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外国語習得に関しても私は耳が悪い。

私は耳がとても悪い。単語が聞き取れない。

sardinha(イワシ) と  saudade(郷愁、憧憬、思慕) 
イワシという単語を憧憬という意味に使うほど、それほどまでにポルトガル人はイワシを愛してるんだと最近まで思っていた。

Cabo Verde( カーボベルデ共和国)と caldo verde (ポルトガルキャベツスープ)と couve verde (グリーンキャベツ)
なんだかみんな同じに聞こえるので、スープと同じ名前の国だとおもっていた。

日本語の音は単純だ。母音は5つしかないので私はそれ以外の母音が聞き取れない。日本語にない子音も日本人が苦手とするLとRとかVとBどころではなく大量にある。発音は頑張ればできるけれど、まったく聞きわけることができない。息子に「こんなに違う音なのにどうして同じに聞こえるのか」といわれるがだめだ。耳は3歳までと言われるのでもうどうしようもないんだろう。せめて楽器でも習わせていてくれれば音に対して良い耳が育ったろうにと親を恨めしく思った時もあったが、その親ももういない。

最近はなんだか諦めもはやい。