忘れられない言葉
私は昔から名言・格言集を読んだり、漫画や伝記などを読んで気に入った言葉を反芻したりするのが好きでした。
そこで、自分なりにたくさん見てきた言葉の中でも特に記憶に残っている言葉を思いつく限り書き出してみました。
正確な出典は不明ですが、アインシュタインが言ったとされています。学校の意義について言語化しようとしていた学生時代に感銘を受けた言葉です。
※日本語訳は私の記憶に残っているもので正確な出典は見つけられませんでした。
第35代アメリカ合衆国大統領にジョン・F・ケネディ氏が1961年に就任した際に、日本の記者団に「日本でいちばん尊敬する人物」を聞かれたときに名前を挙げたという逸話で有名な上杉鷹山公の言葉です。
「成せばなる」の部分だけ切り取られて根性論のような使われ方をすることが多いですが、個人的には「まずはやってみる」という一歩目の大切さを説いた名言だと思っています。
最近は数が減っているらしい二宮金次郎像として有名な二宮尊徳翁の言葉とされています。(弟子の福住正兄氏が「二宮翁夜話」として残した。)
中庸について分かりやすく説いていると思っていて、難しい概念を身近なもので分かりやすく例えることに長けた二宮翁らしい素晴らしい言葉だなと思います。
元帥海軍大将・山本五十六氏の言葉の方が有名ですが、個人的にはこちらの方が端的で覚えやすくて好きです。(山本五十六氏も鷹山公のこの言葉に影響を受けていると言われています。)
人材育成の文脈で引用されることが多いですが、育成に限らず人に何かを伝えるときには真摯に向き合うべきだという意味だと捉えています。
日本の実業家として数多くの功績を残された稲盛和夫氏の言葉です。
事業を行う上で楽観と悲観の使い分ける大切さが端的に表されていると思います。仕事をするときはたまにこれを思い出して今のフェーズと自分のモードが合っているのか確認しています。
言わずと知れた自動車メーカーの大手、本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏の言葉です。
社長とまでは行きませんが、生徒会長をしていたときに、まとめ役の人間はこうであってほしいなと強く思わされました。命令系統や記号という言葉から技術者らしさを感じられるところも好きです。
ハードボイルド小説の登場人物らしい強い言葉ですが、すごく本質的で大事な言葉だなと思っています。
一見相反する2つのものを同居させている理由が、シンプルかつ説得力のある形で表現されているように思います。
個人的にすごく影響を受けているデザイナーさんの1人である esa の赤塚さんがとある登壇で使っていた言葉です。
中庸の概念にも通ずるところがあるように思います。デザインについて考えるときに私が大事にしていることが綺麗に言語化されているような気がして、聞いたときはすごく衝撃を受けました。
映画「おっぱいバレー」で知りました(笑)
レールを外れるときにいつも勇気をくれる言葉だなと思います。
俳人・尾崎放哉氏の自由律俳句です。
これだけ短い言葉だけで病床での孤独をはじめ、さまざまな感情や情景を想起させるのは本当にすごいなと思います。
頭でっかちになりがちな自分にグサッと刺さる一言でした。
何事もちょっと学んだくらいで分かったような気になってはいけないと気を引き締めるきっかけになりました。
名言メーカーであるラーメンハゲこと芹沢さんの言葉です。
「お客様は神様ではないならなんなのだろう?」という疑問に分かりやすく答えているように思います。どちらが上とか下とかではなく、対等だという点がいいなと思っています。
「デザインは見た目だけじゃない」をもう1歩踏み込んで表現していて、とても記憶に残っています。自分がなぜデザインに惹かれるのかを少し理解するきっかけになった言葉です。
ちなみに、この水沢というキャラクターはスティーブ・ジョブズ氏にかなり似ているので、もしかしたらジョブズ氏の言葉なのでしょうか?
おわりに
これからも好きな言葉を見つけたら風化しないうちに書いてみようかなと思っています。
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