見出し画像

「イベント会場でのオンライン商談」というチャレンジから気づいた、リアルの強みとウェブの強みの掛け合わせ

プレイドのコミュニケーションディレクター川久保 (@kawatake)です。今回はXD編集部の活動ではないですが、あるイベントで偶然気づいたことについて簡単に紹介します。

きっかけは、「リアル空間で行われるイベントでのオンライン商談」です。ちょっと分かりづらいと思うので、写真貼ります。

これはJapan Marketing Weekという東京ビックサイトで開催されるIT関連の見本市におけるKARTEのブースです。通常は、ブース内に商談スペースを作り、その場で来場したお客様と商談ができるようになっています。

しかし、現在は対面で説明をすると飛沫感染による感染症の感染リスクがあります。そのため、イベントの会場には、4つのモニターと椅子だけを用意し、イベント会場のお客様との商談はオンライン会議越しに行うという形式です。

感染症への感染リスクを最大限に下げるために企画したブースですが、実際に会場に行ってその様子を見てみると、あることに気づきました。

それは、偶然の出会いに向いているリアルの強みと、効率的に説明できるウェブの強みを組み合わせた新しい形式なのではないかということです。

EXPO、見本市などの会場ではブースを色々と回ると、全く知らなかった製品やサービスと出会うことが多くあり、一度に多くの情報を得たり、偶然知らなかったものと出会える魅力があります。

ここは、なかなかウェブでは代替しづらい魅力です。

一方、ウェブの強みは、目的を効率的に遂行できる部分です。対面の説明の場合、オンライン会議でやってもそれほど変わらないというのはこの数ヶ月で多くの方が体験されたことではないでしょうか。

リアルで偶然の出会いを求め、ウェブで効率的に商談を済ませる。

効率性という観点では、ブースに来場していただけるお客様だけではなく、説明をする側のほうがメリットが大きいかもしれません。会場への移動の時間、お客様が来場しない待機時間など、説明側からすると多くの無駄がオンライン越しに説明をすることで解消されます。

会場での音の問題など、もちろん最高に素晴らしい体験とは言いづらい課題もありますが、やってみると意外な気づきもあるものです。

こうやってリアルとウェブのお互いの良さを混ぜる体験が今後増えていきそうだなと思ったブース体験でした。

こんな体験ですという短い動画も置いておきます。

こちらのブースは9月4日(金)まで体験できますので、来場予定の方は、東京ビックサイト南棟4階のKARTEブースまでぜひお越しください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?