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#64 自分史上「最高」にも目を向けてみる

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。

さて今日は、「自分史上「最高」にも目を向けてみる」というテーマで、お届けしていきます。
ユースセンターの利用者とのやりとりから感じたことです。


◯「自信がある」は解釈の一つに過ぎない

昨日は、高校2年生とお話する機会がありました。「自信ないんですよね」って漏らしたことがきっかけで話すことになったんです。

ここでも1度お話している話なんですが、物事には、事実と解釈があるよね。って話をよく若者たちにしています。

たとえば、朝起きて雨が降っていたら、「天気がわるいな」って思いませんか?「天気がわるい」って事実ですか?それとも解釈ですか?って聞くんです。

あんまり問われることないですよね、いまのあなたのその発言、それって事実なんですか、それとも解釈ですか?なんて友達がきいてきたら、友達やめられると思うので聞かないでね。笑

普段問われることがないので、みんな迷うんです。昨日も訊いてみたんですけど、「天気がわるい」は事実だって言うんです。事実と解釈の整理をしてみましょう。あくまでも、この話における定義に過ぎないので、他の場合は当てはまらないと思ってください。

ちがいは、「人によって変わるかどうか」です。「1時間に10ミリの雨が降る」というのは、誰にとっても変わらないですよね。自分の真上だけ50ミリの雨です。とかはないわけです。これが事実です。

「天気が悪い」は人によって変わります。運動が苦手な子が運動会当日に雨が降ったら「いい天気」だろうし、日照りが続く農家さんにとっては恵みの雨なわけです。

みたいな話をしました。そんでもって本題です。じゃあ「自信がある・ない」とかって事実?それとも解釈?そう、解釈なんですよね。

事実を変えることは難しいことのほうが多いけど、解釈なら変えられます。
この2つのちがいの特徴その2です。事実は変えられないけど、解釈は変えられます!

◯捉え方次第でもてるようになる

つまるところ、自信はもてるようになるということです。そのためのポイントはいくつかあるんですけど、そのうちの一つは、「他者との比較」じゃなくて、「過去の自分との比較もする」ってことです。

生きている上で、「他者と比較せずに生きる」って無人島に一人でいくことぐらいしかできないので、ほぼできないと考えています。もうちょっというと、他者と比較することのメリットもあると思っています。

なので、他者との比較はやめられない前提で、「過去の自分との比較もする」ってことがポイントです。1年前より今日、3ヶ月前より今日、1週間前より今日、1日前より今日、できるようになっていることとか、ちょっとでもうまくなっていることってあるはずです。

そこに目を向けることです。

◯3日坊主にならなかった人こそすごい

その話の延長で、「3日坊主ってよくないイメージないですか?」ってきくとだいたいの人がYESといいます。とても不思議な話で、おそらく3日坊主になったことがない大人っていないんじゃないかと思うんです。

全員なったことあるのに、なったらだめで、ならないのが普通って思い込んでいたりします。それって、他者との比較に目が向いているからだと思っていて、自分はできていない。けど、中にはそれをあり続けている人がいる。っていう他者との比較があるからそんな自分はだめだってなっている。

でも、みんなが経験しているなら、3日坊主になるのがあたりまえだと考えてもいいはずです。その上で、前は初日だけだったけど、今回は2日続けられた。3日、5日、1週間。と、チャレンジを繰り返す中で、だんだん継続ができるようになってきたとしましょう。

読書を継続することによって、得られる知識や考えた方も得られるし、同時に「いかに継続するか」のコツもだんだんつかめていけるはずです。

そうやって、ぜんぜん完璧に習慣化できているわけじゃないけど、ちゃんとその理想の状態に向かって自分が変化している。ということを実感できると、自然と自信ってわいてきます。

自信がなくて不安になるとかって、「5年後も10年後もずっと自分はこのままなのかな?」ってことが不安のど真ん中で、ちゃんと変化や成長を実感できるってすごく嬉しいことだと思うんです。

生きているだけで、今の仕事がAIに置き換わるとか、人間だからこその価値を出せる人材に。とかそういう、このままではいけない不安が煽られる世界になってきました。

そんな時代だからこそ、他者との比較だけにとらわれず、「自分史上、最高」をめざしていくのがいいんじゃないかな〜って思っている今日この頃です。

そんなわけで今日は、「自分史上「最高」にも目を向けてみる」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!

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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!