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mikitanishi3
2023/05/30 ULTRACELLさんへの返詩(返詩編)
それでは、前記事解釈編を踏まえて、返詩を試みたいと思います。
下記リンクをがULTRACELLさんの詩です。ご参照ください。
『ULTRACELL』
— ULTRA CELL (@ULTRACELL6) May 30, 2023
*上記のタグで返詩して下さい*
礫に残された意識
たとえ宙に浮かんでも
拭えぬ敗北感
勝利を懐に納め笑う先達の
羨ましきこと、
この上無し
いつかいつかと
伸びる回廊の先に待つのは
掃き溜めか
それとも温もった
希望なのか
で、こちらが松本の解釈編です。
https://note.com/f35821matsumoto/n/n8aeb3019e2bf
敗北感が降り積もる。最初は傷にも思わなかった。
「次がある」と。「負けなければ、いつか勝ちもある」と。
そんな自慰を営む。
負けを重ねる度に沈んでゆく意識。
依然として磔にされたまま。
先が見えない回廊に。
照らしていけるもの。
灯りでもいい。
一筋でいい。一瞬でいい。
約束されなくても、
あの日夢見た閃光を。
自分にしか見えない閃光を。
それを嘲笑う先達に。
自分に希望はない。
でも、絶対もない。
運命はない。
ここに神もいない。
まだ時間が少し残されている。
まだメダルは残っている。ベットには十分だ。
昨日の敗者の挑戦に。
熱い返しにしてみました。
ジャイアントキリングを信じて。
感動を期待してエールを。
敗者が勝利への可能性を残している詩を返詩いたします。
では、では。
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