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INDIA(भारत)

今日は私が初めてインドへ行った時の話し。
よくインドへ行くと人生観が変わると言われますが、私はまさにインドへ行って、人生観が変わった人間の一人かも?
インドへ行く前までは、仕事のこと人間関係のことでたくさん悩み、過去に口から血をはいて入院したことがあります。ストレスからくる十二指腸潰瘍が原因でした。入院するも仕事が気になり、病室にパソコンを持ち込み仕事をし、先生の許可をもらい一週間で退院。それからは何度も胃カメラを飲んだので、胃カメラが上手になるかと思いきや、毎回、死にそうな思いで胃カメラを飲んでいました。昔の胃カメラはメチャクチャ太くてこんなの口から入るの?恐怖しかありませんでした(笑)自分の性格は真面目、神経質、口数が少ない、完全に病気になるタイプの人間でした。
そんな人間が会社からインドで工場を建てるので、建てる前の準備をするように指示された。ムリですとは言えず、大きなプレッシャーを抱えたまま、インド出発することになった。
前回、ヨーロッパへ行って依頼の海外出張、前回はJALだったのに、今回は当時、直行便がなかったのかな、なぜかタイ経由を選択。
それも、タイ航空、エアーインディアの組合せ。海外経験のほぼ無い自分がタイでトランジットできるのかすごく不安だったけど、行くしかない。
飛行機に乗り込む前から心臓がバクバク。でも、搭乗口には、タイへ向かう日本人がたくさんいたので少し安心しました。6時間くらいのフライトで無事にタイに到着。さて、どこへ行けばいいのか?飛行機を降りた日本人のあとに付いていくと皆さん到着ゲートへ。わからないので近くにいた日本人の方に聞くとインドへ行くときは反対側の搭乗口へ行かないとダメと言われ、搭乗口を探すこと1時間くらい、出発時間ぎりぎりで到着。並んでいる人を見るとタイへ観光に来ているお金持ちのインド人だらけ。それもお相撲さんのような人ばかり。この人たちと同じ飛行機???
飛行機は満席、エコノミークラスの真ん中のシートだったため前後左右お相撲さんのようなインド人に囲まれて約4時間のフライト。機内食はカレーで恐る恐る食べてみたけど悪くない味。機内で寝ることもできず、なんとかインドに到着。
空港から出たとたんに、気温40℃と死ぬほどの暑さと人の多さにびっくり。そして、ボケーっと、現地の商社の人を待っていると、リキシャのおじさんが日本語で「どこ行く、案内するよ」と片言の日本語で誘ってきた。NOと言ってもずっと付いてくる。何とかあきらめて戻って行ったと思いきや別のインド人が話しかけてくる。しつこいくらいのすごいパワー。
町の中はゴミだらけ、道路は、車、バイクであふれ、ぶつからないギリギリの運転、日本では絶対に接触事故がおきるレベル。インド人のドライバーは基本前しか見ない。インドは何もかもが常識外れ、町にはお金を求める子供達や女性の姿、カースト制度は無くなったというものの、お金持ちの人はお金持ちのまま、皿洗いをする人は一生皿洗いをするような世界。多分、インドでは一発逆転という人生は無いのだと思う。でも、みなさん、辛そうな顔をしていない。なぜ???
昼間から道端で何をするでもなく座っている人、チャイを飲んでいる人がたくさんいます。みんなどうやって生活してるの???
道端で道を尋ねても絶対にわからないと言わない。そして、教えてくれた通りに行ってもだいたい目的地にたどり着かない。なぜ????
道路はごみだらけ、でも、公園などは英国のようなガーデンでごみ一つ落ちてない。このギャップは何???
たぶん理由を考えても無駄。見たものが現実だから。
インドは本当に不思議な国、だから好きです。インドへ来ると仕事のこと、人間関係で悩んでいるのが馬鹿らしくなります。
もし、自分が海外旅行する際には、インドは絶対に選びません。ヨーロッパか台湾、韓国です。
会社から強制的インドへ行かされたことは本当に良い経験になったと思います。
はじめてインドへ行った時は何もかもが現実離れしていたのでびっくりしましたが、インドにはすでに20回近く行ったので、もう、何を見ても何も感じなくなった自分が怖いです。しかし、コロナで3年近くインドへは行けていないので、そろそろ精神修行の旅に出かけたいと考えています。

これを飲むとさすがにやばいよ
インド人はカレーばかりではなく甘いものが大好き
牛は神様、どこでも牛が最優先、はねたらダメだよ。
日本人の私のことを珍しそうに見つめる少女。
インド人の子供たち。日本の子供たちのように下を向いて元気のない子どもはいません。
私のような一般人は絶対泊まれないタージマハールホテルムンバイ。ホテルムンバイのロケ地
ジャイプールは砂漠地帯だったのでラクダもよく見ます。
こんなすごい寺院を作る技術があるインド人は素晴らしいい。。
道端で売られている果物はすごくきれいに並べられています。
町を歩いていると、ここは動物園か?と思うほど色々な動物を見ます。
ピンクシティー

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