KIRINJI "killer tune kills me" feat.YonYon
2000年代以降で個人的にシティポップだなあと思ったアーチストはキリンジとパリスマッチです。
パリスマッチのテイストはいろいろあってジャズの要素も強いから、シティポップのイメージは薄いかも知れないですが。
キリンジも同様、いろんな音楽を作っているけれど、全体的に(東京の)都市生活者の視点を感じることができます。その意味でシティポップだなあと思うわけです。
そう、シティポップってなぜか東京なんですよね。イメージが。
関西拠点のミュージシャンがいくら都会的なポップスを作ったとしても、シティポップとは呼ばれないでしょう。関西〇〇などと呼ばれるに違いありません。(関ジャニとかなにわ男子みたいにね)
キリンジについてはあまりよく知りません。キリンジとKIRINJIでは何が違うのかとか。(麒麟児というお相撲さんとの違いは分かりますが)
だけど「エイリアンズ」と「雨は毛布のように」の動画を聴いた時に、なんかいいな、都会的だなと思いました。それがキリンジに興味を持ったきっかけです。
"killer tune kills me" も、やはり動画を見た時のインパクトがありました。音楽も、ビジュアルに左右されるなと感じます。
ビジュアルにんんん?となって音楽にうーん・・となってまたビジュアル行って音楽行って最後ごちゃ混ぜになる。
ま、最終的には音楽に行くんですけどね。🤗
なかなか良い曲を作るなーと思って久しぶりに新しいシティポップを聴いた感じがしました。ほんとに今っぽいですけどね。
"killer tune kills me" feat.YonYon
それともう一つ、"Almond Eyes" はヒップホップをフィーチャーしている点が面白いと思ったのですが、確かにラップの部分はあるんだけど、決してヒップホップになっているようでもなく、あくまでキリンジの色で統一されている印象があります。
例えば Toshi Kubota(久保田利伸)などもヒップホップを組み込んだりしているけどそれはやはりヒップホップなんですよね。
その辺が新しいというか、なんでもキリンジ色に染めてしまうようなある種の強引さを感じるんです。
いろいろ聴いていると面白いですね。
"Almond Eyes" feat. 鎮座DOPENESS
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