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床のタイルもカウンターの大理石も、よく磨かれて魅力ある艶をはなっている。棚に並ぶのはと…
逆噴射小説大賞に応募させていただきました小説「シャーク・サッカー」を改稿&完結させまし…
「久々に静かな夜をと思ったんだが、陸者が一体何を騒いでるんだ」 上陸した俺の前には、三…
この記事は中編小説「岡村篝火祭縁起」(以前に冒頭部分を「岡村巨像合戦」を発表したものを…
本作品は「岡村巨像合戦」として、以前に冒頭部分のみ発表したものを発展、改題したものです…
逆噴射小説大賞2020に応募した拙作「岡村巨像合戦」を読んでくださった方々ならびに、きっか…
とととん(届くよ) ぽん(わかった) この手のことは何度も経験済みだけど、いつも手と腋が汗でぐちゃぐちゃになって臭くなるし、ふくらはぎに何かが這い回るたびに、うげッってなる。虫刺されはいうまでもない。 北の稜線の見張りは二人。ウチらは笹薮から跳ね起きて、星明りをだけを頼りに、墨で黒くした九寸五分を投げる。アヤメちゃんが一人仕留めたけど、ウチはしくじったらしい。 「く、くせも…」 見張りが巨像のほうによろめきながら、声を上げようとする。 アヤメちゃんが飛び出し