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ありきたりで、なんてことない日常｜Apr.14

京都在住エッセイスト・ライター、ときどき大学講師　江角悠子

いつもはラジオ体操をするのだけど、今日はふと朝ヨガという動画を見つけたので、それをしてみた。目覚めのヨガ10分。ラジオ体操で同じような動きばかりしているので、たまにヨガをするのも、いいかもしれない。

瞑想10分。宇宙とつながる感覚がした。ふと「私は大丈夫」と思った。

心の弱い人と強い人がいるとして、私は弱い人だろうか、強い人だろうかと考えたとき、弱くはないなと感じた。繊細で敏感だけど、弱くはない…と。

弱さと強さの違いは、自分を信じているかどうかなのかもしれない。

自分を信じられない人は、すぐにへこたれる。私なんかやっぱりダメだと言う風に。でも自分を腹の底で信じられている人は、まぁ、私なら大丈夫とどこかで信じている。信じているから、辛いことがあっても耐えられる。だって私は大丈夫だと信じているから。

この違いってどこから出てくるのだろう。私はずっと自己否定していたけど、その奥の方では、自分をちゃんと信じていられた。そのかすかな信頼があったからこそ、やってこれたんだと今朝の瞑想で分かった。

保育園、自主的にお休みしている子がクラスの3分の1。うちも休ませた方がいいのかな、と毎日悩む。そろそろ抱えている仕事のめどはたちそうだし。みんなどんなタイミングで行く行かせないを決めているのだろう。

大学の授業が対面で出来ないというので、動画配信をするべくこないだから試行錯誤している。パワポに音声を足して、動画として書き出す作業をしたら、変なタイミングで音声が流れて、何でそうなってしまうのか原因もつかめず｡仕方なく、ゼロからもう一度スライドを作り直して、書き出してみると今度はうまくいった。ようやく…！

学生とオンラインでやり取りできるというサービス、これも今まで活用しておらず、これを機会に使えるようになろうと、いろいろ触ってみる。なんかアンケートを取れたり、レポートをオンラインで提出できたりいろいろ便利だ。

お昼から、ライター友だちとランチをすることになっていたので、準備｡車で迎えに来てくれた。畑で育てているパクチーやお花を持ってきてくれる。パクチーのいい薫り！！！

ランチは人のいないところで、風通しがいい場所…で考えたところ、山奥のパン屋さんに行くことにした。森の中にテラスがあった。マイナスイオンで寒い寒い風が吹きすさぶ中、あたたかい格好をして、ひたすらおしゃべり。

なんか、自慢の友だちだな。と思った。ふてくされたりせず、誰のせいにもせず、自分が今できる最大限のことをやっている。この際だから、今までやりたいと思ってやれなかったこと、全部やろう！と言って、２人で盛り上がる。

友だちに会って元気でた。友だちに会うということは、不要不急ではなく、必要不可欠なのだ。

夜、家族4人揃ってご飯を食べる。豚バラ肉とチンゲンサイの甘辛炒めと春雨サラダ、私にはパクチー盛り盛りサラダ。パクチーを見ると、私以外全員が「かめ虫臭い！！」と毛嫌いするの、地味に腹立つ。

夕飯の後は娘と息子が一緒にお風呂にはいり、上がったら録画していたシンデレラの続きを見る。

ありきたりで、なんてことない日常がなんといとおしいことかと思う。

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