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80年代のレガシー

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1980年代について書いた記事
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#楽曲紹介

再生

杉山清貴 "REALTIME TO PARADISE"

作詞:大津あきら 作曲:杉山清貴 編曲:佐藤準 1987年リリースの同名アルバムの1曲目 蒼い線描く 雲の斜面を今 陽が昇る 夢に迷う度 僕たちの自由は翳るけど 海のガレージを飛び出して 夜明けを突き抜けてく VAPのオフィシャル動画のクオリティがやや残念だけど、音源をちゃんと聴けば没入感は最高の楽曲。 オメガトライブはシティポップブームでリマスターやLPが発売されたが、この辺りはオメガではないから放置されている感じ。 シティポップブームも冷めてきている感じはあるけど、自分はずーっと杉山清貴を聴いてきているからとくに変化はない。 といっても限られた楽曲を何回も何回も何回も何回も何回も!!聴いている感じである。ファンクラブに入っているわけではない。 "REALTIME TO PARADISE" を聴くと海沿いに佇んでいる感じがして、とくにイントロから没入感がある。 イメージ的にはピーカンではなく、雨が降りそうな曇り空。湿った潮風が吹きつける道を走り抜ける感じだ。 80年代のことは忘れたことがない。思い出が詰まっている。 常にそこに回帰しているから、日常が80年代なのである。 他の80年代フリークにはそれぞれの世界があると思うが、自分の80年代はだいたいこの辺りを中心に渦巻いている。 楽曲を聴くたび、今の時代のことは忘れてしまう。ほとんどタイムスリップとフラッシュバックの世界だ。 そうそう、フラッシュバックというのは映像表現から来ていて、昔は単に回想シーンだったと記憶しているが、現在はPTSDの症状のように言われている。

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1986オメガトライブ "Cosmic Love"

作詞::藤田浩一 作曲:和泉常寛 編曲:新川博 1986年シングルリリース CM曲 オメガトライブも杉山清貴のときはジャケットのデザインは写真が主体だったが、カルロストシキになってからグラフィックが主体になっている。 個人的にはこちらのグラフィック系の方が素敵に感じる。 僕らより少し下の世代にウケていたように感じられる1986オメガトライブなので馴染みが薄かったが、YouTubeで聴くようになってから身近なものとなった。 しかし当時はCMやドラマへのタイアップが多かったように思う。 こちらも80sの香りがプンプンする楽曲。

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桑田佳祐 "悲しい気持ち"

1987年シングルリリース 1988年リリース・アルバム "Keisuke Kuwata" 収録曲 ユニクロCM曲 曲だけ聴くと全然悲しくない。 詞を読んでもとくに悲しげな雰囲気もない。 悲しいんだろうなあ、というレベル。 桑田佳祐は、女性に恋すると悲しかったり切なかったり惨めな気持ちになるんだなあと、あの頃、よく思った。 「悲しい気持ち」は "Keisuke Kuwata" の1曲目に在るべくして在る。最初の印象はクリスマスソング。今振り返るとシティポップ。 記憶に残る曲。 アルバムそのものが80年代のホットな空気感に包まれている。夏男桑田。

マリーン "JUST A WOMAN"

Left Alone からのー、JUST A WOMAN ですが。 改めて聴いてみて、そして YouTube のコメントを読んで思いました。 たしかにシティポップだなあ、これ。 なかなかに素敵です。 JUST A WOMAN作詞:CINDY 作曲:中崎英也 編集:鳥山雄司 そして案の定、リリースは 1986年でした。輝かしき 1986!! マリーンといえばジャズっぽいイメージがあります。 一時期、すごく流行ったような気がしていて、その頃入っていた生命保険(笑)の会社が主

80年代にフラッシュバックしてしまうJPOP

なんかもう、たまらなくなって・・ フラッシュバックしてしまいました。 ダサいとかカッコ悪いとかいう体裁なんて、もうどうでもいいです。 1980年代のJPOPで、個人的に強烈にフラッシュバックする楽曲をシェアします。 なんというか、ユーミンとかサザンとかいうのは、あらゆる曲がフラッシュバックするから挙げだしたらキリがありません。。 したがって、ミュージシャン各1曲ずつで行きます。ユーミン・サザン辺りに関しては象徴的な曲を紹介しておきます。 今回リストアップするにあたっては、

ポートピア'81 に連動した楽曲

寝る前にまったりしています。 なにげに万博とかの動画を眺めていて・・そうそう神戸にはポートピア'81があったなあと思い、その頃に連動した楽曲があったなあと。 こんな記事を書いている方もいます。 というわけで、僕が覚えている楽曲をシェアしておやすみなさいって感じです。 ゴダイゴ "ポートピア"オフィシャルテーマでした。 矢野顕子 "春咲小紅"「春先、神戸に見に来てね」という意味 松任谷由実 "タワーサイドメモリー"ここでいうモノレールはポートライナーのことです。 地元

