自信がないなら、そこにある不安から考えてみたらどうでしょう?
私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。
今日は大学生のボランティアと話をしていての気付きをシェアすることになりそうです。「自信がないなら、そこにある不安から考えてみたらどうでしょう?」というテーマです。もしよければ最後までお付き合いください。
年が明けて仕事がぼちぼち再開となってきましたので、学生たちとの1on1も再開となりました。
2023年の残りの3ヶ月ぐらいは1on1自体の頻度がかなり減って、その間に「何のためにやるのか?」とか、「何を提供できるのか?」あたりについて改めて言語化する時間の余裕をもらったので、目的や意義、できることなんかを確認しながら進めることができていて、自分的にもすっきりとスタートできています。
今日は、「周りの人が何を考えているか気になる」って話だったので、そこからいろいろときいていくことになりました。以下は要点を中心かつ私からの返答を多めに書いてます。
「なんで気になるのかな?ちがう訊き方すると、何が気になってるんだろう?」
”相手から自分がどう思われているかが気になるんですよね”
「相手から自分がどう思われているかが気になるんだね。でも、逆に全く気にしない人なんていなさそうだよね。」
「そうすると、もしかすると自分の頭の中の興味・関心の全体を100としたときに占める割合(シェア)がどれくらいあるかによるのかもしれないね。」
「必要以上に気にしている人は80とか90ぐらいあって、一方で10とか20ぐらいの人なんかもいるのかもしれないね。」
「ちなみに、それってどうなったら必要以上に気にならなくなるんだろうね?」
”そういうの気にしない人って、自信がある人なのかな〜って思いました。
だから、自信がもてるようになったら?ですかね。”
「なるほど、たしかにそうかもしれないね。」
「ただ、自分の感覚としては、『自信があるから』よりは、『不安が少ないから』のほうが感覚的には近いかもしれないって思うかも。」
みたいな感じのやりとりでした。
「自信がある」という状態は、「不安が少ない」という状態、
「自信がない」という状態は、「不安が多い」という状態
として捉えることもできます。
どっちが正しいかは感覚によると思うのですが、
「自信のあるなし」を「不安のあるなし」に変換することに意味があると思っています。
というのも、「自信の取り扱い」はなかなか難易度が高いというのが自分の感覚で、一人で解決するのって難しい人が多いように感じます。
方法はもちろんありますが、サポートしてくれる人の存在がないと難しい人も少なくありません。
一方で、「不安のあるなし」に持ち込むことで、「何に不安を感じているのか」は比較的自身だけでも考えやすいと思います。
その上で、正しく進むには、不安を減らしつつ、自信を増やす必要があると思います。
まずは、「①不安と自信に分けてみて」、「②”不安”について考える」が必要で、その上で「③自信をもつためのサポートを受ける」という3ステップが必要なんじゃないかと思います。
最後は、③の具体的なサポートの仕方について方向性を共有をして終了となりました。
今日は、「自信がないなら、そこにある不安から考えてみたらどうでしょう?」というお話でした。
現場からは以上です!
今日も皆さんにとって、すてきな1日になりますように。
「人の育ち&チームづくり」とは?
これは、私が働く大学生主体のNPO法人にて、大学生とともに事業実施をする中で感じたことや気付いたこと、またチームで活動する中での気づきや学びを共有したり、チームとしていま直面している課題やこれからについて共有したりしながら、ジブン自身も、読んでくださっている皆さんにとっても、チームづくり・コミュニティーづくりについて学びを深めていけたらと考えています。
私が働くNPOではたくさんの大学生が活動しています。学年もバラバラで、入りたての1年生の子もいれば今年が最後の1年!ということで意気込む4年生の子までいます。
世の中にはあまりない、4年ですべての人が入れ替わるという不思議な組織でもあって、「学生(先輩)が学生(後輩)を育てる」という文化を継承しながらやってきている組織でもあります。
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!