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「勝敗はおまえ次第だ」といわれた中3最後の試合

お題に従い部活の話を書きます。私は中高大と運動部でした。中学時代は女子バレーボール部でした。ハードでしたが、きちんと3年間続けました。出来たら学生時代、集団スポーツをしてみるのはアリではないかと思います。

個人的にはバスケットボール部に入りたかったです。小学生時代、休み時間によくバスケしてました。謎の自己啓発的事象ですが、「絶対入る」と信じてロングシュートを打ちまくっていたのですが、それが本当に入り、バスケ得意の称号を得てました。

しかし同じクラスで小学時代から友達の子はバレー部にすると。女子は特に学生時代は、やはりグループ行動しないと不安になる生き物ですので笑、友達と同じバレー部にしました。

私の中学には男子バレー部がありませんでした。そして女子も私の学年はギリギリ6人です。先輩はたくさんいました。

当時はリベロなどのルールはなし。正直いうと、私はルール自体よくわかっていませんでした笑。いや、ルールはわかっていましたが、そのポジションごとの動きがわからなかった。

最初はバレーのこと知らないだろう女性教師が顧問で、弱かったです。しかし私達の代に熱血男子教師が顧問となりました。坂本という名字からあだ名は九(単純)。そこからはまさに「アタックNo.1」のようなハードな様相に。

きついレシーブ練習では友達はコーチの叱責?の言葉に泣いたりもしていました。しかし私は泣くことはありませんでした。かえって泣くなんて弱いなとすら思っていました。当時は自分はメンタル強いと信じていました(将来心の病気になるというのに。)

スパルタではありますが、競技スポーツなので楽なことはないのではと思います。叩かれるとかの体罰はありませんでした。でも私が上履きを忘れたら、罰で冬のグラウンドを、1人歩くスキー(ノルディックスキーのこと)で十周といわれたときは、ちょっとやりすぎじゃないのと思いましたが。

バレーをやるならみなさんはどのポジションやりたいですか。私は当然?アタッカーです。やっぱり最後バシッと決めるエース、カッコいいじゃないですか。しかし背が高く運動神経抜群の子がアタッカーでした。

私は運動は人並みにはできましたが、スポーツ万能タイプでもない。スパイクも特にうまくありません。サーブはまあまあ、セッターは最初から無理だと思っていました。試合を組み立てる頭がない。

私たちが中3になる頃、ガチヤンキー?のリカちゃんが転校してきます。当時の不良ですが、そのスパイクは重く鋭く、この子がエースなら私達も勝てるのではという逸材でした。

先輩達の引退後、元々中3は私達6人なのでそのままレギュラーにはなれました。リカちゃんが入ったけど、1人やめた子がいたからです。背が少しばかり人より高かったので、多分今でいう「ミドルブロッカー」のポジションだったと思います。しかし1番苦手なレシーブしてから移動するとか、そこらへんの動きがよくわからない笑。

得点をとるにはやはりまずはサーブレシーブです。多分私がレシーブが下手、でも伸びしろもあるということからか、中体連の前コーチから「俺たちのチームの勝敗はおまえにかかっている!」と言われました。超責任重大じゃないですか!

しかしですね、努力はしましたが、私のレシーブ力は倍増することはありませんでした。人には得意不得意があります。私は当時学年トップクラスの成績でした。でも勉強とは違って、スポーツはやはり運動神経いい子にはかなわないなと、仲間を見ていて悟りました。

そう、この自分に向き不向きを理解するのに、何かしら部活をやるのは有益な体験だと思います。私は「バレーボールの才能はないな。」と感じることができました笑。

とりあえずリカちゃん加入でそれまでよりは勝ち進めました。私もブロックを決めた時の気持ちよさは覚えています。でも結局地区の予選で負けてそのまま引退となりました。

女子の集団スポーツです。人間関係色々あります。ましてイメージ的にも鬼コーチとかスパルタ練習のバレーボール部。それでもウォーミングアップで、体育館ランニングとパス練習は気持ちよくて、ずっとそれをしていたいくらいでした。

世の中社会人になると、「体育会系の弊害」なんかも取り上げられます。多分ひどいところはこれ本当に激しいと思います。それでも多感な10代でハードな集団スポーツを経験しておくのは、その後の人生において何かと役立つのではと今でも思っています(あまりにもひどい部ならすぐにやめた方がいいけれども。)

当時ピアノも習っていました。どちらかというと、ピアノの方が期待されていました。周りからは、つき指するからやめた方がいいともいわれました。でも特に怪我もしなかったし、勉強、部活、ピアノと多分一番なんでも全力投球していた時期です。それは結構自分の中での自信につながっています。

次は高校時代の部活の話に続きます。







#部活の思い出

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