中村鋭一 "阪神タイガースの歌"

今朝のNHK「アナザーストーリーズ」で1985年の阪神タイガース優勝秘話をやっていました。関西だけでしょうか。Twitterを見ていると全国放送では違う番組のようでした。 85年の阪神タイガース優勝の頃は、覚えています。 僕は野球ファンではないし、小学生の頃は近所のみんなが阪神ファンだったから一緒になって応援していたけど、基本的に野球を見ない人です。 でも85年のシーズンは見たような気がします。 うちの親父が野球を見なかったので、テレビは基本的には野球NGでした。 親父

松任谷由実 "LOVE WARS"

松任谷由実のアルバムの中では、かなりお気に入りの方です。 他には「昨晩お会いしましょう」や「SEASONS COLOURS -秋冬撰曲集-」なんかも好きです。 でも昔と今とで、音楽の好みも変わってきているから、他にも好きなアルバムはあるかもしれませんね。とりあえず現在スマホに入れているアルバムから選びました。 LOVE WARS1989年11月リリースアルバム 東芝EMI 80年代後半のイケイケの頃のアルバムですね。 "WANDERERS" が意外にも長く楽しめています

全曲覚えていた MALTA "SPARKLING"

たまたま聴いて思い出したのですが、1986年にサックス奏者の MALTA が "SPARKLING" というアルバムを発表したんですよ。MALTA がブームで、テレビでも見ました。 その後、あまりお目にかかれなくなり、僕個人的にもすっかり遠ざかっていたのですね。でも MALTA さんは今日までずっと活動されています。 だから、改めて最近の曲も聴いてみたいと思いました。 SPARKLINGで、このアルバムを YouTube で聴いてみたら、全曲、覚えてました!😯 自分でもび

角松敏生 "T's BALLAD"

以前どこかの記事で書いたような気がしていましたが、こちらの記事に "STILL I'M IN LOVE WITH YOU" について書いていたのでした。 "T's BALLAD" は、レコード盤が1985年、翌年の1986年にCD盤がリリースされました。 僕はCDの方しか知らなかったのですが、レコードでは "IT'S HARD TO SAY GOOD-BYE" が入っていないそうですね。 T's BALLAD (CD収録曲)OVERTURE STILL I'M IN LO

中村雅俊の80年代/想い出のクリフサイド・ホテル

個人的に学生時代から社会人3年目ぐらいまでは人生で最もエモーショナルな季節でした。 とくに1986年は就職のために上京した年で、バブルの真ん中で、音楽の世界でもさまざまなヒット曲が生まれました。 見るもの聴くものすべてが新鮮で、情報量としては目まぐるしいものがあったと思います。 中村雅俊中村雅俊が俳優としてデビューした頃は、僕はまだ小学生だったかもしれません。1970年代でした。 「俺たちの旅」を始めとする俺たちシリーズや「われら青春」など、青春ドラマのヒーローでした。ドラ

REBECCA "フレンズ"

1980年代、女性ボーカルのロックと言えばプリプリかレベッカか、みたいな感じがありましたが個人的な主観でしょうか。 それでレベッカは当時はあまり関心が無かったのですが、大学の卒業研究でゼミの隣のグループに熱烈なレベッカファンがいて、ラジカセでひたすら曲を流しながら実験していた(笑)ので、否応なく耳に入っていました。 考えたら卒研でそんなことして良かったのかな?というのはありましたが、カリキュラムではないし、講義が終わったらみんなゼミの実験室に来てゴソゴソやってたし、追い込

体験的スキーナウ OP/ED 1986-1991

1980年代から90年代にかけてテレビ東京で深夜に放映されていたSKINOW(スキーナウ)ですが、概要を知りたい方は Wikipedia を参照してください。 オープニング&エンディング曲僕は1986年からスキーを始めたので、86年のスキーナウはとても印象に残っています。また、翌年の1987年11月には映画「私をスキーに連れてって」が公開されて、スキーブームが一気に加熱しました。 個人的には1990年かもしくは91年のシーズンまでは関東にいて、毎シーズン欠かさずスキーに行

Cheap Trick "Mighty Wings"

いま「トップガン マーヴェリック」が上映中ですね。 前作の「トップガン」は見たのですが、聞くところによると、今回の「トップガン マーヴェリック」も前作へのオマージュがかなり入っているらしくて、前のを見ている人が見ると特に感動するそうです。 音楽については、前回の主題歌であった Kenny Loggins(ケニー・ロギンス)の "Danger Zone" もどこかで使われているらしいですが。 ということで、ここでは前作のサントラにしか入っていない Cheap Trick(チ