見出し画像

ZOOMって実際どうなの?+その他サービス体験談

コロナの影響でテレワーク、オンラインによる販売やレッスンなど、企業も業務のオンライン化を取り入れるようになってきました。そこで一気に広まったのが「ZOOM」。オンライン会議で一番便利と言われるサービスです。しかし「危険性・脆弱性」があるというニュースも見ます。一体どういうことなのでしょう。

私自身はとある企業のサービスでオンラインミーティングに参加したのが初めてのzoom体験でした。顔出しする人しない人それぞれでした。質問タイムも直接顔出しして発言する質問するいわば旧スタイルから、チャットにて入力し、それを読んだ司会者が回答するという新スタイルもあり。回線により多少の遅延はあるものの、便利なサービスだと感じました。まさにIT時代の新しいサービスです。

私自身今オンラインレッスン・サービスを作成中です。そこでzoomを利用しようと思っていました。zoomは「コロナ特需で大ブーム」という風潮に。しかしいざ実際に利用しようとしたら今度は「zoomは危険だ」「ズームを利用禁止とした○○(企業名や都市名)」「今zoomを使っている企業は危ない。危機管理意識低い」というような記事を見かけるように。

しかしメディアやインフルエンサーが今日も「zoomがすごい」と発信もしています。取り入れようとしている身としてはどうしたらいいのか。私としてはここまで危険だと言われている以上は、他のサービスを利用しようかなと思っています。実際にzoom会議で便利さは体感したものの、安全性に問題があるならどうなのかなと。

そこで他のサービスも検討したい。オンラインでのやり取りといえば、昔からあるのは「スカイプ」ではないでしょうか。それこそネットとパソコンが一般に普及しだした15年以上前からある有名なサービス。しかし無料となると通話や映像が不安定などの不便さもありました。

私が今年体験したのはGoogleのサービスです。「ハングアウト」のビジネス版の「Google meets」を勤めていた塾が取り入れました。古い体質の会社でこの制度を取り入れたことすら画期的でした。当時のIT担当の若いマネージャーがなんとか経営陣を説得して実現したそうです。

Google meetsは主催者側は有料ですが、会議参加者は無料です。自分の持っているGoogleのメールアドレスがあれば利用出来ます。Android、WindowsOS、iOS、MacOSと色々いる使用者も、Googleのメールアドレスは持っていると思うので、ここは便利かと。スカイプは新たにID作成しないといけませんからね。

当時個別オンラインレッスンをスカイプからGoogle meetsに移行作業を進めました。体感としてはスカイプより音声や映像は安定している印象でした。会議参加者も送られてきたURLをクリックするだけで参加できるので、操作は簡単だと思います。ここはzoomも同じやり方です。だからこそ簡単と広まったと思います。

zoomが危険という記事を読むと、代わりにあがるのはこのGoogleのハングアウトなどです。他にもセキュリティ対策が高度にされているサービスはあるようなのでもう少し調べたいです。

ちなみにせっかくGoogle meetsを導入した以前の勤務先の塾ですが、そのITマネージャーはこの春退職しました。正直新しい改革をし始めたばかりだったので驚きました。噂によると他の人から文句を言われたので嫌になって退職したという声が聞こえてきました。その塾は最初は全員営業です。その後実績を出してやっと経営側の方に上がれます。その上に行きたいけれど上がれない特に年配の人達が、若くしてITマネージャーに昇進したその人を妬んでのことでしょう。

古い会社あるあるです。経営陣のおじさん連中はこういう新しい時代の新しい機能を理解出来ないのだと思います。せっかく新機能を取り入れた有能な人材を失うとはもったいないことです。それでもまだきちんとコロナ対策でオフラインだった授業を完全にオンライン化して実施しているのはいいことだと思います。多くの塾は昨日書いた記事の通り、HPで対策を表明している所は多くありません。

また受け手側もこういう新しい波に乗れる器がないと難しいです。塾でいうと保護者側です。学習塾の顧客となる保護者の世代はちょうど私と同世代とか少し上下の世代。まだまだこれまでのやり方に固執して、新しいことを取り入れるのに躊躇してしまう年代です。ITリテラシーとかも知らない保護者にオンラインレッスンの有益性を説明してもなかなか伝わらないです。

今私は以前個人契約していた地元の家庭教師のご家庭と、今オンラインレッスンの話を進めています。概要やメリットはLINEの文字だけだとなかなか伝わりませんでした。そこでYouTubeで動画を見てもらうと、やっと伝わりました。「時代はここまできているのですね。」とそれを見た保護者様。

これからの時代の変化において、特にこういう中年以降の世代にいかに理解してもらって利用してもらえるかが、日本企業の本当の変革において重要ではないでしょうか。私自身は好奇心旺盛なミーハー気質、元々ガジェット収集を趣味の一つとしているので、同世代の人よりは思考に柔軟性がある方だと勝手に自負しています。そうじゃないお堅い頭の人は、また経営陣はどう対応していくのか。

私の母は足が悪い障害者でした。スーパーの買い物に行くのも一苦労。しかしながら我が家には車がありませんでした。私は同居時代ネットスーパーを勧めてみましたが、理解してもらえず。電話も携帯電話やPHSを私名義で契約したのを使ってもらったりしてみましたがダメでした。もしネットスーパーも携帯電話を利用できたらとても便利で、生活の質も上がるというのに。高齢者や障害者ほど恩恵を受けられるとは思うのですけどね。

話戻りzoomなどのオンライン会議に使えるアプリサービスについて。未来が不透明な、イメージとしては「北斗の拳」の199X年の荒廃したあの世界みたいな今、変化を恐れずに新しいことをどんどん受け入れて実行出来る柔軟性を持ちたいと思います。

zoomは少し前まではすごい画期的なサービスだともてはやされていた?のに、その数日後、今度は危険だから使用するなという話が出てきて、株が下がったという印象です。そういう感じで世の中昔から今に至るまで、結局のところ本質というのは変わらないのだと思う4月のとある日です。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。

「平家物語」 冒頭。




サポートは主に学びのための本代に使いたいと思います。応援していただけるととても嬉しいです✨