見出し画像

【イギリス】 Osborne House (House編) - English Heritage

今回訪れた English Heritage 管理の施設は Osborne House (オズボーン・ハウス) です。後にまとめる The Isle of Wight (ワイト島) 旅行記の一部を先行して抜き出しました。
※2024年8月中旬に訪問

English Heritage で訪れた場所をまとめたマガジンはこちら↓


オズボーン・ハウスの場所

イングランド南部に浮かぶ島、ワイト島北部の街、East Cowes の近くにあります。

オズボーン・ハウスの歴史

オズボーン・ハウスは、イングランドのワイト島に位置するヴィクトリア女王の夏の別荘として建てられました。1845年から1851年にかけて建設され、ヴィクトリア女王とアルバート公の家族が過ごす場所として設計されました。

特にアルバート公は、建築のデザインに深く関わり、イタリアのルネサンス様式のヴィラをモデルにした建物が完成しました。この邸宅は、ヴィクトリア女王にとって大切な場所であり、彼女の多くの子供たちがここで育ちました。アルバート公が亡くなった後、ヴィクトリア女王はここで多くの時間を過ごし、晩年までその思い出を大切にしました。

※ ChatGPT によってサマリー生成後、微調整

ちなみに、ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A博物館) は、ヴィクトリア女王とアルバート公に由来しています。

写真たち

例に漏れず大量に写真があります。ハウス内だけでもかなりの写真があったので、「House編」と「庭と海辺編」に分割します。いずれもお時間のあるときにどうぞ😆

オズボーン・ハウスには10時半ごろに入場しました (オープンは10時)。そのおかげで、ハウス内があまり混んでいなかったので、じっくりと見学できました。時間が経つにつれてどんどん混雑してきたので、可能であればなるべく早く訪問することをオススメします。

ハウス内

エドワード7世がお出迎え
ヴィクトリア女王とアルバート公がお互いに送りあったプレゼントが随所に展示されています。
そのプレゼントの規模が半端ないんです😂
タイルにも VA のマークがあります
Statue of Queen Victoria, c. 1847 (大理石)
Victoria から Albert の30歳を祝うプレゼント😲
タイルがすごくて全然先に進めませんでした笑
Indian Girl, c. 1849 (大理石)
Victoria から Albert へのクリスマスプレゼント😲
見慣れない温度計を発見👀

左のメモリは Fahrenheit (華氏) なのでまだ分かります (分からない)。右のメモリは Celsius (摂氏) なのかなぁと思ったけど、華氏からの変換が表示のメモリとマッチしないのです。右のメモリのラベルが潰れていて、読みにくかったのですが、どうやら Réaumur (レオミュール - 列氏) のようです😲 

レオミュール温度計は、18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで一般的に使用されていて、水の氷点を0度、沸点を80度としています (知らんがな)。
→ 温度の単位は摂氏、華氏、ケルビンしか知りませんでした✍

まだまだ展示は続きます (これ、相当長い記事になるのでは・・・)↓

Two sleeping children
Albert から Victoria へのクリスマスプレゼント (1851)

この下には豪華なワンちゃんがいます↓

Noble, c.1853 (ブロンズメッキ)
Albert から Victoria への34歳を祝うプレゼント😲
 ドアの上には Victoria 
左のドアには Albert
いたるところに VA
仲良すぎませんか😳
シャンデリアが特に目を引きます
Victory, 1851 (大理石)
Victoria から Albert への32歳を祝うプレゼント😲
Laocoon, 1854 (ブロンズ)
Victoria から Albert への35歳を祝うプレゼント😲
地下の部屋に向かいます
地下は使用人が作業していたスペースなようでした
朝ご飯をしっかり食べて、夜ご飯は少なめだったのでしょうか🤔
食器を温める設備
当時の貴族たちはフランス語も堪能だったのですね
地下室へ下る階段には絨毯がないのに、料理を運んでいく階段には絨毯がありました😲
豪華だけど落ち着いた雰囲気のあるダイニングルーム
仲良し家族
ダイニングルーム近くの別の部屋
Pair of candelabra, 1848 (カットガラス、giltwood)
Albert から Victoria の29歳の誕生日に送られたプレゼント😲
The Four Seasons, 1845-1847 (大理石)
Albert から Victoria に1845年、1847年、1848年に渡ってプレゼントされました😲
Albert と Victoria の子どもたちの彫刻です
The Sleeping Spinner, 1845 (大理石)
Albert から Victoria への30歳の誕生日プレゼントです😲
孔雀の羽😲
どこかの部屋の窓からの景色
奥に見えるのがプライベートビーチです😲
子ども部屋😲
細部までこだわりがすごい
大きい絵画は Victoria から Albert への33歳の誕生日プレゼントです😲
Florinda, 1852 (油絵)
Queen Victoria が亡くなられたベッドルームです
Queen Victoria 専用の「手動」エレベーターです
右の銅像は Albert から Victoria への33歳の誕生日プレゼントです😲
Said Abdullah, 1848 (ブロンズ)
 The Durbar Room - またとてつもなく豪華な部屋に来ました。
オズボーン・ハウス内で初めて電気ランプが設置された部屋とのこと。
1897年2月6日のディナー

この部屋には Queen Victoria への豪華なプレゼントの数々が展示されています。

というわけで、オズボーン・ハウスの「House編」は終了です。ハウス内は見どころが多く、1時間ほど滞在していました。「庭と海辺編」に続きます。

最後に、English Heritage によるオズボーン・ハウスの紹介動画です↓

最後までお読みいただきありがとうございました。


個人的メモ

支払済年会費: £100.80 (Joint Membership)
累計入場料: £170.20
今回入場料: £47.20 (£23.60 - online adult without donation x 2)
お得: £116.60


<広告>

もしこの記事が何かのお役に立てたのであれば、チップとしてサポートいただけると嬉しいです😌 チップの代わりに「スキ」も歓迎します😊