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ミジンコは、いい加減衣替えをしたい。

梅雨入りの気配に怯えています。
関東甲信越の梅雨入り宣言は見送られたようですが、体感ではもう梅雨だよ、始まってるよ、湿気はんぱない、という感じ。

最近、家から歩いて3分くらいの場所に小さなクリーニング屋があることに気がついた。
おばあちゃんがひとりで店番をしていて、ガラス戸越しに目があったので会釈したらわざわざ出てきてくれた。

せっかくなので料金表を見せてもらったら、某大手チェーン店より3割くらい安いではないか。
技術面も気になるしいきなり注文する冒険には出られないので、一旦帰宅して口コミを確認してみたら、これまた評価が高い。
Googleの口コミはわりと信用してしまう…

冬物をクリーニングしなきゃと思っていたところだし、これは渡りに船だ。
ということで、割引になるという水曜を狙って注文することにした。

ボーっとしていると当日忘れてしまいそうなので、昨日のうちにクリーニングに出したいものを紙袋に詰めた。
コート2着と、セーターとカーディガンを1着ずつ。
ついでになんかないかな~と思ったが、今は大して服を持っていないのでそれでおしまいだった。
衣類を詰めた紙袋は部屋に置いておくと邪魔だし、これまた忘れてしまいそうだったので、玄関横に待機させておくことにした。
準備万端だ。

そして今朝、日課である掃除のためにモップを取りに玄関横に行き、なぜこんな場所に紙袋があるんだ?と、朝から本気で訝しむわたしがいた。
記憶力、ミジンコか。
やっぱり早めに準備をして正解だった。

さてもさても、コートをクリーニングに出すということは、いよいよ本格的に衣替えをしなければならない。
そんな大層な数の服を持ってはいないけど、タンスの手前と奥を入れ替えたり、夏場は絶対着ない裏起毛のパーカーなんかを防虫処置をして使わない物のポジションにしまっておきたい。

片づけはやり始めればやる気が湧いてくるのだけど、如何せん梅雨のはしりでショボショボのフニャフニャ状態なので、スタートまでに時間がかかる。
ファイトだ…ファイトだ、わたし…
なにかこう、褒美になるものを準備して、テンションの上がる音楽とか映画とかをBGMにして、「はい、スタート!」で始めるのだ。

褒美、なにがいいだろう。
こういう時に読みたかった本を買ったりすると、当たり前のように読書が始まってしまうのでよくない。
本はだめだ。
お菓子とか、美味しいパンとか。
もしくは、誰かと外食する用事とか。

想像したら、ちょっと元気が出てきた。
なにかしらご褒美を調達して、衣替えをしよう。
明日の朝、ご褒美の調達をすぐに思い出せるよう、メモに書いてデスクに貼っておくのだ。
なにせ起き抜けの記憶力はミジンコなので。

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