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家族の笑顔が私の幸せ|Apr.25

6時起床。15分の朝ヨガ。10分の瞑想。

瞑想をしていると思うのが、人は本当に頭の中でいろんなことを考えているんだなということ。頭の中にもう一つの世界がある。そして、その中だけで完結してしまっていることが何と多いことか。

うまく言えないけど、瞑想をすることで気が付いたのは、人生は思った通りということ。頭の中で思い描いた通りに、人生はすすむ。

今年になって読んだ、上阪徹さんの著書「幸せになる技術」では、

世の中は、自分の意識が作っている

と書いてあった。私が思っていたことをすごく的確に表現してもらった気がしてスッキリした。意識というのは、頭で考えていることではない。心で考えていること。これには無意識の思い込みも含まれる。

私は子供の頃、「私なんか生まれてきた価値はない、この世にいない方がいい」と思っていたので(自分では気が付いていないけど)、わざと自分が辛くなる道を選んで生きてきた。無意識の思い込みに気が付いてから、あぁ、そういうことだったのか!と、いろんなことが見えた気がした。

今朝も、私の頭の中で悲劇的な、いろんな世界が渦巻いていたけど、それは私の頭の中で起こっているだけで、目を開ければ、そんな世界は存在しない。

瞑想が終わったら、スイッチを切るように妄想の世界を離れ、今目の前にある現実を、今を生きなきゃなぁと思った。

さて、週末。週末と言ったって、自粛生活の今、平日となんら変化はないのだけど、「週末は仕事しなくてイイ」と私が思い込んでいるので、気は楽だ。

いつもより朝ブログを書く時間をオーバーしてもいいや、と思ってゆっくり過ごしてしまったら、9時だった。慌てて家族を起こす。

週末の朝はパン。私と娘はフレンチトースト。夫と息子はチーズマヨトースト。

朝ご飯が終わると、娘がさっそくあかねちゃん家に遊びに行きたいと言うけど、平日毎日遊んだんだから今日はやめようと伝える。それでも納得しない娘は「連絡だけでもしてみてくれ」と粘る。「聞くだけ聞くわ」とLINEをしてみると、「週末はお父さんもいるし、家族で過ごすね」と返ってきた。よかった。そのくらいの距離感がイイ。ハッキリ言ってもらってよかった。ここで無理して「イイよ」とか言われると、こちらもつらい。ハッキリ言い合える仲は、腹の探り合いがなくて本当に楽。

夫が庭で作業している横で娘が遊んでいる隙に、昨日、夫とケンカをした「家問題」に関して、もう夫はお手上げというので、私が代わりにいろいろなところに電話をする。私が出来ることは全部やろう。夫はその間、自転車小屋に屋根をつけるDIY。楽しそうにやっていた。私が電話したことで、家問題が少しだけ解決へと一歩踏み出したようで、夫も気が楽になったのかなと思う。良かった。

1日かけて屋根づくりをしていたのが、夕方、完成。夫が楽しそうで、私も嬉しかった。

夫が笑顔でいることが、私の幸せなんだなと思った。それが分かった今、私に出来ることは、夫から笑顔を奪うものを遠ざけることだ。

屋根づくりが終わったら、今度は息子が「部屋のレイアウトを変えたい、閉まっていたベッドを出したい」というので、今度はその作業(ベッドを組み立てるのは夫)。

部屋の机や棚の位置を移動しつつ、部屋の掃除。カーペットを振ると、出てくるわ出てくるわ、ものすごい細かいゴミとホコリの量!!!汚なっ!!!

掃除を終えていったん休憩のあいだに、ウッドデッキにでて本を読む。なんという気持ちのいい日。パラソルを広げて、リクライニングのある椅子を出して、おやつを用意して原田マハの本を読む。自粛生活が、子供に振り回されることなく、こんな風に過ごせたら、全然苦ではないし、むしろ理想。

ぐーっと小説の中に入ると、意識がその世界にだけ存在してものすごく楽しい。小説は、東北大震災の直後という設定で、東京は放射能問題があったり、閉塞感に満ちた沈んだ空気の世界感が伝わってきて、今と微妙にリンクする。あちらの世界も大変そう。

ベッドが完成して、息子が自分のしたいように部屋のレイアウトを変えて、すごく満足そう。毛布とクッションをまとめて置いた「寛ぎスペース」なんかを作って、そこに寝ころんで、うれしそうにマンガを読んでいる。

息子がうれしそうで良かった。夫も息子も娘も笑顔で、今日はとても良い1日。

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