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「本当の幸せとは?」MBさん&Ryotaさんの対談を聞きに行った感想

「本当の幸せとは?」

本日4月29日(土)、表参道のMeeaT CAFE(MBさんらが運営)にて「本当の幸せとは?」というMBさんとRyotaさんの対談を聞きに行きました。私は2人とも発信している情報を追っていること、テーマが「幸せ」で2人の仕事内容や過去からHSP及び心の病経験者向けの内容であるだろうことから即申し込みました。お値段1ドリンクと軽食つき(メロンパン1個でした)で3000円と私でも手を出せるお値段だったのも大きいです。

私のお二人との関わり
MBさん
・キャリア、転職本をよく読むので「幸せに働こう」という著書から知った
・Voicy多分2021年5月頃から聞き始める。2021年よく聞いたパーソナリティのベスト3に入っていたはず
・有料メルマガ、オンラインサロンに入った(現在経済的理由にて退会済。あくまで退会理由はお財布事情で内容は充実していた)

Ryotaさん
・Youtubeチャンネル登録している。HSPについて語っている人の先駆者的存在で内容もいいので
・HPの記事もほぼ既読

学んだこと、そして自分に照らし合わせてみたので異様に長くなりました。興味ある所だけでも読んでもらえると幸いです。

初心者には厳しい連休中の原宿、表参道

場所はMBさん、プチプラのあやさん、宮永えいとさんが運営しているMeeaT CAFE。表参道、最寄り駅「原宿」。東京に住んで1年半の私。仕事で通勤したエリアは池袋、新宿。その他秋葉原などは趣味から足を運んでいたものの、渋谷、原宿などの東京南部のエリアは行き慣れてない。ただ昨年短期間だけど渋谷勤務となったこと、古着屋巡りで渋谷と原宿は少しだけ散策したことがあるので、まだセーフ。これGWさなかに初めて行ったら迷ったり人混みで参ってたどり着けなかったかも?(駅からまっすぐ歩けばつくから多少大げさだけど、方向音痴の地方出身者に休日昼間の原宿はきつい苦笑)。

原宿駅のトイレも東急プラザ表参道原宿の店内も女子トイレは大行列。これ故郷札幌だと「なんかのライブですか?」状態。これが日常って恐ろしい。あと近くの店ではLINE FRIENDSショップに大行列が出来ていました。え、lineのキャラクターグッズの為に並んでいるの?コナミみたいなゲーセン?確かにlineは普段使うのでキャラもおなじみではあるけど、こんな行列出来るほど人気なんだと驚き。こんなおのぼり度マックスで会場入り。

13:30から会場で14:00から開始。最初に入ったので席は選び放題。せっかく早く入ったから前の席を選びました。私はピアノ弾きでピアノコンサートに行くとやっぱり手が見える位置、つまり前の左側に座るんですよ。そういうのもあって普通は避けられがちな前の席をキープ。もし質問コーナーなんてあったら、即質問しちゃうもんね的スタンス(これは相手がインフルエンサーだからじゃなく、私の気質。職業訓練校でもバンバン質問してました。こういうのは気遅れしないタイプ)。

最初はまばらでしたが、おそらく時間までにはチケット発売数の30人位入っていました。男女比は女性の方が多めかな。MBさんだけならメンズファッション専門なので男性が多そうですが、今回はやはりRyotaさんとの対談。メンタル系の内容のイベントはやはり女性が多いイメージなのでその通りかなと。

いざお2人登場。初めて拝見しました!

さて、時間となりお2人が会場へ。その前にスタッフさんから「本日は対談後、写真やサインなどのふれあいの時間は設けられていません」とのことでした。あればラッキーですが、ないならないで私は即帰宅予定だったのでそれはそれでよし。

お2人の姿を見て一番最初の感想。「2人ともほっそ。小柄」。私は女性の中では背は高め。今ではプラスサイズなので縦にも横にも大きめ。今の20代以下の若者って明らかに細いけれど背は高く手足も長くないですか?つまりスタイルがいい。でもMBさんは40歳だしRyotaさんも30代以上だと思います。そこまで私たち世代とは変わらないのでは。しかし実際は20代以下の若者と同じように細身で驚きました。隣に行く機会があれば明らかに顔の大きさから骨格の細さまでこちらが大きい、太いなぁと感じました笑。

