見出し画像

[12/30~01/05] LLM Weekly News by EXPLAZA

今週のLLMニュースです!
新年からLLMについての話題が盛りだくさんです。


NEWS

GPT Storeのリリース

OpenAIは、ChatGPTでアプリを作成できる「GPTs」のアプリを公開できる「GPT Store」を1月第2週に公開します。
自社ブランドにあわせたWebデザイン作成や、チャットベースのサポートシステムなどを簡単に構築できるようになります。

Copilotのスマホアプリ登場

無料でGPT-4が使えます。
Bingを使ってリアルタイムの情報にアクセスして回答を生成できます。

ChatGPTとスプレッドシートの融合 要約・翻訳・文章の書き換え・データ分析が可能に

Numerous.aiは、Googleスプレッドシートの拡張機能としてインストールすることで、ChatGPTの自然言語処理技術を活用した関数を自由に作ることができるサービスです。他のセルに基づいたコンテンツ生成、要約、翻訳、文章の書き換えが可能に。
データ分析や文書作成の時間を大幅に短縮できます。

京都府亀岡市、生成AIサービスの業務利用を1月4日より開始

市役所でChatGPTが利用されます!
下記に活用されるとのこと。今後が楽しみです。
・文章の作成・要約・校正といった内部事務作業の効率化
・事業の企画立案時におけるアイデア出し
・EXCEL関数やVBAなどプログラミング言語の使用補助

【AIが心に抱いている声や思考を読み取る】シドニー工科大学が心を読むAI”DeWave”を発表

シドニー工科大学の研究者は、心を読むAI「DeWave」を発表しました。
これは、無言で思考する人の脳波をデコードしてテキストに変換できる​システム​。
心に抱いている声や思考を読み取ることができるので、脳卒中や麻痺などで話す能力を失った人々のコミュニケーションを支援できる可能性があります。

画像の出典:UTS HAI Research - BrainGPT

ユースケース

明治安田、営業に生成AI 25年度、最適な保険提案

デザイン

AXIS『デザインとAIが生成する未来』

2023年12月28日に発売されたデザイン誌の紹介
デザインやクリエイティビティの視点からAIの現実的な可能性を探りました。「AIとのフレンドリーでフラットな付き合い方」を模索しています。
ファッション・広告業界での昨年の事例から今後の可能性について語られていたり、AIネイティブな会社としてTuring社の話が掲載されています。

社内で年始からワイワイ

何がホンモノで、何がフェイクか

2023年が生成AI元年とされる中、2024年は政治と生成AIが交錯する年になるのではないかと社内で盛り上がりました。
簡単にまとめたのでよかったら読んでください。

2024年は政治と生成AIが交錯する年になる。
理由は政治関係者が自分達の利益のためにフェイクニュースを用いる可能性があるから。
生成AIによって作られたフェイクニュースは発言力を持つ人々を強化させる懸念がある。
つまり発言する人によって真実がねじ曲がってしまう可能性がある。
また生成AIによって作られた画像は、多くの人々にとって区別が難しい。midjourneyレベル3のような技術は、その区別を更に難しくしている。
より一層、情報取得者の真偽の識別が重要になるが、それ以上に仕組みとして、真偽の識別が重要。
そこで注目されているのがサム・アルトマンも推しているWeb3。
Web3はブロックチェーン、暗号通貨、NFT(非代替トークン)を使用して、ユーザーが自分のデータをよりコントロールできるようにすることを目指している。
本物のコンテンツにはブロックチェーン上で認証を、生成AIによるコンテンツには記録を残すことで、フェイクニュースに騙されない仕組みがあるといいよね。

今週のLLMニュースは以上です!


この note が気に入ってくれた方は、
ぜひ「いいね」と「フォロー」をお願いします♪

X(旧Twitter)でも生成 AI や LLM に関する情報を発信してますので、
ぜひ覗いてみてください!
「株式会社エクスプラザ(公式)」アカウント
https://twitter.com/explaza_inc
「生成AI事例集」アカウント
https://twitter.com/GenaiTrend

生成AI事例集


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?