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エッセイ/日本文化の特徴について


日本は島国であり、自然が豊かな国です。 

島国である日本の文化の特徴には、自然に逆らわず、すべてを自然の流れに重んずるという思想を持ち合わせていると思います。

今回、本来の日本文化の特徴について考えてみました。


日本文化の起源について、縄文時代までさかのぼってみると、縄文人は自然のなかで暮らし、自然には逆らわないように生きてきたと言われています。

日本は、近隣諸国の中国や韓国から伝来した文化や技術を古代から多く受け入れてきました。

一方で、近隣諸国から影響を受けてきたにも関わらず、日本文化には独自の特徴があります。
一体、その背景には何があるのでしょうか。

日本は外国から入ってきた文化を受け入れる寛容性があります。ただ、それらの文化を、日本は日本人に合うように改良してきたと思われます。

地理的に大陸の西洋と島国の日本では、根本的な習慣や食生活、思考など、違いが生じることは、ある意味、当然なことかもしれません。

日本文化の特徴として、頭に浮かんだことをあげてみます。


・宗教
日本の宗教は、古代インドに興り、中国・朝鮮を経て日本に伝わってきたのが現在の仏教です。しかし、その仏教に日本独自の思想が加わり、神道のように「感じる」宗教へと変化しました。

一方で西洋文化の宗教では、例えばキリスト教においては、イエスキリストの教えを「信じる」宗教と言えます。

・建築
日本の建築では、木材が中心に素材の良さを活かした技術によって強度を持たせて建築がなされています。

一方、西洋では、石や金属を多く使うことで、強度のある建築をしてきました。

・相手との接し方
日本は島国でもあり、江戸時代は鎖国をしていたことありました。その影響もあってか、一般的に、初めてあった人々に対しては控えめに接していきます。また、調和を大切にします。

西洋では、一般的に、握手やハグなど、誰にでも積極的に接していきます。そして、自分の考えを
相手に言葉で伝えます。

・食文化
日本は、米が主食で、魚を食べることが多めです。
西洋は、小麦が主食で、肉を食べることが多めです。

・自然との向き合い方
日本は地震や津波などが多く、自然の脅威と共存しようとしてきました。

西洋では自然の脅威に対しては、対抗していく、という姿勢です。


日本文化について考える時、西洋と比較すると
「そう言えば、そうかもしれない」と気づくことが多そうです。


以上


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