2024/08/16_#695_大学の履修システムと病院の電子カルテシステム
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
大学の採点に関わることの放送回でした。
そのなかで採点・履修システムのことを話していたので、自分のことに置き換えて考えてみました。
自分が薬学部の学生の頃を思い返すと、履修については、コードを記入して手書きで申請していました。
紙で履修したい科目と科目名、コード名が一覧になった冊子を見て、申請用紙に記入していました。
今から見ると、だいぶ面倒なことをしていたなと感じます。
システムが古いのか、使い勝手が悪いなと感じます。
今だったらスマホやPCで入力して申請すればいいのにと感じます。
放送を聞いている限り、ベンダーのシステムが大学によりバラバラだと感じました。
そのシステムを大学で統一したものにして、同じフォーマットで全大学に導入すればいいのにと感じました。
各大学からそのシステムの運営費を徴収し、その費用で賄うようにすればいいのではと考えました。
各大学でそれぞれ別のシステムをいれると非効率です。文科省が主体となって基準のフォーマット要件を決めて動けばいいのにと感じます。
スマホやPCで自分の履修履歴を見ることができたり、就職のときに、会社側で見ることができたりするようにすればより生産的かなと感じています。
大学の事務も数千人単位で履修の登録をしなくてはならないので、業務量は大変だと思います。
紙媒体からの転記であれば、転記ミスはかならず起きます。
申請者本人からPCでなどでの申請があれば、転記ミスも減るのではないかと思います。
今回の放送を聞いて、大学の履修システムと病院の電子カルテシステムに類似点があると感じています。
病院の電子カルテシステムがありますが、これは病院ごとで微妙に違います。導入しているベンダーの違いと、内部システムのカスタマイズによる違いがあります。
同じベンダーを導入しても、運用実態により個別カスタマイズしています。なので、それぞれの病院で運用が違っていたりします。
自分は、それに対して、非効率的だなと感じています。救急で普段かかっていない病院に行くこともあるかと思いますが、その場合データはいちから作り直しです。かかりつけの病院の情報が反映されていません。
病院ごとにシステムが違うので、情報の一貫性がありません。
厚労省で統一した電子カルテフォーマットを確立し、それに応じてベンダーが作成すればよかったのですが、実際はそうではありません。
今、電子カルテの標準化が叫ばれているような段階です。
大学と病院は似ていると感じました。
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