見出し画像

#38 頼もしい言葉を味方にする

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。

さて今日は、「頼もしい言葉を仲間にする」というテーマで、お届けしていきます。
先日、5歳息子がばっさり髪を切ったときの話です。


◯週末の夜の息子との会話

息子「ぼくあした、ほいくえんいきたくない」
私 「ふむふむ。何か心配なことあるの?」
息子「ちょっときんちょうする」
私 「髪の毛がけっこう短くなったから、みんなからどういう反応されるかわからなくて、それできんちょうするってことかな?」

コクリとうなずいた息子は心細そうな目をしていました。

◯不安とは裏腹に

「えー!いいやん〜!かっこいいねーー!!」

翌朝、最初に会った先生が声をかけてくれました。
親としては、「わかってる〜!!それそれ!」みたいなリアクションで、さすがすぎました。

その瞬間の表情は見えなかったけど、前を歩く足取りが急に軽くなった

「晴れたな、こいつ。」って思いました。
「人って単純でいいな〜」

その後も、変わるがわるでいろんな先生が「いいねー」って言ってくれる。

◯緊張はすることはこれからもある

これから先もきっと、「きんちょうしちゃう」場面はきっとくる。

「きんちょうしちゃう」ことは変えられなくても、「きんちょうしたけど大丈夫だった」は積み重ねられる。

そのときに言ってあげたい言葉がある。

「あのときも同じようにきんちょうしていたね」

そこには、見えない「(だから大丈夫だよ)」が隠れている。
その見えない言葉から「大丈夫かもな〜」っていう感覚を息子自身が見出せたら、そんなに頼もしいことはない。

いま、目の前を一生懸命に生きている息子は、大人の自分ほどまだ経験が少ない。本人が経験していないのに、僕が自分の経験から語っても、息子に届けることは難しい。

数少ない、けどたしかな息子自身の経験の中から、
「頼もしい言葉を仲間にする」
そんな経験を後押しできればいい。

今日は「頼もしい言葉を仲間にする」というテーマでした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また次回お会いしましょう!

stand.fmでも発信中です!👇


おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!