Ryotaさんは黒のジャケット、黒のパンツに白のTシャツスタイル。Youtubeで見ている姿そのままの絶対優しい人とわかる柔らかい雰囲気。動画と全くイメージが変わりません。

一方、MBさん。最近は人の容姿についてはけなすのはもちろん褒めるのも避けるべきという風潮も聞きます(アメリカとかはそうだそう)。ですが、ここは私が感じた感想(褒める)を正直に。私のMBさんのイメージはやはり「優しい」。Voicyやオンラインサロンでも人の相談に真摯に回答してくださることからのイメージです。しかし「チャ、チャラ(以下略 チャラ~ヘッチャラ~♪」これはやはり服のイメージが大きいです。

ヘアスタイルは最近パーマをかけたそうです。上下ともオーバーサイズ。シャツ(ブルー?デニムかな、最初に脱ぐ)、白ロングダボTシャツ、ルーズな黒パンツ。ピアス、バングル、マスクチェーンらはシルバー。ご自身のブランドでも扱ってますしね。ネックレスはパールにペンダントトップはヴァレンチノでしょうか金のVマーク。これMBさんとも対談したことがある、女性のファッションブロガー、私も本を持っているミランダかあちゃんがパールで確かコムデギャルソンのペンダントトップ(ミキモトとのコラボだそう)というのと雰囲気そっくりでした。パール好きとしては可愛いなと思いました。靴は黒の革靴。

似ている人として即オレンジレンジのYAMATOさんを連想しました。またはイエス・キリスト。ふざけていませんよ。「聖☆おにいさん」はすでに実写化されていますが、別配役になるならMBさんキリスト役出来るのではという印象です。いろんなプロフ画像ではわからなかったのですが、目がぱっちり二重でくりくりで驚きました。とにかくRyotaさんがイメージ通りだったのと真逆でMBさんはプロフ画像も動画も見たことありますが、どちらともイメージが全く異なりました。実際お会いしないとわからないことってあるものです。

普段話すのが仕事のMBさんと、聞くことが仕事のRyotaさん

さて対談開始。前半30分はそれぞれの媒体でも配信されるっぽいですね。MBさんはVoicy向け録音でしょうか、Ryotaさんはインスタライブのようです。残り30分は今日来た人だけってことでしょうか。

会話のリードは始終MBさん。この対談どちらがメインってことはなさげ、それぞれメルマガを配信しているまぐまぐ主催です。私はMBさんがVoicyで告知して知って申込。なんとなく普段の配信からもMBさんが会話を引っ張っていくのは予想通りでした。途中MBさんも「自分ばかり話してしまって」というとRyotaさんは「普段聞き役なので」と。対するMBさんは「そういえば。自分は普段話すのが仕事なので」と仰った通り、それぞれの普段の仕事そのままの流れでした。

HSPは個性、特性であり病気ではない


最初の話題はRyotaさんが扱っているHSPについて軽く説明。するとMBさんがHSPのことを最初「病気」と発言。HSPは病気ではないのでここは訂正して欲しいと感じていたらRyotaさんがきっちり「病気じゃなくて個性です」と言ったのでほっとしました。MBさんもそれに納得していました。「繊細さん=HSP」って一気に広まりました。私もこの概念から自分はHSS型HSPと知り、ある意味楽にはなりました。でも病気ではありません。病気かどうかは線引きが必要です。精神病の定義は世界的に決まった基準があります。働くときに心の病気及び障害の場合は「配慮をお願いします」という主張はありですが、「HSPなので配慮して下さい」は少し違うかなと思います。これは強く主張したい。免罪符的にHSPを持ち出すのは良くないです。私自身気を付けています。

前半は無料配信されるようなので内容をざっと書きます。テーマである「幸せとは」に関してMBさんがRyotaさんにまず質問。Ryotaさんは「継続した安定、好きなことが出来る」という定義を述べました(記録してないのでもちろんうろ覚えです。正確な内容は無料配信でご確認を)。これは普段からRyotaさんの配信を聞いていると頷きの内容です。私もHSS型HSPです。この気質の影響だと思いますが、私は安定して勤続出来ません。それはつまり経済的安定を得られないことを意味します。実際私は今でも明日の家賃とか光熱費の支払いにすらおびえています。経済的に安定した生活を送りたい。これはHSPの人、大きい枠だと心の病気の人もそうですけれど、私はどちらにも属するのでこの定義には納得です。

