コスパとタイパ
【コスパとタイパ〜盂蘭盆の棚経〜】
関東圏は7月盆ですが、福井を含めて関西圏では8月がお盆にあたります
お檀家さんのお家のお仏壇に向けて、施餓鬼供養をします
「施餓鬼供養」は餓鬼に施(ほどこ)す供養のこと
(いろいろと端折ってしまいますが・・・)
施餓鬼供養には、2段階あると思っています
まずは第1段階
もしかして、餓鬼道に落ちてしまっている出会ったことのないくらい昔のご先祖様たち、その縁の有る人たち、さらには縁の無い人たちに食べ物と救われるため、満足してもらうため、阿弥陀仏を紹介するお経を捧げます
ご先祖様たち・・・命は綿々と続いています、原始人だった頃、いやもっと前から命は続いていて、仏教に出会っていない人がいれば、餓鬼道に落ちてしまっているかも知れません
縁の有る人たち・・・近所の人とか、友達、先生、結婚した相手のご家族
縁の無い人たち・・・すれ違った人、定食屋の料理人、Amazonの配達人、古いトンネルを作ってくれたおっちゃん
あらゆる可能性の縁を含めて、有縁無縁の精霊を対象に施餓鬼を行います
その施餓鬼で「功徳」が生まれます!!←ここが大切!!
そこからが第2段階
施餓鬼は他のお勤めとは違い、功徳を得られる率が高いのです
つまり、コスパもタイパもいい!!
(費用的効率=コストパフォーマンスと時間的効率=タイムパフォーマンス)
その功徳を、そのお家の極楽浄土に往生されているご先祖様、そしてお参りされているご家族に向けて送らせていただくのです
お盆のピークは13〜16日
お参りする私自身の現状精一杯の気持ちを込めて、ご家族に代わってお勤めさせていただいております
(門)
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