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とりあえず禁煙して1年です。

2019年の12月31日にタバコを吸って、年明けの2020年は一本もタバコを吸うことなく過ごしました。

今まで禁煙しては失敗を何度か繰り返し、最長で半年禁煙できたのが2度ほど。

やっと今回は1年吸わずに過ごすことができました。

ただ、これ喘息が悪化したというのも大きな要因です。

昨年の4月あたりからどうも状態がひどくなり、受診をしたものの継続的な治療が必要なものとは思わず、あまりにいい加減な通院しかしていませんでした。

そして昨年9月あたりから、階段をのぼったあとや、歩いている時に呼吸困難になって歩くことが困難になってしまい、歩みを止めて歩道にしゃがみ込むことがしばしば起こるようになってしまいました。

それまで通院していた病院では医師が木曜日にしかいないため、仕事の休みを月1回でも木曜日に合わせればいいものをそれを怠っていました。

そして、木曜日以外でも受診できるところがいいのでは?と病院の医師に勧められ、紹介状を書いてもらい別の呼吸器科の医院に通うことになりました。

初めてその医院に行って、あまりの状態のひどさに「これでは入院をする必要があるかもしれませんよ!」と強く言われました。

喘息はちょっと状態が良くなると受診を辞めてしまう人が多いそうです。
そして喘息が原因で年間3000人から4000人の人が命を落とすととその医師から教えてもらいました。

そこからは、もう医師の言う通りの受診と投薬、吸入薬の使用を行いました。受診は当初1か月間は週1回のペース。
そして最初の受診の時に「私の医院では今後少なくとも月1回は受診してもらうことをお約束していただくことになります。そうでなければこちらも責任が持てないので」と言われ、私には「No」という選択肢はなく、素直に受け入れ治療をして頂くことになりました。

その医院では常に3名ほどの医師がいらっしゃるのですが、改めてホームページを見てみたら、私の担当は医院長さん。

今まで、誰かにきつく叱られて感謝したことはあまりないのですが、今度ばかりは叱ってもらったことを心から感謝しています。

ただ、不思議だったのはタバコをせっかく吸わなくなったのに、なぜ喘息が悪化したのかということ。
喘息の原因が全てタバコのせいとは言えないのでしょうけれど、なぜタバコをやめたのに悪化していったのかとても不思議でした。

今は家の外などでタバコの煙の臭いがしてくると不快に思うくらいになってはいます。

ただ、1日に2本、3本数くらいに抑えられるなら正直、タバコは吸いたいと今でも思っています。

特に、女性がカッコよくタバコを吸っている図をみてると、「あーいいなぁ」なんて思ったり。

ただ、この1日2本、3本で抑えられないのは何度も経験済みです。2本、3本のつもりがいつのまにか1日10本になり、最後はいつも通りの20本へという失敗を繰り返してきました。

私の場合は、吸うか吸わないかどちらかの選択肢しかないようです。

もしこれで喫煙を再開したら、今見ていただいている医師にも申し訳ないですし、何よりあの呼吸苦はもう2度と味わいたくないので、今は慎重に治療をしていくのみです。

しかし、喫煙所本当に減りましたよね。

タバコを吸うために喫煙所を探したり、一緒に出掛けた人を待たせることもなくなり、煙が近くの人に流れていくのを機にしたり、そういったストレスというか後ろめたさからも解放されたんだなぁ、とふと思ったりしています。



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