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コミュニティとしてのアジア食堂

アジア系の食堂アジアの人集まる。何当たり前の事言ってんだって感じだけど、ベトナム料理やに東南アジアの色んな人集まってお互い何語で話したらいいのか分からんから日本語で話してる。
もっとすごいのは牛肉麺のお店で、牛肉麺色んな文化横断してるから、まずハラル求める人必ず来るし、中国料理だから中国の人くるし、日本人にとってはアッサリしてるかもだけどラーメンの延長、東南アジアの人には味は濃そうだけど、パクチーとか香草がきいた汁だくのおつゆって、暑いとこの汁物文化にピッタリはまると思う。

そういう地域的引力が、日本料理とか日本の食堂にあるかって言ったら、私はよく知らないけど、無いような気がする。
日本料理は高級で、料理自体を愛でるもので、それを好きな人が嗜好して行くもので、生活の基盤やコミュニティの結節点にならない気が。ベトナム食堂や牛肉麺やは、食のセーフティネットとしての機能がある。必要不可欠な存在として人が集まるから、それに付随してコミュニティ化する。
日本人潔癖性だけど、なんでも食べるから、外国人のこういう感じわかんないかも。私もあんまわかんないけど。

古本屋で少し読んだ、貝と羊の中国という本の事思い出した。中国人はどこの国に渡ってもコミュニティ作って強く生きるけど、日本人はすぐ死ぬって。

わりとビビリな方なのに、時たまフラフラと外国人経営レストランに入っていってしまう自分もどーなのかと思うけど、何となく、こういうのもっと頑張ってやってみても良い気がしてきた。

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