都市型6次産業の実現による空きビル活用【株式会社ジョビア様】
こんにちは!
私たち「EXPO2027事業共創チーム」では、「博覧会での企業・団体連携」を目的として、様々な企業を訪問させていただき、意見交換させて頂いています。
今回は「株式会社ジョビア」様への訪問時の内容を記事とさせていただきます。
企業訪問先概要
今回訪問した「株式会社ジョビア」様は、デパートなどの販売職への職業紹介/人材派遣にて60年超の業歴を誇る企業です。コロナ禍での所有ビルへの本社移転や、所有ビルの空きテナント増加、登録スタッフの人材活用を目的に新たに都市型6次産業プロジェクト「SustainuS(サステナス)」をスタートさせました。
※6次産業化とは?
都市型6次産業プロジェクト「SustainuS(サステナス)」
「SustainuS(サステナス)」とは、「sustain(維持する・元気づける)」と「us(私たち)」を組み合わせた、「株式会社ジョビア」様が作成した造語です。プロジェクト名には、コロナ禍で大きな痛手を被った企業、労働者、そしてテナント獲得が困難になった老朽化ビルを活かし、持続させるという想いが込められています。
具体的な取り組みとしては、1つのビル内で、農作物の栽培から加工、販売までの全てを担う仕組みとなります。
・3F「SustainuS farm」
LEDを利用し、土を利用しない「水耕栽培」という手法で、レタスやルッコラ、エディブルフラワー(食用花)を栽培。(1次産業/高付加価値の植物生産)
・2F「ICONIC STAGE kitchen」
3Fでの収穫物を、スイーツ等に加工。(2次産業/製造加工業)
・1F「ICONIC STAGE」「ICONIC STAGE Cafe」
ショップおよびカフェで、料理やスイーツとして提供。(3次産業/流通販売業)
このような一気通貫での6次産業への取り組みは、前例のないものであり、「地産地消」を超える「店産店消」と呼ばれているそうです。
今回の訪問では、代表取締役の吉備社長に、本プロジェクトの概要やプロジェクトにかける想いをご説明いただくとともに、ビル内施設をご案内いただきました。どうもありがとうございます!
アクセス
〒221-0822
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川2-9-11 SustainuS
東急東横線「東白楽駅」より徒歩2分
国際園芸博覧会に対するコメント
今回の意見交換を踏まえて、吉備社長より「2027年に開催される園芸博覧会に対する期待」についてコメントいただきましたので、ご紹介いたします。
株式会社ジョビア 吉備社長からのコメント
「園芸が単なる美的文化にとどまらず、現代社会の中でこれまでにない人や街、そして産業との関わりが飛躍的に見直される機会となりうる、国際園芸博覧会。多くの可能性を横浜から世界に発信できることを期待し、横浜の一企業としても応援をしていきたいと思います。」
博覧会コンテンツとしての食体験事業(Farm to Table Street)
今回、私たちがヒアリングをさせていただいた理由の1つとして、博覧会コンテンツにて「食体験事業(Farm to Table Street)」の実現を目指していることが挙げられます。
「身近な食を通じて持続可能な暮らしを提案」をテーマに、企業や農家と皆様と連携しながら、来場者の方に楽しんでもらえるようなコンテンツを提供できるように検討を進める中で、今回訪問させていただきました。
もし少しでもご興味ある企業の方がいらっしゃいましたら、以下アドレスへご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします!
(スパム対策として「@」を「★」に変更して表示いたします)
biz-dev★expo2027yokohama.or.jp