物ではなく空気を

どうも表現する人、KenTaです。

唐突ですが、自分が表現したいのは物ではなく
空気なんですよね。

そんなお話です。

自分の好きなものをよく考えるとそれ自体が好きなのではないと感じます。そのものから出ている空気なのです。

ここの周りはこの空気、こっちはこの空気、
それらを馴染ませることで空気を充満させていきます。そうして空気の濃度を上げていくとやっと何かが相手に伝わると思っています。

なので、一つのものを作る事がゴールではありません。そこの周りの空気を感じ、またものを作り空気を感じを繰り返します。そこから似たような空気から馴染ませ充満させて濃度を上げていきます。

もちろん空気というものは目に見えないものですし一言では表せられないものです。なので空気を意識しすぎると何も出来なくなってしまいます。Don't think! feel. と言うためにたくさんThink
しますしFeelもしますしCreateもします。

大事なことは空気を作るためにものを作ってはいるが空気のためにものを作っているわけではないという事です。

逆に、がむしゃらにものを作ったり、練習していても空気を考えないとゴルフボールもシャトルも綺麗には飛びません。


LIVEではさらに空気を感じて作っていきます。
常に相手との即興のセッションなので緊張感もありますが楽しいです。まずはこちらが先手をうち相手の出方を見る、そこから相手の空気を感じ馴染ませ新しい空気を作る。自分のLIVEでは無音を恐怖に感じません。なぜなら無音は空気を作るためでもありますし空気を入れ替えるためでもあります。あと何より自分を整えるためでもあります。そうすると相手も空気を感じ取りさらに入り込んで貰えるという訳です。

時には人が、時にはものが空気を互いに打ち合い
新しい空気を作る。つまりエアバトミントンを極めましょうというお話でした。

                                                                       KenTa

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