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2022.4.2 アルルカン live tour 2022「MONSTER」 at 長野CLUB JUNK BOX

1曲目のMONSTER
僕はおかしいですか?のところがツアーが進むごとに変わっていって、
それ以外にあるか!って言ってたのがそれ以外にない、全部くれてやる!みたいにどんどん外へ向いていく感じが良いなー!と。
で、この日は2曲目がサイレン。アウトストアでも話題になっていたけど、何気にここまでアルバム順なのは初。久しぶりにライブ前半にきたサイレンすごく良かった、頭のほうにくると演奏もどっしりと安定していて迫力を感じる。
そのサイレンの後だとラズルダズルの行くぞアルルカン!にこちら側も共に行く感じが高まって良いなと思った。

MONSTERツアー 長野
今のアルルカンを見せたくて
こんな寒いところまできました
ただいま長野!

暁さんが最初のMCを後のアウトストアで「MONSTERツアー何々~みたいなテンプレにしてみた、嫌いなテンプレ!」って言っていて笑ったw

bash 脳 downの
生きている~のフレーズのところでも、最近暁さんが少し言葉を入れてくれるんだけど、この日は
大事なのはお前らの魂だ お前らが感じていることが本当なんだ
って言っていて、何だかまた意味が深くなった感じ。
メンバー自身が「今なら良い感じで出来ると思って」とセットリストに入れてるっていうmymy、そのあとのビロード、黒犬の流れもそれこそ魂こもってる感じで熱かったー。

そしてそこからのカルマ!!
と思ったら、何かイントロのギターの音が変わってる??
最初はアレンジかなーと思ってたんだけど、來堵さんの挙動がちょっと変で、途中でコードも変わるしあれ?って思ってたら、アウトストアで間違いだったことが発覚 笑。
「でも、弾く!」って無理やり持っていった來堵さん男だ 笑。
横の暁さんもそのまま曲をはじめるか迷ったらしいけど、來堵さんが弾ききってたから「あ、いったーって思って語りだした」って。
いつも思うけど、ライブ中みんな案外冷静な瞬間があって何か面白いね 笑。

そんな曲の入りはともかくとして、このカルマがあることで後半までへの流れに、なんていうんだろう、言葉が合ってるかわからないんだけど説得力が増すような感じがあってとても良くて、
その最たるものが、リブラが終わった後、暁さんが「ちょっと俺の話していい?」ってMCで話してくれてからのステラだった。

俺は 強い言葉で選択肢をなくすこと に抵抗があって
何か もうそれって暴力やん
でも、俺はここに君の人生を狂わせにきたのに
そこで 選択肢をなくすのに抵抗がある って言ってるのはどうなんだ?って
そういう優しさって冷たいの変わらないよなって思って
俺は暴力をふるいに来ました
…語弊があるな 笑。
でも、俺はこうやって君たちの人生に割って入ってる
俺はお前らの人生に入りに来た
届きますように、ステラ

いつまでも その胸にだけ差す光
そんなステラのあとがブルーキャンディって、もう、さ…(言葉を失う)
命は 誰かの心の中 続いてく

アルルカンのライブを観ていてすごいなって思うことのひとつに、
ぜんぜん別の時に作った曲たちがこんなふうにすごく絶妙なタイミングで繋がっていくこと、がある。
カルマを歌う前に暁さんが「僕たちがやってきたこと、これからやっていくこと」って言っていることを思い出した。

愛しているものや信じているもの
それが大事だったぶんだけ 別れがは辛いし 辛ければ辛いほど
それは君の力になる
俺の話に心当たりがある人もいるかもしれない
そこから前に進みたいやつは 掴みに行こう 一緒に

わかれうた、最初の方のフレーズを暁さんが
知らない未来へ命を運んでいく
って歌っていたのが、また新たな決意が加わったようですごく良かったな。
そしてわかれうたの後にまさかのLightning
世界の終わりと夜明け前のツアーで観た時は感覚がぜんぜん違ってびっくりした。
前は曲のはじまりからおわりにかけてじわーっと光が増してくような感じがあったけど、この時は何かずっと閃光の中にいるみたいな感じ。上手く言葉に出来ないけど本当にすごかった。
曲も前に進んでいくんだな、ほんとに。

俺は 今よりも前に進みたいやつにアルルカンを見つけてほしい
SNSとか(いろんなものが)そのためになっているのか
俺にはわかんないけど
いま目の前にいる君たちに 今のアルルカンを見せにきた

面白そうだとおもったら
武道館まで 俺達が目指すところまで 一緒に行こう
この手で掴みに行くぞ

この 旗のもとに で話をしてるときだったと思うんだけど、
暁さんが笑って「ひとまずの武道館も~」ってさらっと言っていたのが何だか印象に残っている。
どこかで「俺たちのこれからを見ていてくれ」とも言っていたけど、
到達点だけど通過点というか、目指す場所だからといってそこにたどりついたからって終わるわけじゃないって感じがして。

最後の 世界の終わりと夜明け前 の途中で暁さんが「(世の中で)いろんなことが起こっていて、俺たちはこんなことをしている場合じゃないのかもしれない、でも」って言って
照らせよ 照らせよ この未来を
って歌った時に、そんなこれからへの一歩がまた踏み出された感じがした。

ありがとう
なんて言っていいかわかんないけど
ありがとうってしか言えないから
ありがとう

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ライブ後のアウトストア、なんと今回は司会がいらっしゃいました。その名は石川氏 笑。
良い意味で空気を読まずに進めていくからまた新たな空気感が味わえて面白かったな。本人も「KYでごめんなさいね!」って笑ってたけど、KYとか久しぶりに聞いたよ 笑。
でもライブの最後で暁さんが
「長野近かったわー!長野近かったわー!」ってわざとらしく言って「(ファイナルの)受付今日までだから!ファイナルで待ってるぞ!!」って
威勢よく言っていたのを「明日までですよね」って訂正していたところはさすが社長(?)
暁さんがそれに対して「忘れるから今日しておいたほうがいいよ」って言ってるのも確かにって思ったけど 笑。

そこで、ステラの前のMCについてちょっと触れた時に來堵さんが
あいかわらず悩んでるなって思ったけど、言いたいことはわかったよ」って言っていて、なんだかすごく暁さんとの関係性が窺えて良かったな。
そんなふうに言う來堵さんみたいな人もいれば、ユーイさんはもう途中からもう理解するのを諦めたって言っていたし 笑。
いろんな人がいるから、その全員に対して言葉を発するって、想像しているより何倍も大変なんだと思う。

でも、この日ライブ中どこかで暁さんが
死ね!って言われて生きる!がんばる!ってなるのお前らぐらいだからな!
って笑って言っていて、
そういうふうに意味を理解するとかじゃなくて、ライブだからこそ言葉以上に伝わることっていうのがあるよなーって、改めて感じました。
どんなにたくさんライブに行っていたとしても、こうやってハッとすることが何度もあるから、本当にライブって面白い。