2024/04/15_オプトイン・オプトアウトの使い分け
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
オプトイン、オプトアウトについての放送回でした。
自分のことに当てはめて考えてみました。
オプトインとは、ある意見に対して賛成かどうかを確認してから、意思決定することです。
一方、オプトアウトとは、ある意見に対して反対であれば意見を表明、意見を表明しないのであれば賛成とみなす、意思決定方式です。
このように、意思決定する際には、2つのやりかたがあります。
学校などでは、オプトイン方式で意見集約が行われてきました。
病院薬剤師のときの会議もオプトイン方式でした。
オプトイン方式では、決裁者の承認を得ないと進められないという弱点があります。
裁量者が複数いるとその分だけ、承認を得る手間が発生します。
病院薬剤師時代、医薬品の採用などに関わる薬事委員会の事務局を担当していました。
意思決定するときには、オプトイン方式で委員長などの決裁を貰う必要がありました。
薬事委員会は、医師が大半をしめ、他に看護師や医事課などの職員で構成されています。
多忙な医師なので、事前配布した資料をあきらかに読んでいないような医師もいたり、会議上で意見をいわず、会議が終わってから意見をいう医師もいました。
あとから意見を言われたことに対応するため、資料を準備したり、意思決定が遅れたりしました。
期限を区切り、この期限までに意見がなければ賛成とみなして、決裁を行うオプトアウト方式にすればもっと効率的にできたのかなと感じました。
学校教育の思い込みで、オプトイン方式がデフォルトになっていました。
全部オプトアウトにするのではなく、オプトイン・オプトアウトの使い分けができれば、もっと会議自体の生産性が上がると感じました。
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