見出し画像

【私と空き家】-自己紹介-

初めまして。takumaと申します。

自分で文章を書いたことがなく、試しにマーケティングとエッセイを組み合わせたらどうかなと思い、先に挙げてみました。

恥ずかしいですが、読んで少しでも感情が動いて頂けたら嬉しいです。

前置きが長くなりましたが、
これからの活動報告も兼ねてnoteを活用しようと思い、読んで頂いた皆様へ、はじめに「私と空き家」と題して自己紹介をしようと思います。


1.予備軍


私は現在、新潟県長岡市に住んでおり、会社員をしております。
「空き家問題」への思い入れが強く、何か取組したいと思い、現在活動をしております。

・・・といっても、まだ何も始まっておりませんw

ここでは私が「空き家問題」に関心を持ち始めてからこれまでの経緯をなるべく簡潔にお伝えしようと思います。

きっかけは、子供の成長でした。

私は、山形出身で東京で就職して、2011年震災直後に東京から新潟へ転勤してきました。

そこで妻と出会い15年に結婚し、19年に長男、21年に次男が誕生致しました。

19年当時、新潟から長岡に転勤になったタイミングで、結婚してなかなか子供にも恵まれなかったので、駅近の木造3階建てのアパートの2階の部屋を法人契約として入居しました。

それからすぐに妊娠が発覚し、喜びも束の間
それが完全な選択ミスだと後から気づくことになります。

そう、騒音問題です!

Image creatorで作成

これは、お子さんをお持ちの方なら絶対通る道だと思いますが、
近隣の方からの苦情も入ったことにより、
私たちは新たな住居選択を迫られました。

多くの方は、ここで新築住宅の購入を視野に検討されると思います。

でも私にはそれができない3つの理由がありました。

  1. 全国転勤の会社であること

  2. 実家の親から新築購入を反対された過去があったこと

  3. 実家以外に相続可能性がある家が2戸あること

1は文面の通りで、
2は田舎あるあるですが、私が長男であり出身地(山形)以外で家を持つことに両親が非常に抵抗があるためです。

そして3、これが私が「空き家問題」に関心を持つきっかけです。

なぜこうなっているか、図で書くとこんな感じです。

つまり山形の実家は、現在の家を含めて3件所有しています。

「これが東京だったらなぁ」
と何度も考えたことがあります。

私はこの現実を直視した時に、自分たちが住み心地を求める為に
新しく不動産を取得することが恐ろしくなりました。

子供たちには大変申し訳ないと思いながら、
妻と話して現在は軽量鉄骨造のアパートの1階に引っ越して、過ごしております。


2.違和感


私たち家族の問題は解決しましたが、
「快適で心地のいい住環境」=「新築で家を購入する」
という選択肢しかないことに強烈な違和感を感じました。

その違和感を解消したいと思い調べてみると、ある意味で日本全体として
そうなるように仕組み化されているのだなと感じました。

■優遇措置① 住宅ローン減税
新築を取得後、住宅ローンを利用する場合、一定期間(通常10年)所得税から一定割合で控除を受けられる

■優遇措置② 住宅取得資金に係る贈与税の非課税措置
両親や祖父母から新築住宅の取得資金として贈与を受けた場合、一定額までは贈与税が非課税になる。

■優遇措置③ 銀行の住宅ローンの金利が低い
住宅ローンは、住宅を担保として提供されるため、銀行にとってはリスクが低いと見なされ、一般融資に比べて金利が低く設定させている。
また昨今は、ネット銀行の台頭により住宅ローン(変動金利)市場が激化しており、インフレ化でも上がりづらくなっている。

私の両親も、父がサラリーマンだったことから上記恩恵を受けて、
新築で住宅を取得して、私たちに快適な環境を提供してくれました。

そのことには非常に感謝しております。

ただ感謝しているからこそ、私は逆に出口戦略を考えたいと思いました。

入口の制度は非常に充実しているのに、出口戦略がないために、
私は住宅購入に対して後ろ向きな感情を持ってしまったと感じたのです。

(※自分の感情を美化してますが、実際はそれ以外の理由により後ろ向きな感情が出ているのが大きいですが・・・前述の新築購入断念の理由の1.2)

その為には、現在の母方の祖母が健在で「空き家問題」が発生する前に
自分自身で解決策を見つける必要があると思い、現在行動しております。

3. 挑戦


とは息巻いてみたものの、現在の職種が住宅業界に関わっておりますが
不動産業界は未経験のため、本質的な問題への解像度が低いのが現実です。

21年に思い立ってから、試行錯誤を重ねた結果、
現在下記3つをクリア目標にして行動しております。

  1. 宅地建物取引士の資格取得

  2. 新たなヒトと知り合う

  3. 空き家予備軍の物件購入

1の宅建については、言わずもがな「不動産業界」の入門の手形であります。
「それがなくてもやってるよ」という人にお話を聞いたりしましたが、
私が不動産知識ゼロからスタートなので、わかりやすく目指しました。

過去形なのは、23年に一度受験して、33点で見事落ちたからです。
(合格ラインは38点/50点満点中)
今年は合格を目指して、10月20日の試験日に向かってます。


2の新たなヒトと知り合うことに関しては、これまで実際に様々なヒトとお会いする事ができました。

・空き家を安く仕入れて、賃貸で学生や外国籍の方、シングルマザーへ住居を提供している同世代の賃貸オーナー様

・地元で一人で不動産を40歳から起業し、私を体験入社させて頂いた社長様

・若い時に一緒に仕事をして以来、10年ぶりにお会いした店舗設計を手掛ける社長様

など行動しなければ、なかった縁が様々ありました。

これを読んで頂いた方とも繋がれればと思い、noteに記します。

最後の3ですが、
現在1件の物件を購入対象として、内見含めて進めております。

具体的な現状把握がまだできてないので、購入に至りましたら
経緯も含めて、またここにご報告しようと思います。


4. 最後に


現在、空き家は増える一方です。

総務省統計局・集計結果より引用


その一方でビジネスにおいて解決策を講じている会社も増えております。
代表的な会社を下記リンク先にてご紹介致します。


私自身も自分の実家や長岡市の空き家に対して、
何か解決策を提示できるように行動してみます。

読んで頂いた方や周りの方ですでに空き家にお困りの方がいれば、
まずは上記の会社さんだったり、お近くの自治体の「空き家バンク」を通じて相談してみてください。

放置するだけでは、解決しません。

まずは出口を一緒に見つけましょう!


takuma
Xで空き家に関する情報発信や近況報告も
していきますので、良かったらフォローお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?