講演では普段泣かない男性でも泣いている人が多いというMBさん。その意味がわかった

Ryotaさんの回答に対してMBさん。MBさんは過去パニック発作で苦しんだことを発信にて公表しています。この告白からMBさんをより身近に感じました。私も過去心の病気の中でパニック障害も持っていたので。そして同じ苦しみ経験者がやはり発信を追っていると思います。もちろんファッション好きな健康なメンズがMBさんファンの中では一番多いのでしょうが。

「幸せとは何か」の回答のMBさんの自己紹介としての過去話。「かつてはみんなが普通にできるのに自分が出来ないことで苦しかった。障害を治そう、過去の状態に戻ろうと悩んだ。でもある時医師に”障害を持っているのも含めてあなたなんだよ”と言われて楽になった」
このエピソードはすでにVoicyで全く同じことを聞いたことがあります。でも直接ご本人から改めて聞くと更に深く胸に響きました。正直私はこれだけで涙が出そうでした。ああ、MBさんがよく「僕の講演では泣く人が多い。普段泣かないように自制している男性でさえも泣いているんです」と言っていたのはこのことかと。

実際私自身が病気になった後目標が「また普通の人のように社会復帰して働いてお金を稼いで生活する」でした。今でもそうです。でも出来ない。だから悩む。MBさんいわく「弱さも出来ないことも受け入れる。それはある意味諦めと似ているかもしれない。でも出来ないことを認めて受け入れたからこそ、出来ることに集中できる」というのはRyotaさんもMBさんの回答を聞いて同じことを仰っていました。

私はMBさんのオンラインサロンに(まで)入っていた身です。MBさんの考え方とかはつかんでいるつもりです。MBさんはよく「直接会える機会に会いに行こう、話を聞きに行こう。なんなら質問とかできるならしよう」と強く主張していました。当時サロン会員の時多くのイベントはメンズファッション向けのものでしたし、そもそもコロナでイベント自体少なかったのでMBさんに直接お会いする機会は得にくかったです。でも今回この私ですらも手が届く価格での対談。東京在住だからこそ有名人に会いやすい。こういうことだったんだとMBさんが言っていたことが、多くのインフルエンサーたちが良く使う言葉でいうところの「腹落ち」しました。

人生の中で長時間を占める「仕事」について。転職してもいいし、辞めてもいい

今回のテーマの「幸せについて」、MBさんが「僕はやっぱり人生の中で長い時間を占める”仕事”の側面から考えたいということで、仕事と幸せ、不幸せについての話となりました。まとめると「今の仕事が辛いなら転職してもいいし、辞めてもいい(無職になるという意味)」。無職になったら沖縄にいってさとうきび畑に行けばなんとかなるというエピソードも過去の配信ですでに聞いたことがあります。そう、基本MBさんの今日の話はほぼVoicyなどの発信媒体にて出てきたことです。それでも直接ご本人から聞くことでより心に響くというのは今回の大きな学びでした。

私は転職、退職は逆にし過ぎてある意味慣れているとさえ言えるタイプですが、今日会場に来た人でこの話で救われる人は多いと思います。実際問題無一文だからと女性は誰かの家に転がり込むのは男性と違って難易度が高めではあります。自意識過剰と思われても老人、年配と呼ばれる年齢でも女性が暴行されたという事件の話も聞きます。それは置いておいて逃げ恥じゃないですが、合わない場所からは離れる、逃げることも必要です。

人間関係の話も出ました。「出来るだけ悩みの元の人から離れる」ことに関して、Ryotaさんは「上司や家族など離れにくい人もいる」と言うと、MBさんは「でも実際意外と離れられますよ」と。これは私も同意。会社は転職すればいいだろし、家族に関して私は実家を出て絶縁しました。自分を脅かす環境、人からは離れた方がいいです。本当に。

最期の時に「やりたいことが出来なかった」と後悔しないように生きる

後半の内容は会場の人のみの特典なので詳細は省きますが、結論としては上記の内容で対談は終了しました。これは自己啓発本を読んでいたら多くの本でも書かれていますし、ジョブズの伝説のスピーチでも言われています。対談は1時間。私も冒頭ですでに涙が出そうになりましたが、涙が出そうで鼻をすする音が絶えず聞こえてたので、何かしら会場の人たちは胸に刺さって泣きそうになっていたのだと思います。

