もこれまた重要な役割である。

サッカーでいうと、がんがん話しかけにいくのが「攻め」で、受付スタッフは「守り」みたいな感じ。

そこには役割もありつつ、それぞれのスタッフの得意不得意もある。

利用している中高生の中には、よくきてくれている「常連」にあたる子たちもいる。

なかなか新しい子たちとはコミュニケーションを自分からとるのは・・・となって、普段からよく話す子たちの相手をしているスタッフもいる。

○多様性は生かすも殺すもコミュニケーション

どの役割がいいとか大事とかって話ではなくて、どれも大切な役割であることは大前提にある。

その上で、それぞれの役割が何を意図するのかは知っていたほうがいいし、自分が担えない役割や貢献をしているスタッフへのリスペクトは欠かせない。

せっかくきてくれた新しい面々にはセンターやスタッフのことを知ってもらう努力は重要だし、受付スタッフがいないと場の秩序がなくなる。

よくきてくれる子たちの対応や想いも重要な視点。

多様性が増えると、お互いのことを「リスペクトするための情報」が不足する。

その情報不足は、コミュニケーションでしか解消できない。

「ていねいなコミュニケーションが多様性を生かす」

今日はそんなお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また次回お会いしましょう!

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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!