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自分らしく生きようって簡単に言う人にはなりたくない
昨日は千代田線じゃなかったからすっ飛んでましたが。
今日は千代田線。だから書いてる。もはやこれは千代田線noteなんじゃないか。どうでもいいね。
なんとなく聴きたくなった曲をすぐにパッと聴けるシステムがとても良い。ストリーミング本当にとても良い。
この間は突然、元ちとせが聴きたくなったから、元ちとせをすぐ聴けた。君ヲ想フって本当好き。
そんな今日は、二丁目の魁カミングアウトを聴いている。彼らはアイドル。そして、みんな、ゲイ。
彼らを知ったのは、2年くらい前に、仕事で、元バンギャで今もロックを追い続けつつアイドルも聴いてる人がいて、その人と話したときに、「今度、夏の魔物行くんです」って言ったら、おすすめされたのが二丁目の魁カミングアウトだった。
そのことを覚えていつつ、違うバンド観てたら、そのバンドが押して終わって、二丁目の魁カミングアウトはオンタイムで進んでいたから、最後の1曲しか見れなかった。
でも、なんというか、歌い踊りたくてたまらないから歌い踊ってるんだこの人たちは。って、ガンガン伝わってきて、引きこまれた。
その日は戸川純とかベッドインとかONIGAWARAとかめちゃくちゃ良かったし楽しかったけど、不思議と記憶がこびりついたのは二丁目の魁カミングアウトだった。
そのあと、youtubeでいろんな動画も見つけた。
プロデューサーでもありコレオグラファーでもありメンバーでもあるミキティー本物が産み出す言葉の響きは、なかなか出せない響きだとも思う。
悩みながら生き抜いてきた人の言葉だと感じさせられる。重い言葉が並ぶけど、でも、最後は必ず前を向く。それがなんか強くもあって。同時にやなんかどこか儚げでもある。
なんか、ちゃんと一瞬の輝きもあるというか。一瞬を永遠にしたくなる瞬間が描かれてる感じというか。
だからまたライブ見てみたいなーと思いながら時間が経ってしまっているよ。
気がついたら、ハコもどんどん大きくなって今度はZEPPだって。やば。規模が。規模が!
メジャーでもないのにね。どんどん知れ渡ってる。でも、それはなんか本当に素敵なこと。
LGBTの理解がどうこうとか、そういう視点は個人的には正直いらなくて。
なりたかった存在に諦めなければなれるっていうことが、どんなに難しくて、どんなに大変か。だけど同時に、どんだけ人として輝けるかっていう存在証明になっていて、その目撃者になっていたいなっていう感覚が強いかな。
うん。なんかそんな感じ。
自分らしく生きようって、気軽に言えないなって思うんだよね。そんな簡単なことじゃねぇしって。このゲイアイドルを見てると尚更思うし。
みんなどっかで自分らしく生きたいって思いながら、どっかで自分らしさを出さないで生きてるような。そんな気がする。
自分らしく生きるって、割と、壮絶だと思う。
なんだか気づけば重いな。そしてiPhoneの調子が叩き割りたくなるくらい悪いので。これにて。
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