ではせっかく聞いたこの話をどう自分の人生に落とし込むか。やりたいけどまだやっていないことをいかに現実にしていくか、ここを考えようと思いました。私は思い描いている夢の一つ「塾やフリースクールを作りたい」ということに対して「お金がない」ので前に進めないでいます。
・勤続出来ない→安定収入が得られない
・じゃあ雇われじゃなく個人でやる→集客などでうまくいかない、経済的余裕全くなし→融資は無理
・パートなどの非正規の収入のみでは厳しい
・クラウドファンディング利用は相談まではした→もう一度相談すべく内容をまとめてみるか
これが現状。正社員勤務していた人が同じ夢を叶えた話を聞くとうらやましさと同時に妬みも感じます。醜いですがそれが正直な気持ちです。それでも出来ることからやるしかないかなと感じました。

またMBさんは弱さもすべてさらけ出したら楽になったとも仰っていました。私は過去noteに心の病気について記事をたくさん書いていました。でもどこかに雇われることを意識したら、もし採用担当者にそれらを読まれたらマイナスになるだろう、不採用の材料になりそうだと感じたので今は非公開または削除しました。特に正社員採用の場合、過去精神科通院歴があるかを入社前に探る企業は増えています。私は普段隠していますし、後から明かすと嫌な顔をした経営者もいました。まだまだダイバーシティといいつつ現状はこうです。
逆の立場でいうと、私の塾長時代によく遅刻するが、講師経験もあり戦力にはなるアルバイト講師がいました。こういう人材は非常に扱いが難しいです。仕事は出来るのでまかせたいが、何しろ授業直前に来ない。これ、過去の通院しながら勤務していた私の姿にそっくりです。結果私はやんわりと退職を勧められたり、外資系だと即首になったりしました。日本の企業は仕事が出来る勤怠悪い社員より、仕事はそこそこかやや出来なくても勤怠を守る人が好まれます。なのでそういう過去も公開することでプラスになるのか。それは自分のやりたいことと比較して自己開示の範囲を改めて考えようと思います。

私はMBさんのサロンが初めてのオンラインサロン加入でした。こちらの体験談は別記事に書こうと思います。

Ryotaさんのお人柄とまとめ

MBさんの話が多くなりましたが、RyotaさんはMBさんの話を聞いて笑った時、マスクから見える目元の笑いじわだけでも、本当に優しそうなお人柄だなと感じました。Ryotaさんの動画やHPも見ているので、Ryotaさんの経歴、工場勤務していたなども当然知っています。勤続出来ない悩み持ちのHSPさん向けに転職サイトを紹介するなどご自身も苦しんだことからくる理解ある活動もさかんです。
願わくばもう少しHSS型HSPについての記事や配信が増えると嬉しいです。HSPとHSSってある意味真逆の性質です。真逆であるがゆえにHSS型HSPは単独HSPより生きにくいと思います。心の病気でいうと、一概に比較は出来ませんが、鬱病より双極性障害の方がよりシビアです。ずっと沈んでいるだけよりベリーハイアンドベリーローを繰り返すのは本人もしんどいからです。世界基準から見ても鬱病より双極性障害の方が病気としては重くみられます。障害年金の審査結果から見てもこれは明らかです。個人的に双極性障害の人は気質としてはHSS型HSPなのかなという疑問を持っています。この辺のことは専門家じゃないとわからない分野ではありますが。

MBさんは普段のVoicy配信からわかりますが、本当に論理的な考え方の持ち主で非常にトークがお上手でした。人を引き込むのがうまい。ジョークとして友達のホリエモンに関するエピソードを言って私も会場の人も笑いました。良く通る声、場に応じた話題の提供などMBさんがもし講演を引き受けるとしたら普通3桁頂くというのもうなずけました。

今回MBさんとRyotaさんのどちらの情報発信も追っている身としては「なんて俺得」なイベントでした。インフルエンサーに直接会うというのは刺激的な経験でした。今後も情報を追いつつ、自分の中でやりたい私からのアウトプットももっと力を入れたり、夢に向かって行動しようと思います。

今回noteのテーマに照らし合わせると「初めて関東に来てインフルエンサーに直接会った」「休日の、しかもGW連休中の昼間に不慣れな原宿という敷居高い所へ出かける」という初めてづくしなので「ゴールデンウィークにやってみた」に投稿します。

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