インナーチャイルドは存在するのか?
今、とあるところでの執筆を頼まれています。
そのお題が「インナーチャイルド」なのですが、「そもそもインナーチャイルドはいるの?」「インナーチャイルドって胡散臭い」という意見も目にしました。
インナーチャイルドとは
「内なる子ども」と訳され、心理学的には、子どもの頃の記憶や感情のことを指します。
ちなみに、私が言っているインナーチャイルドは、心理学的な意味でのインナーチャイルドです。
スピリチュアル系などのインナーチャイルドではありません。
さて。
本当にインナーチャイルドって存在するのでしょうか?
Webページを見ると、諸説あるようですね。
私の考え方としては、
「未解決の感情」「処理できない感情」を解決(あるいは妥協)していくときに、感情自体を扱うと本人がとても辛すぎる。
そこで、インナーチャイルドとしてその感情を「擬人化」「外在化」することで、生々しい感情を扱うのにワンクッション置くことが可能になる。
ちょっと長いですが、インナーチャイルドってそうやって作られたものかなと感じています。
というわけで、私の回答は、「インナーチャイルドが必要であればいる」となります。
実際に相談してくる方が必要とすればインナーチャイルドの世界は否定しませんし、頑なにいないと言うならそれも否定しません。
要は、相談してくる方の世界観を大事にしたいということです。
そんなスタンスで、ブログ執筆をさせていただいています。
確かに諸説あるようなので、どれも否定するつもりはありませんし、それが相談者のチカラになるのなら良いのではないかと思います。
まとめ
✔️インナーチャイルドの存在については諸説あり。
✔️私の考え方としては、「未解決の感情」「処理できない感情」を「擬人化」「外在化」したものがインナーチャイルド。
✔️相談者にとってインナーチャイルドが必要であれば「存在する。」
✔️結局は、相談者の世界観を大事にすることが第一。
最終的には、相談者が自分を取り戻し、元気になってくれれば良いので、そこにインナーチャイルドの考え方を取り入れるか否かは相談者次第です。
ちなみに、私はむやみやたらに心を掘り下げたり、トラウマワーク的なことをするのは反対派です。
相談者に準備が整っていて、トラウマに向き合わないと相談者の問題が解決しないときに限定します。
ちなみに、就労移行ては、めったに触れない領域かなと私は思います。
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