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名刺代わりの小説5選

こんにちは
猫田雲丹と申します。

noteにおかしな短編小説を投稿し始めて、
気付けば今年で丸3年。

ここで一度、
私らしいと思う5作品をまとめてみました。


蟻の味

私が幼い頃、母は蟻に食われた。

実際に筆者は幼い頃、蟻を食べていました。
本当に都こんぶみたいな味がします。


光を放つおじいちゃん

若い女の人を前にすると、高まってさらに光るから。

ガールズバーならまだ健全な気もしますね。
許してあげてほしい。心からそう思います。


せっかく帰って来たのに

これまでも、これからも、私はあなたとずっと一緒なのに。

引用部分だけ切り取るとホラーに思えますが、
そんなことはありません。
とはいえ現実でこんなセリフを吐かれたら
身の毛がよだちそうですよね。


恋のターヘルアナトミア

「ウザいから。私の10代に色恋など要らん」

たまにドリルで頭を掘られる夢を見ます。
ぽろぽろと歯が抜け落ちる夢はもっとよく見ます。


ネギを巻く

真っ赤な鍋は、祖母の過酷な人生を思わせる。

書くにあたって、実際にネギを首に巻いてみました。
臭くてたまらなかったです。

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