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ハタラク 次のステージへ ~地域での起業~

想像もしていなかった起業

東京から島根県松江市に移住して約2年経過した
昨年 2020年3月26日 会社を起業することになった。
松江市の地域資源活用コーディネータとして2年 
前年の産官学連携の実証実験を終えた翌年にこの活動は
『行政課題解決につながるビジネス』
として誰かが継続していくべきだと考えはじめる。
移住した時には起業するなんて想像もしてなかった。
むしろ、忙しかった企業人時代を卒業して、好きなヨガクラスなどを続けながら夫婦でのんびりと松江で過ごそう的なことも考えていた。

”覚悟を決める”ということ

移住してからの生活や働き方は、企業人時代とはずいぶん違っていた。
設定された目標を達成してインセンティブを獲得しよう。
様々なキャリアを積んでいこう。
という仕事スタイルは、もちろん満足感や充実感はあったけれど、
マインドフルネスに出会い『これって自分がやりたかったこと?』
と考えはじめ、移住と仕事のスタイルを変えることを決めた。
この時も自分がこの先どうなっていくのか?まだよくわからないけど、
これまで経験したことのないことにチャレンジしてみよう
”覚悟を決めた”
そして、この起業も同じだった。
起業って簡単にいうけど、何から手を付けていいのか?
この事業計画にほんとに採算性はあるのか?
などと、ちょっとの迷いはあったけど、
これまで経験したことにないことのチャレンジしてみよう
”覚悟を決めた”
その数か月後、実証実験や事業計画プランをご一緒させていただいた頼もしいメンバー4名と5名の社員での会社設立・スタートとなった。

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会社設立 さあ 何から手を付ける?

初めての会社設立 
企業人時代にスタートアップ支援とか担当していたこともあるけど、それは外からの視点でひとりよがりの支援だったなと改めて振り返る。
私の場合は、こんな感じだったかな。
たぶん順番もめちゃめちゃだったと思う。
1.仲間を集める
2.ビジネスモデルを考える
3.事業計画書をつくる(5年間収支計画も)
4.開業資金を調達する
5.組織の形態を決める
6.司法書士さんに相談
7.印鑑をつくる
8.開業手続き(司法書士さん)
9.会社名・会社のコンセプトやビジョンをつくる
10.ロゴやタグラインなどをつくる
11.名刺をつくる
12.起業のご挨拶をする

仲間を集め~ビジネスプランと事業計画作成

おそらく一人では起業できないことはわかっていたし、
同じ思いを持ち、信頼できる仲間がいたからここまで来られたと思う。

タイミングよく、地方銀行の山陰合同銀行(野村総合研究所運営協力)
「SAN-IN・イノベーション・プログラム」が実施されていた。
仲間と共に参加してビジネスモデルと事業プランのたたきを作成とすることができた。そして共感者や協力者にも出会うことができた。
ビジネスプランも事業計画書も まだまだ不完全だけど。。
行政の課題解決につながる事業と市場性については、根拠のある自信もあった。(でも直感的なものだったかな)

そして、サポーターである家族の協力も必須。これがなければ実現できなかったと思う。

みんな起業は初体験。
書籍や各サイトから得られる情報は熟読したけど、さあ 何から手をつければいいのか?
起業の先輩に相談してまずは司法書士さんを紹介してもらって、ドアノックしてみた。

組織形態の選択と開業資金あつめ

個人と法人 取引先などに対する信用度で法人と決めていた。
法人でも『株式会社』『合同会社』のどちらか?
ここも各情報を得ながら『株式会社』をえらぶ。
以下はよく参照させていただきました☺
弥生の起業・開業あんしんガイド https://www.yayoi-kk.co.jp/services/kigyo/anshin/index.html 
マネーフォワード https://biz.moneyforward.com/establish/

株主や費用負担など諸々細かいことも決めないとならないんですよねぇ。

紹介してもらった”司法書士”さん が それはもう とても親切。
初めて起業する私たちに丁寧に
これからやらなければならないこと。
手順やスケジュール。
会社印はいつまでに作っておいてね とか。
株主の資金の振込はこんな手順で とか。
定款の中身も先をみて こうしておきましょう とか。
手取り足取り教えてもらった。
どの司法書士さんもそうなのか?は分かりませんが、、、
紹介してくださった方との信頼関係からなのか?
もしかして地域柄なのか? とてもラッキーだったし、紹介いただいた方への感謝しかない。

これも 新しいことにチャレンジしている感があって、ワクワクなんだか楽しかったのを思い出す。
会社名を決めるのも楽しかったなぁ。
ワークアット株式会社  https://www.workat.co.jp/
もちろん 開業資金 のほかに 運転資金 や 給料などの経費捻出も考えなくてはならず。。
このあたりは 生々しいことが色々あるので、綴りませんが、
興味ある方は個別にお話しますー(笑

会社のロゴをつくるということ

これは楽しかった。
デザイナーは以前のワーケーションにもご参加いただいたデザイナーの方にお願いさせて頂いた。(これもご縁)
もちろん 会社の事業内容やビジョン サービスのターゲットやコンセプト 起業した想い なども決まってなければ作れないもの。
依頼するために、これらの整理やイメージがより強固になっていったのを感じる。
完成したロゴやタグラインは イメージ通り♡

いまを、たのしむ、すすむ。

とっても気に入っているし どんどん愛着がわいてくる。

サービスご利用者の方々からは 
『サービスをイメージできるとてもステキなロゴね』 と嬉しい言葉も。
ロゴ入りの名刺は やはり テンションがあがります。
みんなでつくったロゴ。
それを看板にできる幸せも ”責任” も感じるのでした。

FB投稿用

ビジネスは計画通りには進まない

起業直後に コロナ禍 に巻き込まれ。。
事業計画通りには進まないことは想像はしていたけれど。。
想定以上のインパクトだったなぁと改めて振り返る。

2ケ月で新サービスの開発や事業分野の見直しをすることになった。
市場にあわせて方向転換や判断をスピード感をもってできるのも
スタートアップの良さなのかもしれない。
このお話はまた次回。

こんなコロナ禍でも まだ会社 生き残ってます。
2期目の決算を終えました。(1期目が2ケ月だったので変則ですが)
決算書の作成 取締役会や株主総会 これも また新たな学び。

会社を経営するということ

企業で働く1社員の時には 
考えなくても過ごせたこと(会社が当たり前にやってきたこと)を
改めて経営の視点から勉強させてもらってます。
これまで経験してこなかったことが たくさん!
仲間に支えてもらいながら よちよち歩きのスタートアップですが

働く仲間や事業やサービスには ゆるぎない自信があります!

そして、働き方や過ごし方は 相変わらず マインドフルネスで学んだ要素は生かされているように感じます。
もちろん サービスの中にも マインドフルネス 満載ですけどね♡

では次回も気まぐれに綴ります。


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